第2章 〜ユニコーンの恋〜

森の奥に二人の男女がいた。
一人は人間の小年だが、もう一人は馬の足を持ち額に一本の角を持った女性だった。
そう、女はユニコーンだった。
「愛しているよ、ティアナ」
「ええ、私も愛しているわエリック」
男女はお互いに言葉を述べると二人は近づきキスをした。
この夜、二人は結ばれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガタンゴトン、ガタンゴトン
「旅の方、そろそろ村に着きますよ」
馬車の運転者に声をかけられ俺は目を覚ました。
「ん、う〜ん」
俺は背伸びをして、隣に寝ているリナを起こそうとした。
「リナ、そろそろ村に着くよ」
「・・・なんじゃ、もう着いたのか?」
リナは寝むそうにあくびをした。
・・・あれ?
「リナ?」
俺が呼びかけるとリナは不機嫌そうに言った。
「ゼニス、もうわらわはの名前を忘れたのか?おぬしが付けたくせに」
リナは、ぷく〜と頬を膨らませて言った。
「セ、セナ!?」
起きたのはセナだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

馬車の運転者に礼を言って俺達は村に降りた。
「んーなんじゃこの村は?ただの村かと思えば魔力を感じるぞ」
「あーそれは多分、この村にはユニコーンの加護があるんだよ」
「ユニコーンの加護?」
セナは頭に?を浮かべて言った。
「この村には昔から言い伝えてがあってね、昔、この村の小年とユニコーンが恋に落ちたんだ、そして、恋に落ちた二人は、この村で暮らし、ユニコーンは、小年と自分を受け入れてくれた村に加護を与えたと言い伝えられているんだ、まあ、加護と言っても魔除け程度と後、村の中心に小年とユニコーンの像があるだろ?あそこで告白すると必ず恋が実るて話だよ」
言い終えてると、
「恋が実る・・・///」
セナが顔赤らめている。
どうやらこの手の話に免疫は無いようだ。
俺はニヤニヤしつつセナに声を掛けた。
「セナ、熱でもあるのか?」
「おぬし、分かってて聞いているおるだろう?(怒)」
これ以上からかうと身の危険を感じるので止めとこう。
すると
「ゼニス、その話は本当ですか?」
セナからリナに変わった、あの事件以来このようにリナとセナがころころ変わるので、正直まだ慣れていないのでびっくりする。セナと会話をしていると思えばリナになっていたりと大変だ。まあ、二人とも起きているから対応を変える必要は無いのだろうが。
「ああ、本当だよ、まあ良くあるまじないみたいなもんだと思うけど・・・」
まあ、そんな事よりまずはアイテムの調達だ。
え〜と店はと・・・
「あの、ゼニス・・・///」
「お〜あったあった」
俺は店を見つけた。
「リナ?」
「・・・なんでもないです」
何故か落ち込んでいるリナ。
「全くおぬしは、鋭いのか鈍感なのかどっちなんじゃ?」
また、リナからセナに変わった、いったい何なんだ?
俺達は店へと向かった、中に入るまでリナとセナは不機嫌だった、さっきからかった事を怒っているのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガチャ
「いらっしゃいませ〜」
店員が声を掛けてきた。
店には武器や服などいろいろな物を売っていた。
えーと服はと
「服をお買い求めですか?」
店員は営業スマイルを浮かべながらやってきた。
「ああ、ちょっと今の服を変えようと思ってね、地味な服はないかな?後彼女の服も欲しいんだが」
「地味な服ですか・・・?」
店員は訝しげに俺達を見てから
「もしかして、あなた達、逃走中の身ですか?」
「え!」
しまった、露骨に地味な服が欲しいて言ったのが不味かったか!?てか、教団の奴らもう、こんな村にまで情報を流しているのか!?
と俺がいろいろ考えていると
「ズバリ、駆け落ちですね!」
・・・は?
「私、服装を見てピーンと来ました!だってあなたは騎士でしょ、そして彼女は貴族、これは身分違いの二人は恋に落ちた、でも親にその恋は許されず、
それで二人は駆け落ちした、でも逃走するにはその服装は目立つから地味な服をあえて選んだ・・・と言うことですね!?」
店員は目をキラキラさせながら俺に問うてきた。
えーと、本当にただの逃走中の身なんだけどな〜。
「駆け落ち・・・///」
リナは顔を赤らめていた。
「えーまあ、そんなところです。」
俺は苦笑い浮かべながら答えた。
「分りました!私、全身全霊を込めて準備させていただきます!!」
いや、そんな力入れなくても・・・
「まず、あなたの服を準備して来ます!」
「いや、ちょっと!」
店員は奥に引っ込んで行った。
・・・10分後
「これはいかがでしょうか!」
こ、これは!?
「どうですか!?この鎧は全身がオリハルコン製で作られていて、どんな攻撃に耐えられる物となっています。」
慢心せずして何が王か!?と言うセリフが出てきそうな、ピッカピッカの黄金の鎧だ
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