暗い室内を蝋燭の小さな灯りが照らしている。
「……」
部屋の中央には裾を絞ったローブのような暗緑色の服を見に纏った男が立っており、その足元には――――
「……」
首の無い騎士の死体が横たわっていた。
十角七尾の冒涜的な獣の紋章が刻まれた鎧は良く見れば女性用の物であり、華美な装飾から実戦を行う兵士ではなく指揮官の鎧である事が見て取れる。
しかも外見のみならず機能性や実用性も追及されており、間接の可動部に用いられているパーツの数などから考えて貴族が特注で作った鎧である事は間違いなかった。
「……」
ジジッと蝋燭が揺れ、男は死体の検分を終えてしゃがみ込む。胴体の横に膝を突き、女騎士の亡骸から鎧を剥がし始めた。
まず腰に巻かれた革のベルトを外し、貫頭衣状のサーコートを脱がせる。そして露わになった鎧の接合部に指先を伸ばし、それぞれのパーツを結び付けている紐や鋲を取り去った。
「……」
そのまま蟹の殻を剥くように装甲をバラバラにして行く。肩当て(ポールドロン)、喉当て(ゴルゲット)、胸甲(キュイラス)、腕甲(ヴァンブレイス)、篭手(ガントレット)、草擦り(キュレット)。
「……すぅ」
瞬く間に男は鎧下(ギャンベソン)まで辿り着くと、そこで一度手を止めて息を吸う。蝋燭に練り込まれた麝香(ムスク)の香りが鼻の奥まで届き、男は嗜虐的な笑みを浮かべた。
「く、はは」
微かに笑い声を上げながら何重にも重ねられた亜麻布(リネン)の服に手を掛け、力を篭める。すると驚異的な事に指先の力だけでビリビリと服が裂け、その下に隠されていた柔肌がさらけ出された。
ぴったりと身体のラインに沿う形で造られていた胸甲からも分かっていた事だがその双丘は体躯に見合わぬ大きさであり、窮屈で堅い布の拘束から解き放たれた事によりその弾力性を遺憾なく発揮して男の眼前にまろび出る。
「……ふ」
男は腰帯を外して上半身の衣服を脱ぎ去った。暗闇の中に現れたその肉体は一分の隙もなく鍛え上げられており、鋼の如き威容を誇っている。
灰色の髪に鳶色の瞳、約6フィート(約180cm)の身長、その男は名をロー・アダムス]V世と言った。
「……」
アダムスは死体の肌を舌でなぞり、柔らかな胸を両手に収める。掌の中でムニュムニュと形を変える冷たい乳房の感触を楽しみ、その先端を口の中に含み転がした。
仄かに甘い香りを喉で感じながら淡く色付いた乳輪をねぶり、唇だけで乳首を挟んでは弾くと言う動作を繰り返す。もう片方の乳首は厳しい修練で堅く筋張った指の間に挟み、擦り合わせるようにして愛撫していた。
「……っは」
アダムスは女の胸から顔を離すと、今度は下半身へと手を伸ばす。鎧下と同様に馬乗袴(キュロット)も引き裂かれ、ムチムチとした太腿が絨毯の上で蝋燭の灯りに照らされた。
「……」
残された黒のショーツと血の気のない青白い肌とのコントラストが薄暗い部屋の中でくっきりと浮かび上がる。脚甲(グリーブ)と鉄靴(ソルレット)を残したまま片足からスルスルとショーツを下ろし、秘処を外気へとさらけ出した。
恥毛のない処女地めいたそこは瞼のようにぴったりと閉じられており、豊かに発達した肢体とのアンバランスな少女性は見る者の劣情を掻き立てる。
「……」
アダムスは小さな皮袋を取り出すと、袋の口を開けて中に入れていた透明な液体を手の上に垂らした。
透明な液体の正体は植物由来のローションであり、そのままでは濡れる事のない死体を辱める為の潤滑液である。
ヌルヌルとしたそれを指に絡め、まずは秘貝の入り口をなぞる。綺麗な割れ目を武骨な人差し指で丹念に擦り上げ、頃合を見て膣内へと侵入を果たした。
意外な程に容易く指を受け入れた肉洞へと追加で中指、そして薬指までもが押し入る。鍛える過程で拳ダコの出来たアダムスの指は凹凸に富み、僅かなストロークで膣肉を柔らかく解き解した。
「……」
アダムスは腰紐を緩めて自身の剛直を抜き放ち、ローションをまぶす。指を引き抜けばすぐまた元の一本筋へと戻ってしまう秘肉を二本の指で押し広げ、鋼鉄製の棍を想起させる程に張り詰めたそれを構えた。
クチュリと粘液が音を立て、男根がヌルリと女陰へと飲み込まれる。
冷えた肉の間を掻き分けて進むペニスには生きた人間相手では味わえない感触が纏わり付き、生々しい死と生の入り混じった悦楽が襲い掛かった。
「ぐッ……!」
アダムスの視界が赤く色付く。死の記憶。闘争の記憶。周囲は血溜まりになり、鼻孔には鉄錆の臭いが感じられる。全身の血流が勢いを増し、脳内ではアドレナリンが分泌された。
「――がぁぁあ!!」
獣の咆哮にも似た声を上げながらアダムスは荒々しく抽送運動を行い、死体を掻き抱いてその狂おしい熱情を目の前の
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