……リン……ーリン……ダーリン!
「んん……ここは……」
自分にかけられる声が聞こえるようになると同時に眩しい日差しが視界に入り込んでくる。
街の喧騒が聞こえ始め、心地よい風を感じる。
手元には食べかけのプリン、テーブルを挟んだ向かいにはにこやかに笑う白いドレスを着た美少女。
そして、今自分のいる場所は
「カフェ……?」
「おはようございます、ダーリン♪ちょっと遅刻ですよ」
私はさっきから声をかけて来た美少女に額を人差し指で突かれる。
その瞬間、ぼやけていた思考がはっきりし始める。
「ああ……ごめんごめん、まぁ私には夢を操作したりできないし、許してくれない?」
「んふふ〜
#9829;チューしてくれたら許してあげます♪」
言われるまま私とうつつさんは唇を重ねる。
「ちゅるるっ
#9829;れるぅっ
#9829;んあぁっ
#9829;ぺろっ
#9829;」
現実と同じようにディープキス、しかし、うつつちゃんの恥ずかしさとキスしたいという気持ちがないまぜになった啄むようなキスとは異なり、うつつさんのキスはこちらがしっかりキスし返さないと壁まで押されてしまうほどの貪るようなキス。
「ぷはぁっ
#9829;はい、許しました♪じゃあ早速デートしましょう?まずは服屋に行きませんと」
私達は立ち上がると、そのまま腕を組みながら店を出る。
現実よりもちょっとだけ伸びた身長、そして積極的なスキンシップや言葉にドキドキしてしまう。
彼女のずるいところは、うつつちゃんの魅力はうつつさんの魅力を高め、うつつさんの魅力はうつつちゃんの魅力を高める所だ、こんなのどこまでも好きになるしかない。
そう思いながら指を絡めて歩くとすぐに服屋に着いた。
店に入ると、店員は一人もおらず、更にあちらこちらに雑に積み上げられた服の山がある。
私達は女性用の服のコーナーへ向かう。
そこには可愛らしいものから明らかにセックスを目的とした卑猥なものまで多種多様な服があった。
私はいったいうつつさんはどれを選ぶのだろうかと期待しながら服を流し見していると、ピタリとうつつさんが立ち止まる。
「あ、そうでした。アニーさんに勧められた服を着る前にしないといけないことがあるんです」
そう言いながらうつつさんは近くにあった服の山に手を突っ込むと、それを引きずり出した。
「あっ」
うつつさんが取り出した黒い紐のようなモノを見て私は思わず声を出してしまった。
なにせ見覚えがあるものだったからだ。
「ダーリン、この水着、何かもちろん分かりますよね?ダーリンが持ってたえっちなアニメの女の子が着ていた水着です。とってもえっちですよね」
そう、それはもう紐というレベルの面積しかない水着、所謂スリングショットだ。
恐らく棚にあったパッケージを見られたのだろう。
うつつさんの眼が薄まり、じっと私を見つめる。
ただし、それは非難や嫌悪ではなくいつもと同じ、私をどう犯してしまおうか、どう愛してしまおうかというやらしい視線。
その視線に当てられ、私の心をこれから起きる事への期待が占め始める。
「もちろん、ダーリンが一人だったときに何をオカズにしてたかは自由です。でも、それでも、ちょっと嫉妬しちゃいました。だから……」
うつつさんはを持ったままくるりと一回転する。
するとさっきまで来ていた服が霞のように消え去り、持っていたスリングショットがうつつさんに吸い付くとそのまま着用される。
「私で上書きしちゃいます
#9829;」
階段を使って服屋の2階に上がると『bedroom』と書かれた看板がかけられているドアがあった。
扉は私達が近づくと自動的に開き、入ると同時に閉まるとカチャリと鍵をかけた。
中はピンクや赤で派手に装飾されており、ガラス囲まれたハート型の風呂や巨大なベッドが置いてある。
これは以前うつつちゃんと行ったラブホテルの部屋を模したものであり、最近は野外プレイで無ければ基本的にこの部屋でシている。
「じゃあダーリンはベッドで寝ててくださいね
#9829;ダーリンがこの水着を見たときに私の事をちゃんと思い出すように、いっぱいオチンポ気持ちよくしますから
#9829;」
うつつさんに言われるままに私はベッドに横たわる、既に私がさっきまで着ていた服は消えていた。
うつつさんは私の丁度お腹の上に腰を下ろすと、ゆっくりとお尻をペニスに近づける。
そして、ペニスが触れるとうつつさんはそのまま大きく前後にグラインドしお尻の間でペニスを擦り始める。
「気持ちいいですかダーリン
#9829;水着のすべすべ感と、目の前でぜんぜん隠れてないおっぱいが揺れる光景
#9829;アニメで見るよりずっとえっちですよね
#9829;」
前に、後ろに動くたびにうつつさんの胸が前後に
[3]
次へ
ページ移動[1
2 3 4 5]
[7]
TOP [9]
目次[0]
投票 [*]
感想[#]
メール登録