〜〜〜ミッシェル視点でスタートします!〜〜〜
わたくしが彼女…シャイニングと対峙してから早5分…戦いは始まっているというのに、わたくしも彼女も一歩も動くことはいまだ無かったの…
彼女が私の娘に先に攻撃を仕掛けてきたのは絶対に許せません…ですが、彼女の強さは本物ですから…
正直に言えば、わたくしは彼女の方から攻撃を仕掛けてきて欲しい…そう思っています…
敵より先に動いてしまうのは、敵に行動パターン…そして、癖などを読まれてしまう可能性があるからやめておくのだと…わたくしがまだ小さかった頃にばあやに言われておりましたので…
ですが、相手もどうやらそのことがわかっているよう…なので、今戦いは何の進展も無く互いに、相手の動きを把握する為に動かずにいる…そういうことになっているのです…
先に動くのは余りにも危険…それは分かっているのですが、こういつまでも相手が動かないと…戦いの決着が永遠につかないということになってしまうのではないか…そう思ってしまいますから…どうしましょうか…?
やはりここは、わたくしから動いて攻撃を仕掛けるべきところでしょうか?
わたくしがそう思っていると、遂に彼女が動きを見せたのです…
「どうやら、互いに相手の動きを伺っているようで…これでは、いつまでやっても無意味…そうなるな」
「あら…あなたもそう思います?」
「私も、ただ無意味に1000年も生きているわけではないので…ですが、私が攻撃を仕掛けることによって戦いが始まるようにしよう…さぁ、あなたは私の風の守りを突破するといった…その台詞がただの戯言でなかったと私に証明してくれよ!!」
彼女はそういうと、右手を勢いよく振り下ろしたの…
そして、その次の瞬間にわたくしの周りに発生する竜巻…やはり彼女がいった、『わたしは右手を振り下ろしただけで、どこにでも竜巻を起こすことができる』といったのは本当のようですわね…
わたくしはそう思うと、すぐに竜巻の包囲網から脱出するために真上に飛び上がった…この速度だったら竜巻の風に捕らえられることはないですからね
わたくしは竜巻から脱出するとすぐ、可愛い娘に指示を出すことにしました…
はじめは…そうですわね…やはり、娘達がつぎの攻撃につなげやすいように【レード】にしましょうか?
ちなみに、【レード】というのはわたくしが娘にアタックフォーメーションを展開させた後、娘たちを6人…円を描かせながら相手に攻撃を仕掛けるようにする技であり、次の技に一番つなげやすい技なの…
娘たちの体の負担も少ないから、心配しなくても使えるわざではあるし…
わたくしはそう思うと、すぐに娘たちに指示を出す構えをしたの
「いきますわよ!!【レード】!」
「はい!!お母様!!」
「早いな…だが…この技では私の風の守りを破ることは出来ないな!」
彼女がそう言ったそのすぐ後…いきなり彼女に攻撃を仕掛けた娘たちが何かにはじかれたようにわたくしの元にもどってきたのです…
「大丈夫!?怪我はしていないの?」
「お母様…まだそれほど大きな怪我は…」
「ふぅ…ならいいけど…怪我したらすぐわたくしにいうのですよ?」
……これが、彼女のいった風の守りなのでしょうか…?
娘たちが近づいた瞬間に全員をはじきとばすほどの風力…そして、風の流れを視覚で捕らえることは不可能…彼女が風の守りをわたくしが崩すといった時に馬鹿にしたような口調になったのもうなずけますわ…
なにか…あの風の守りを突破する手段でもあれば…いいのですけれど…
それを見つけることが出来た者がいないから彼女は風の守りに絶対の自信をもっているので…恐らく簡単なことではないでしょうね…
わたくしがそう思っていると、彼女が容赦なくわたくしに攻撃を仕掛けてきましたの…
彼女…わたくしが倒れれば娘達は混乱し、おびえて、戦意をなくすということに気がついているようですわね…
わたくしは可愛い娘が傷つくのを見るほうが怖いですが…彼女の的確な攻撃にはわたくしも思わず舌を巻いてしまいますわ…
「そうだな…たとえば、こんな攻撃はどうかな?【レイズハリケーン】!」
そういいながら、彼女は勢いよく右手と左手を振り下ろして物凄い規模の竜巻を発生させたの…
なるほど…これだけの規模だと確かによけにくくはなりますが…それでもよけれないわけではありません!!
わたくしはそう思いながら、すぐに真上に飛翔し…即座に彼女の近くに移動したの…
近くにいけば、風の守りが少しはわかるかも知れないと思っての行動なのですけれど…
「悪くない判断だけど…」
パチンッ
「少々無謀だな?」
彼女が指を鳴らしたかと思った次の瞬間…わたくしは突如、小規模の風に攻撃され、後ろにふきとばされましたの…
さっきの風…彼女がまるで風のつるぎを振っているかのよう
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