〜〜〜今回は、ラグーンサイドからスタートだ!!〜〜〜
私は、ジュンコがいる医療用テントで、ジャンヌが敵の兵士の捕獲に失敗したという報告を受けたんだけど…
ま…まさか…ジャンヌが任務をこなすことも出来ずに戻ってくるなんて…
そして、ジャンヌの任務の失敗という報告と共に、敵に謎の能力を使う兵士がいるという報告も入ってきたのよ…
………私はメガロス帝国に攻撃を仕掛けた時、この戦いはすぐに終わると思って疑っていなかったけど、まさか…異常に防御力のある壁に、瞬間移動する兵士に、高威力の催眠性を持つ催眠弾…これほどの科学力があるなんて…
なんて、報告書を片手に思っていると、コリンが少し動き、そっと目を開けたのよ…
……まぁ、コリンにもいろいろ聞きたいことがあるから、まずは目覚めてくれてよかったかしら?
「あっ…コリンちゃん、目が覚めたんだ…よかったー…」
「えっ!?えっ!?セムちゃん…に、他のモンスターラグーンの方々…!?しかも、私の周りにセムちゃんクラスの可愛い子達が何人も…まさに、癒しのエンジェル…!?ここは…まさにヘヴンなの…!?」
「ちょっと、盛り上がっているところ悪いんだけど…いいかしら?」
「あっ…メリィさん…どうして私ここに…?」
「セムが連れてきたのよ…で、もう遠回しに話を持っていくのが面倒だから単刀直入に聞くわよ…そこに寝ているオオムカデの彼女と一緒にデモンスタワーの近くで血を流しながら倒れていたのはなぜなの?」
「それは…」
コリンが答えようとしていると、いきなりオオムカデのコリンと一緒にいた女性がこっちに歩いてきたのよ…
そういえば…この女性はどうしてコリンと一緒にいたのかしら…?
「姫様、その説明は私がいたします」
「じゃあ、お願いしてもいいかな?裕実…?」
「はい…実は、私たちはあなた達が逃げてすぐ、3人であなた達を追いかけたのです。姫様がセムちゃんを追いかけたいと頼みこんでくるもので…それで、塔をくぐりぬけた時でした…草原に差し掛かったときに、仲間の一人がいきなり攻撃を仕掛けてきたんです…まさか…アミルがあれほどの野心家だったとは…」
「……つまり、裏切りにあったってわけなの?」
「はい…アミルは姫様をセムちゃんを追いかけるという口実を利用して、旅の途中で殺そうと計画していたようなのです…姫様と、その中で一番の側近である私を旅の途中で殺せば、次の王座につくのは女王様から絶大なる信頼を受けている彼女ですから…」
……そうだったのね…まぁ、私たちの今の戦いとは対して関係はなさそうだけど…
つまり、アミルはあなた達を殺したと思っているわけだから、国に戻ったんでしょ?
「……つまり、アミルは今、国に戻ったって事よね?」
「いえ…恐らく、戻ってはいないと思います…アミルは賢いですから、少しは時期が経過するまで、国には戻らないと思うので…それに、旅で夫を手に入れるって計画を立ててはいたようですし…」
なんて、裕実が言うと、いきなり兵士が慌ててこっちに走ってきたのよ!!
……ちょっと、タイミングがよすぎる気もするんだけど…一体何のようかしら?
「隊長ー!!大変です!!ここから東6kmの地点に、いきなり謎の集団が現れました!!さまざまな種族の魔物娘達が、帝国側にもこっちの方にも進行してきます!」
なっ…!?だ、第三勢力って事なの!?
しかも…私たちと同じ魔物娘だというのに、私たちとも敵対するなんて…いい度胸ね…?
いいわ…メガロス帝国ほどの科学力もなさそうだし、メガロス帝国のあの壁を突破するまでの間だったら…相手してあげてもいいわね…
でも…なんでこのタイミングで……
「お疲れ様…もう下がっていいわよ…?」
「了解です!!隊長!!」
……そういえば、私は兵士諸君に、リーダーと呼ぶように教えているはずなんだけど…なんで彼女、隊長って私のことを呼ぶのかしら?
…一体、どこの部隊なの…?リーダーに少し注意しないといけないわね…
私はそう思うと、去ろうとしていた兵士を呼び止めたのよ…
「待ちなさい…あなた…どこの部隊なの…?私を呼ぶときはリーダーと呼びなさいと報告しているはずだけど…」
「えっ…!?えっと…第3部隊だったかなぁ〜…?」
「……えっ!?リーダー…確か、部隊は各リーダーが名前を決めるはずでしたよね?だから…第3部隊という名前の部隊は存在しない…」
「そう…そうなのよセム…これは、一体どういうことなのかしら?」
私がそう追求すると、兵士は後ずさっていくのよ…
これは、明らかに怪しいわよね…?
「………くっ…ふっふっふ…あっはっはっはっはっ!!まさか、ばれるなんて思っていなかったなぁ…普通は、こうやって新勢力が現れたって報告してくれた兵士を疑ったりはしないと思っていたのに…さすがって言うべきかしら
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