「……ッ!」
「アン
#9829; がっついちゃダメよ
#9829;」
騎士への御褒美を名目に、ガラテアは魔物娘の体に飢えたゼットン青年へ自身を供す。男性経験など一切無い彼女であるが、淫魔として最も優れた種族たるリリム故か、目の前の男に対する恐怖は全く無い。
一方、そんな彼女の心情なぞお構いなしに、青年は極上の女体へしゃぶりつく。
「アッ…」
首筋など複数箇所へキスをされ、下着の上から両胸を優しくも執拗に揉まれるものの、リリムは一切抵抗しないどころか、その度に甘い声をあげる。
男からの愛撫を感じてか真紅の目を潤ませ、白い柔肌は紅潮して玉のような汗を流し、秘部を覆う黒い下着はいつしか湿り気というには多すぎる量の水分を帯びつつあった。
一方されるがままの肢体とは逆に、主張が激しいのは腰から生えた二枚の銀白色の翼と臀部より生やした先端がハート状になった同じく銀白色の尻尾だ。
左右の翼は男を逃さぬかの如く彼の腰に添えられ、伸長した尾も彼の腰回りに巻きつけられている。
「ウフフ、何をしてもいいのよ? これは騎士様の働きに対する、お姫様からの御褒美なの
#9829;」
女が艶っぽく微笑むのを見た男は自身の体を下にずらすと、彼女のびしょ濡れになった下着を脱がせ、サキュバスの秘部を露わにする。
彼女の淫靡な見た目に反し、一度も男を味わった事の無い秘裂は美しく、また誰にも穢されていないのを示すような清楚さを漂わせている。
「キレイだ…」
「まじまじと見て言わないで……恥ずかしいわ」
青年が思わず呟くと、ガラテアは羞恥のあまり頬を染める。
彼の呟き通り、男好きの淫乱でありながら、その肢体と秘部は誰にも汚された事が無い故、その性質とは裏腹に純白そのものと言っていい。
その事実に尚更興奮した男はゆっくりと彼女の秘部に顔を近づけ、やがて股に顔を埋めると、濡れた裂け目に舌を這わせて愛液を啜り始める。
その刺激により、膣口からは一舐め毎に粘度の高い愛液が分泌され、男の口元を汚していく。
「んううッ!! 恥ずかしい……
#9829;」
ピチャピチャと鳴る水音にサキュバスはさらなる羞恥を感じ、顔を背けるのとは逆に、彼女は男に秘部を舐めるのを強要するように両脚を彼の首に絡める。彼女の要求通り、男はサキュバスの秘部に舌での愛撫を続けた。
「イイわ……もっと、もっと舌でイジってッッ!! 私の身体をもっと味わってッッ
#9829;」
甘い刺激に悦びを感じ、命令気味に叫ぶサキュバス。青年の方も言われるまでもなく、白く美しい柔肌とは対照的な薄桃色の膣肉の感触と味を愉しんでいる。
(実に素晴らしい。俺の注文通りに作ったのかと思える)
小陰唇に舌を這わせ、クリトリスを優しく撫で回し、時には指をゆっくりと突っ込んで何度も出し入れし、膣を掻き回す。
その度に漏れ出す多量の愛液の甘酸っぱい匂いと独特の塩味、膣の心地良い弾力に、青年はその都度生殖本能を刺激され、興奮の度合いを深めていく。
『この女の体は素晴らしい』、と青年は彼女を弄くる内にますますそう感じている。今まで犯してきた魔物娘達にはそれぞれの特色があるため甲乙つけ難いが、彼女等と比べても何ら劣る箇所は無い。
そんな豊満な肉体と浮世離れした美しさを独り占め出来る歓びを、青年は思う存分噛み締めていたのである。
なにせ、これ程の美女は人間には存在しえない。もしいたとしても、既に王族などに手を付けられているのは間違いなく、彼のような輩が手を出す事は不可能と言える。
だが、目の前で悶えている女はそのありえないレベルの美女である上、よりにもよって処女。しかもこの青年に自ら体を差し出してきたのは、普通ならば夢だと思う話だろう。
しかし、それがありえるのが魔物娘の醍醐味であり、強みとも言える。そのありえないレベルがこちらに対して性交を迫ってくる――人間の女よりも美しく、淫らで、常に若く、非常に友好的であれば、そちらになびかないはずがない。
人間の女よりも遥かに長所があり、何より夫、そしてそうなるべき男達に優しい彼女達に、男達は虜になるに決まっている。
「んぎぃッ!?」
男に好き放題弄られていたサキュバスだが、突如悲鳴をあげ、ビクンと何度も小刻みに震える。ジワジワともたらされる快感に身をよじっていたところ、今度は急に突き刺さるような鋭い刺激が来たのだ。
「あ、悪い。こういうのは初めてか?」
「えぇ…」
男はサキュバスの大きな陰核を指でそっと撫で回した後、軽く挟んだのだが、ガラテアは思った以上の反応を見せる。しかし、処女には少々刺激が強すぎたらしく、彼女は涙目となっていた。
「そう言えば処女だった。いくら魔物娘とはいえ、もうちょっと優しく扱わないとダメだなー」
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