俺がナッカーサーに言われてこのケイの研究所で各兵士に指示するために待機していると、ある事実に直面したんだ…
機工障壁が崩壊して早4時間…何の変化も起こることなく待っていることは暇で仕方がないんだよ!!
いや……既に待っているわけだから、いまさら言っても遅い…そんな気はするんだけどな?
いやぁ…自分でも、こんなにじっと画面を見続けることが出来た集中力には驚きが隠せないぜ…うん!!
……
し、静かだ…静かだぁぁぁぁぁぁっ!!
こんなことを言ってしまっては不謹慎かも知れないが…モンスターラグーンのメンバー達は来ないのかよ!?
お、俺のこの頼まれ事…もとい任務はこのまま何もせずに終わるというのか!?
思えば、この仕事をナッカーサーから頼まれた時から…何か嫌な予感はしていたんだ…
やはり、俺の予感は正しかったかぁ…
俺は宿屋を経営し始めた花の18歳の時期から、一人で地味に仕事をし続けていた訳だが、本来俺は一人で作業をするのは苦手なんだよ!!
俺は楽しくトークしながら作業をしたいのに…今までの人生での仕事ってほとんどがこんな一人作業なんだよなぁ…
まぁ…変に愚痴っても今の状況が変わるわけでもないし、別にいいんだが…
そう思いながら、俺はふとメガロス帝国の兵士連中のことを考え始めたんだ…
4時間前、アヤネやアミルたちの襲撃により大勢の兵士達が散っていったが彼らは一体どうなるんだろうか…?やっぱり、敵に捕まったって事は、やっぱり拷問とかされるんだろうか?それとも、案外待遇はよかったりするんだろうか…?
……4時間前、俺は一体あの兵士達になんて酷いことを…
あの時の俺は、その後の兵士がどのような目に会うのかってのは全然…考えていなかったんだよなぁ…
今になって思うと、俺はあの時、最低だったと思うよ…うん…
ダメだよなぁ…俺って…最低な行動はできるだけとらないように生きているってのに…最近、世間の風当たりや目線が痛く感じるんだよな…
願わくば、あの捕まった兵士達が苦しまないように祈るとするかな…
なんて思いながら、じっとモニターを見続けているといきなり、エレベーターが開いたんだよ!!
だ、だ、誰だ!?ナッカーサーか?
俺がそう思いながら慌てて振り向くと、俺は勢い余って椅子から転げ落ちたんだよ…
う、うおぉぉぉっ…せ、背骨にきただとぉ…
「だ、大丈夫かい?」
「……ぅぉぉぉっ…あ、あれ?グランマーグじゃないか…どうしたんだ?」
「いや…もうすぐ昼だから、食事を持ってきたんだ…ナッカーサーが持っていけって言ったし…」
「あぁ…すまないなぁ…で、食事って一体どんなメニューなんだ?」
「あぁ、これだけど…」
「どれど…うぐぅっ!?」
……え…エビフライだと…!?さらに…エビチリに甘エビの刺身…
ナッカーサー…俺がエビを食べれないのを知ってこれを送りつけてきたのか?
こ、米以外食べることが出来ないじゃないかよ!!
くっ…ど、どうするデメトリオ…?この窮地を…俺はどう切り抜ければいいんだ!?
俺が内心そう焦っていると、グランマーグは少し心配したような表情でこういってきたんだよ…
「…どうしたんだい?まさか…苦手な食べ物でもあったとか…?」
「…い、いやぁっ?別に?美味そうだと思うよ俺は…(い、言えない…実は米以外全て食べることが出来ないんだってこと…折角遠いお城からここまで食事を運んできてくれたグランマーグにはとてもじゃないけど言えやしない!ぽっちゃりしているグランマーグにとっては…ここに来るまでの道のりですら試練だったはずだ…それを、俺がエビを全部食べることが出来ないからとまた城に持って帰らせるのは…さすがに酷いだろ…)」
「よかった…おかわりは残念ながら無いけど、のんびりと食べてくれ…夜になったらお皿を返してもらいにここに来るから…監視係…頑張ってくださいよ!」
そうして、グランマーグが去っていった後、俺は震えながら受け取った皿を机の上に移動させたんだよ…
お、俺はこの悪魔の食べ物をどう処理していけばいい!?た、食べろというのか!?やはりそうなのか!?
なんて思いつつ、割り箸を割り…そっとエビフライに箸を近づけていく俺…
………見えたぁっ!!
サクッ……
ふっ…これで、中のエビ部分を食べることなく外の衣を食べることが出来る…
どうだ?物凄く活気的なアイデアだろう!!
相変わらず、俺の賢さには自分でもびっくりだ!!
そして…エビフライ(衣)を片付けた俺は…次の狙いを甘エビに移す…ふっ…
ま、待てよ…食べるからな!!
「……うっ…ええい…やってやる!!」
俺はそう言いながら、甘エビを口の中に放り込んだんだが…
口の中でなんとも言えない食感が広がり…左手をプルプルさせていたわけだな?
ま、まぁ…甘エビも食べたし…次はエビチリだな…
甘エ
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