予想外の乱入者に、繋がったまま沈黙するマルクとグレア。そんな彼らの気も余所に、ローレットは平然とした様子でベッドへと歩み寄ってきた。
「ろ、ローレットさん……どうして、ここに……?」
「なぁに、発情した雌犬の匂いを感じたのでな。よもやと思い追ってみると……案の定といったところだ」
ローレットはベッドに乗ると、物珍しそうにマルクとグレアを見下ろした。
「ほう……なかなか良い趣向だな、駄犬。このようなマルクも……ふふっ、そそるものがある」
「て、テメェ……何が言いたい?何が望みだ?」
本当ならば、マルクはお客を取らない日。それを破って強行に及んだとなれば、何かしら罰が与えられるのは確実だろう。
その罰により、マルクと引き離されることを何より恐れるグレアは、彼を離すまいと抱き締めながらキッとローレットを睨み付けた。
「ふっ……私の望みだと?いいだろう、頭と下の弛い発情犬に教えてやる。私の望みはーーー」
緊張に固まるマルク達の目の前で、おもむろに、服に手を掛けるローレット。直後、何一つ躊躇うことなく力任せにそれを破り捨てた。
「私も、そこに混ぜろーーーッ!!」
「ちょ、待てお前……うおぉおおッ!?」
「うわぁああッ!?」
全裸で飛び掛かってきたローレットに押し潰されて悲鳴を上げるマルクとグレア。特に、マルクはいろいろと豊満な二人の体重を小柄の身体で受け止め、泣きそうな表情を浮かべている。
「て、テメェバカか!?ここは普通クラウディアにバラすところじゃねぇのかよ!」
「そんな勿体無いことができるか。来る日も来る日もあの女に何かしら用事を言い付けられ、マルクとはずいぶん御無沙汰でな。この機を逃す手はないだろう」
「で、でもローレットさん、もし見付かったら怒られますよ!」
「その辺は心配不要だ。あの女ならば酔い潰して旦那に預けてきた。今頃向こうも逢瀬を楽しんでいるのではないか?」
なんという用意周到さ。仮にグレアにその気が無かったとしても、元からマルクの寝込みを襲うつもりだったのかもしれない。
そんな思考を巡らせるマルクにローレットはグレアの肩口から顔を覗かせ、手を伸ばすとそっと指先で彼の頬を撫でた。
「まぁ、そういうわけだ。もう少し頑張ってもらうぞ、マルク」
「……はい」
ここまで想われて、一体誰が拒絶できようか。マルクは苦笑いを浮かべながら、頷いてみせた。
「お、おい……本当に、この体勢でヤんのか?」
やはり、このような展開は初めてなのだろう。不安そうな言葉を呟きながら、グレアはローレットを見下ろした。
現在の状況を簡単に説明すると、ローレットが下、マルクが中、グレアが上。ローレットの腰の下に敷かれた枕と毛布によって高さが調節され、ちょうど膝立ちしたグレアの腰の位置にマルクの腰、そしてマルクの腰がローレットの腰に合わせられた体勢である。
「仕方あるまい。どこぞの駄犬のおかげで、マルクが腰が立たんと言うのだからな。責任を取るのは当然だろう」
「す、すみません、グレアさん……」
「ああ、マルクは気にすんな。アタシのせいみたいなもんだからな。だがよ……テメェの態度はもう少しなんとかならねぇか?」
さんざん駄犬呼ばわりされて、さすがのグレアもお冠の御様子。睨み合うグレアとローレットに挟まれ、マルクも戦々恐々といった様子である。
「はっ、他人様の男に噛み付く駄犬には妥当な態度だろう?マルクと私の逢瀬に加えてやるだけありがたく思うのだな」
「おいコラ、マルクが誰の男だって?それに、加えてやったのはこっちだろうが。お情けで入れてやったんだよ」
「さぁて、なんのことやら。私はマルクと楽しむだけだからな。その後ろの駄犬など、初めから眼中になどない」
「言ったな、テメェ……泣くまでよがらせてやるから覚悟しろよ」
「ケモノごときにそれが出来るのか見物だな。もっとも、私が気をやる前に、駄犬の種が無くなりそうだが」
「ち、ちょっと二人とも……」
何やら雲行きが妖しくなってきたが、二人の仲裁に入るマルク。しかし、前と後ろ、同時に肩を掴まれた。
「マルク、さっさとその駄犬から搾り取ってしまえ。その後はゆっくりと、私がお前の相手をしてやろう」
「しっかり腰に力入れてろよ、マルク。アタシが腰を使ってやるから、その女泣かせちまえ」
「あ、あのっ、二人とも!?なんだか僕ばっかり損な役回りのような……」
「んじゃ、いくぜぇ……」
マルクの嘆きも虚しく、ピタリと菊門にグレアの猛る怒張が押し付けられ、ローレットの手によってマルクのペニスが彼女の秘裂に狙いを定めた。
さすがのマルクも、ちょっとした恐怖から冷や汗が額に滲んだ。
「ぐ、グレアさん、もう少しだけ、待っ……ぅあああッ!」
グレア
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