86 傲慢と根拠の無い自信

〜〜〜リンケ視点でスタートします!!〜〜〜

「ナナ…ちょっといいかな?」
「…どうしたんですか?リンケさん?もうすぐ私達の相手もここを通ると思いますけど…」
「あぁ…分かってる、もしも…あたしが姉さんを越えるためにここで戦って、負けたとするだろ…?そうしたら…あたしはやっぱり姉さんと張り合う価値がなくなるんじゃないかって思うんだけど…どう思う?」
「えっと…別に、一度負けたくらいで張り合う価値がないって決め付けるのはダメだと、私は思いますけどね?姉さんを越えたいのなら、諦めないことですよ」
「だが…しかしだな…」
「リンケさん!!リンケさんは姉さんを越えたいんでしょう?だったら、とにかく何度も戦うことです!!」
「…でも、姉さんは一度負けたものには、再戦する価値がないと…」
「リンケさんは、姉さんの理論に反発して、ここに来たんじゃないですか?だったら、リンケさんは自分の理論を貫き通さないとダメですよ!!」
「しかし…」
「あぁっ!!リンケさんはこれから、『でも』とか『だが』とかそういった言葉は禁止です!!そんなネガティブよりの考え方で、戦いに勝てるわけないでしょう?もっと、自分に自信をもって行動したほうがいいです!!」

…確かに、ナナの言うことも正しいかも知れない…
あたしは、母さんが理想とした人物になりたいんだから…こんなことでマイナス思考になってしまっても仕方がないよな…

なんて思いながら、ナナと一緒にここで敵が来るのを待っていると、ヴァンパイアの子供が椅子に座ってこっちに飛んできたんだ
多分…あの子供と、一緒の速度で走っているメイド服を着た女性があたし達の相手じゃないかな…?

「むっ…?貴様達は、私の敵か?」
「…どうやら、そのようだな、あたしの名前はリンケ…ヴォン・リンケだ」
「私の名前はエヴァリンだ、貴様が私と戦うことがどれほど価値のあることか…教えてやろうじゃないか!!」
「戦いに勝ち負けはあっても、価値なんてない…それがわかっていないようだな?」
「…知ったような口をきくじゃないか小娘…」
「むっ…?少なくともあたしは、あなたよりは年齢は上だと思うが?」
「……貴様、私が子供のように見えるといいたいのか!?」
「当然…だって、どこからどう見ても、ヴァンパイアの幼女がピッチリとした下着を着用しているようにしか見えないぞ?普段着が下着って部分に生活のだらしなさを感じるよ」
「ふんっ…これだから凡人は人を見る目が無くて困る…私は貴様より歳が上なのだぞ?少し身体が成長していないとはいってもな?今に、貴様が羨ましがるような体型になるのだ!!」

彼女はそういうと、椅子から降りて空中に浮遊し始めたのよ…
どうやら…そろそろ戦いが始まる予感がするな…
あたしも、戦う準備をさせてもらおう…この戦いに勝って…姉さんを越える!

あたしが戦う準備をしようとすると、ナナさんがエヴァリンと一緒にここに来たメイドと話していたのが聞こえたんだが…一体何を話しているんだろうか?
あたしはそう思い、エヴァリンを目で捉えつつナナさんの話している言葉を聴いていたんだ

「……ペロル…また、あったね…」
「…また、わたくしの邪魔をするのなら…いくら同期とはいえ…容赦しませんよ…ナナ…」
「ふっ…今回は私には…秘策があるの!!だから…絶対に負けないわ!!」
「秘策…?それがもし、メイディングバトルのルール規約に反するものの場合…使った地点であなたの負けなのよ…?」
「…ふっふっふ、行くよ!!」

ナナさんはそういうと、物凄い速度で触手を発生させたんだ…
…で、どうでもいいことではないが…ナナさん、あたし達の方に触手を放ってきたんだよ!!
まさか…裏切り!?
あたしがそう思い、即座に身構えると、触手は私の真横を普通に通り過ぎ、エヴァリンの服に攻撃を仕掛け始めたんだ…
ま、まさか…そんな破廉恥な…!?

「うわぁっ!?な、なにをするやめ…あぁっ!!わ、私のパンツを…貴様ぁっ!」
「よしっ!!ふっふっふ…ペロル?これが何か…分かるよね?」
「そ、それは…!?エヴァリンお嬢様の崇高なる股の部分を隠していた…パンツ…!!(くっ…こ、これは…確かにルール違反じゃない…)」
「さぁっ…メイディングバトルを始めるよ!!」

………っ…

私は余りの出来事に、開いた口が塞がらなかったんだ…
ナナ…まさか秘策って…エヴァリンのパンツを強奪することか…?
でも、敵二人には致命的ダメージのようだし……
し、しかし…行った行為が少々強引すぎるというか…
仲間のはずのあたしにも、ダメージがだな…
えっ?なぜって…種族柄珍しいかも知れないが、私はあまり、そういった下の話が得意ではないんだ…
いや…まぁ…体には淫魔の血が流れているわけではあるから、いずれは耐性もできるんだろう
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