ショートショートなリザードマンとの会話

ー紹介ー

「エロといえばこの私、こんにちは、ヴァル・ルガーだ!」

「帰れ。」

「いやいや、一概に「帰れ」という単語だけで済ますのはいただけないな、先輩。
もっと一捻り…いや、八捻りくらいは欲しいところだ。」

「お前の尻尾を捻ってやろうか」

「してくれるのか!?」

「ごめんしない。」


ー筋書きー

「時に先輩。」

「なんだよ。」

「筋、とは、なかなかエロい単語ではないか?」

「僕にあらすじを言わせてくれ!」


ーリザードマンー

「お前、誇り高き戦士、みたいなイメージがあるよな。」

「うむ、私以外でもリザードマン種は誇り高いぞ。」

「誇り高いっつーのは、なんだろうな、強敵が目の前に立ちはだかっても決して屈しないとかか?」

「立ち裸る!?」

「漢字が違う!!」


ー人間ー

「人間の三大欲求は、性欲、性欲、性欲というよな。」

「種が滅ぶわ!」

「種も滅ぶな!」

「うまいこと言ってんじゃねぇ!!」


ー恋愛ー

「つまるところ、エッチだな。」

「鼻が詰まって死ね」

「やな死に方だなぁ…」


ー結婚ー

「つまるところ、エッチだな。」

「同じネタを使うな!」

「いや、この場合のエイチはhappy birthday to you という意味で…」

「できちゃった結婚じゃねぇか!!」


ー電撃婚ー

「電、撃、婚!!」

「なんだよ。」

「私も電撃を受けてみたぁいっ!!」

「多分そーいう意味じゃねぇぞ」


ー国語ー

「国語とは、難しいよな。」

「特に日本語、古文とか全くわからん。」

「じゃあ僕が言う単語を現代言葉に訳してみてくれよ。
いくぞ、「奉る」。」

「弄る!?」

「漢字が似てるだけじゃねぇか!」


ー数学ー

「僕、数学だけは得意なんだよ。」

「数学といえば…πだな。」

「…一応聞こう、なんでだ?」

「スカートを履いた幼女の生足のように見える。」

「予想の斜め上だぁ!!」


ー理科ー

「理科といえば、メスシリンダー…とか言うんだろ?」

「甘いな、私レベルになると丸底フラスコで興奮できるぞ。ああ…あの丸い部分で…グリグリされたいッ!!」

「割れてしまえ」

「あと水上置換法、もエロいよな。」

「付いていけねぇ…」


ー社会ー

「戦国武将はみんなホモだ。」

「やめろぉ!!」


ー学校ー

「学校といえば、スクール水着だな!!」

「…あぁ、うん。」

「あとは体操服と…制服姿…」

「…まぁ…」

「あと裸。」

「学校である必要性がねぇ!」


ー制服ー

「汗だ。」

「…は?」

「汗なのだ、夏服を透けさせる汗、冬服でストーブの前になって出る汗。
汗の匂いとはつまるところ彼女達の匂いなのだ…あぁ!服に顔を埋めたいっ!!」

「その境地には達したくねぇ…」


ーストーブー

「私はストーブのほうが好きなのだ。」

「ほう、まぁ、あのレトロな感じは…胸をくすぐるよな。」

「胸をくすぐる、という表現に付いても突っ込みたいが…しかし、私が好きな理由はそれではない。」

「じゃあなんだよ」

「あの身が焼けてる感じが好きなのだ!!」

「焼け死ね」


ーエアコンー

「コン、というだけでなんかエロく感じるな。」

「なんでだよ!」

「個人的にカ行はエロい。」

「訳がわからん…」


ー家庭科ー

「エプロン姿…はぁ…ぐっと来るな。」

「あぁ、そう…」

「法律で女子は裸エプロンにしてもらいたいものだ。」

「それお前もなるけど。」

「バッチこい。」


ーフライパンー

「硬くておっきいのだな!」

「変な言い方をするなや!」


ー包丁ー

「日本の包丁は切れ味が良いことで有名らしいな。」

「へぇ、そうなんだ。」

「どれ、ちょっと先輩のモノで試してみるか。」

「それだけはやめろ!!!」


ー去勢ー

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ー性別ー

「はぁ…先輩が女の子だったらいいのに…」

「危うく女の子にされかけたよぉ!!!」


ー同性愛ー

「やはり同じ性別だからこそ分かり合えると思うのだ。」

「あぁ…そう…」

「ということで今度はこちらのペンチを試してみようかと」

「キャラがブレブレだぁ!!」


ーキャラー

「私は変態レズキャラだぞ!」

「Mが抜けてる。」

「私のMはモビルスーツのMだ!」

「お前!」

「私がガ〇ダムだ!」


ーガン〇ムー

「私は〇ンダムを見たことがないのでわからないが、綾波レイという女の子が可愛いと聞いている。」

「それは紫色の謎生命体の方だ!」


ー紫色の謎生命体ー

「つまるところエヴァだな。」
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