2 天界でのお話
「ふぅ…着きましたよ文也さん…
#9825;
今日からここがあなたのお家ですよ…
#9825;」
天界に入って、10分ほど歩いた頃、
ようやくお姉さんの家に着いたらしい
僕はお姫様抱っこの状態のまま
家の中に引き込まれていった。
そこが魔窟とも知らずに…
お姉さんの家の中は
白とピンクを基調とした
可愛らしい家具が揃えられており
花畑のような香りで包まれていた。
「くふぅ…
#9825;いぃ匂いが…
#9825;
鼻から…
#9825;ひぅ…
#9825;くぅ…
#9825;」
一度目の呼吸で
肺はお姉さんの魔力に犯され、
二度目の呼吸で
血管を伝って全身が犯される。
三度目の呼吸の頃には
すっかり頭の中は愛情で溢れ
お姉さんのことしか考えられなくなる。
必死に快楽から逃げようと
身をよがり、全身を伸ばすが
すでに身体中に巡った
天使の魔力は着実に僕の体を蝕んでいく
多幸感で脳みそがとろけていくのを
ひしひしと感じ、
お姉さんに必死に助けを乞う。
「たす…
#9825;けて…
#9825;お姉さんっ…
#9825;
助け…
#9825;て…
#9825;お願いぃ…
#9825;」
お姫様抱っこを継続されていたので
胸元に抱きつき、甘えて
ラブラブカップルのような体勢になる。
「あらあら…
#9825;苦しいんですか…
#9825;
じゃあもーっと気持ちよくならないと…
#9825;
お胸でぱふぱふしましょうか…
#9825;」
お姉さんは身をよがる僕を見て
意地悪そうに微笑むと
服の中に僕を入れて
その豊満で重そうなぴっちりおっぱいの
間に僕の顔を挟み込んだ
「いやぁ…
#9825;うぅぅん…
#9825;
気持ちいいの嫌ぁ…
#9825;
うくぅ…
#9825;んんぅ…
#9825;
#9825;はへぇ…
#9825;」
胸の間は少し蒸れた状態になっており
部屋の中よりもお姉さんの濃い匂い
が立ち込めていた。
さらに顔を挟まれ、触覚的な快楽も
加えられ、これまでに経験したことの無い
多幸感に包まれる。
今までの頑張りを全否定されるような
そんなバカみたいな快楽。
脳みそに直接生クリームを
注がれるくらいに甘い甘い
快楽が全身に行き渡る。
「もう、痛いことも辛いことも
しちゃダメですよぉ…
#9825;
甘くてぇ…
#9825;幸せでぇ…
#9825;楽しいことだ
#12316;け
考えて生活しましょうね…
#9825;
難しいことも考えちゃダ
#12316;メ…
#9825;
お嫁さんとちゅっちゅすることだけ
考えればいいんですよ…
#9825;」
よがり狂う哀れな人間を
抱きしめたまま、ベッドに腰を下ろすと
ようやく服の中から解放してくれた
僕は必死に逃げ出そうとするが
ふかふかのベッドと快楽に邪魔され
なかなか上手く出来ない。
そんな僕を天使さんは愛おしそうに見つめ
自慢のむちむちの太もも枕に
僕の頭を拘束してくる。
「文也さん…
#9825;頑張っちゃダメですよ…
#9825;
逃げようとか、抵抗しようとか
難しいこと考えちゃダメです…
#9825;
お姉さんと何しましょっか…
#9825;
ぱふぱふ赤ちゃんごっこの続き…?
それともこの重った
#12316;いおっぱいで
パンパンっておちんぽしごきます…?
子作りでもいいですよぉ…
#9825;」
「いやだ…いやだぁ…」
必死に拒絶の言葉を発しているが
体は完全に堕ちているようで
腰を惨めにフリフリと振っている。
しかし、人間のちんけなプライドが
お姉さんへの服従を拒絶していた。
まだ…負けてない
まだ…まだ…お姉さんに負けてない
「そう、じゃあいいわ…」
「えっ…お、お姉しゃん…?」
いきなりベッドから蹴り落とされ
冷たく告げられる。
これまで聞いてこなかったお姉さんの
冷たい声色がグサリと心に刺さる。
「私ってわがままな子は嫌いだし
正直言ってもうどうでも良くなった
地上に返してあげる…
バイバイだね…文也さん…」
地の底に叩きつけられるように
冷たい言葉であしらわれる。
先程までの甘い空間はなくなり
一瞬で極寒の冬の様相を呈す。
お姉さんの目は冷たいものになっていた。
「ご、ごめんなさい…
待ってください…お願いします。
ごめんなさい、ごめんなさい。」
「帰りたいんでしょ…?
私のこと嫌いなんでしょ…?
私だってそこまでお人好しじゃないし…
もうバイバイよ…ほらお別れして…」
必死で足元にすがりつき
許しを乞うが、許して貰えない
嫌いじゃないのに…
気持ちよくなりたいのに…
必死にすがりついていると
耳元で声をかけられる。
「じゃあ、媚びて…
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