93 爆炎者の覚悟

さぁて…これだけお菓子を持ってくれば…メガロス帝国の皆の戦況を目を離さずに見ることが出来るぞ…

俺はそう思いつつ、下の階からお菓子を持って上がってきた訳だけど…
メガロス帝国の連中が頑張って戦っている映像がモニターに映されていて…俺は一つ、あることに気がついたんだ…
まさか…これほどまで…モンスターラグーンのみんなは男に飢えていたのかって思えるほど、モンスターラグーンのみんなはメガロス帝国の連中を捕まえているんだよ!!
しかも…既にテスタロスとメビウスが守っていた地域や、それより奥以外の場所は占領されていると来た…
お、俺がちょっと目を放した隙に…まさかここまで攻められるなんて…
そして今…一番苦戦しているように見えるのは…テスタロス!?
初めに守る予定だった場所から…かなり後方に移動しているじゃないか…
とにかく、今の俺には画面の向こうで見守るしか出来ないからな…
頑張ってくれよ…テスタロス…

〜〜〜テスタロスの視点に移ります!〜〜〜

彼女達を眠らせてからこの場所に陣取って早5分…
もうそろそろ、彼女達も来る頃か…?戦いが始まる前に、少しだけでも兵士達の気を楽にしてやるかな…?

「なぁ…いまさらなんだけどよ…お前たちはメガロス帝国にいて、結婚したいって思ったことはないのかよ?」

「…結婚すか?いや…俺は無いっすね…」
「い、いきなりどうしたんですか?テスタロスさん?」
「結婚の話をいきなり持ち出すなんて、熱でもあるんですか?まぁ…熱があるのは彼女達からテスタロスさんを含めてここにいる5人全員かも知れませんけど…」
「おっ…それ、俺も思うわ…」

「これは…ちょっとした自慢話にも聞こえるかもしれねぇが…結婚はいいもんだぜ?少なくとも、守るものが出来たって気分にはなる…だが、結婚ってのはいい物であると同時に、恐ろしい物でもある…」

「テスタロスさんが…真面目な話をしようとしている…だと…?」
「こ、これは…天変地異の前触れの予感がするっす…俺達、ここで負けるっすね…」

「……お前ら…あぁっ!!この話はやめだ!!やっぱり、柄にも無くこんな話をするべき時じゃねぇな…今は」

「でも…テスタロスさんのおかげで、少しだけでも緊張がほぐれましたよ」
「あぁ…俺も、それは思うぜ…」

………まぁ、初めはそれが目的で話かけた訳だから…いいんだけどよ…
なんか、話を中途半端なところで終わらされたところで、違和感がだな…
まぁ…いいや…
今ではすっかり緊張がほぐれているこいつらだったら…俺の背中を預けてもよさそうだぜ…

俺がそう思いながら、兵士達を見ていると…遠くから、少々人数は増えて敵さんがやってきたんだ…
さて…メビウスの為に…生きて帰る!!
まぁ…別に負けても殺されるわけじゃねぇんだが…それでも、メビウスのところに戻ってやる!!
そして…またこの戦いが始まる前の状態に戻って…またメガロス帝国のみんなと楽しく人生を過ごすんだよ!!

「よし…お前らに言っておくことは一つ…俺の背中は預けた…だから…勝とうぜ!!」

「「「「おぉぉぉぉぉぉっーーーー」」」」

さて…士気も上がったところで、現状の確認だ…
俺たちの兵力は5…敵さんの兵力は9だな…
まぁ、単純に考えたら俺たちのほうが人数的に不利だが…昔から、数さえあればいいってもんじゃねぇんだよ!!戦いってのはな!!
敵の中に…あれは、夫婦か…?とにかく、男性も一人混じっているからな…
知らない間に、大勢見たことがない連中が増えやがって…
だが、いいさ…俺は今回、最初から本気だしていくからよぉっ!!

俺はそう思うと、即座に腰の部分についていた排気ボタンを押したんだ…
そして、次の瞬間俺の着ている鎧兼武器のラインの部分に赤い光が走る…
さぁっ…戦いの始まりだぜ!!

「おやおや…熱い男だねぇ…まぁ、私は嫌いじゃないよ…」
「……っ!?あ、あの人は……」
「どうしたのよ…?シーマにしては珍しく、動揺しているじゃない…」
「間違いないです!!あの人は…私が長い間待っていたあの方の生まれ変わりに違いありません!!あの髪型…それに髭も…あぁ…ようやく会えた…」

「何ごちゃごちゃ言っているんだよぉっ!?こっちは命を張って戦うんだから…回りくどいことは無しにしようぜ!!来いよ!!」

「……あなたには、仲間を攻撃された恨みもあるから…手加減しないわよ?」

おぉっ…凄い気迫だ…
やっぱり、魔物娘にも仲間って感情があるんだな…
そうだよなぁ…仲間って大切だからな…

俺はそう思いながら、あのダークスライムの女性と向き合ったんだ…
ふぅっ…相手は9人…こっちは5人!!
さぁ…どうでる?俺たちのチームワーク…見せてやるぜ!!

「行くわよ…はぁっ!!」

そういうと、即座にダークスライムの女性が左
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