デモンスタワーを後にしてから、俺たちはこの二日間…大したイベントも無くのんびりとこの草原を歩いていたんだ…
凄くのんびりとした雰囲気の草原だから、時間の流れが過ぎ去るのをとても遅く感じるぜ…
既に時間帯は夕方…昼間に一回休憩してからノンストップで歩き続ける作業さ!しかも、一切会話なし…今まで、しつこいように言って来たけど…会話なしだったんだよ!!
本当は…俺だって会話がしたいんだよ!!分かりやすくいうと…構って欲しいんだ!!だって、だってさ…
なんて思ってはいたが…か、勘違いするなよ!?嘘なんだからな!?
そして、そう思いながらしばらく歩いていると、少し先の方に若干だが、黒い壁のようなものが見えたんだ!!
…おぉ…ついについたのか…メガロス帝国!!
「……あそこね…あそこにサリィが…ようやく助けてあげることが出来る…皆、今日はこの場所にデメトリオの宿屋を展開して、明日から攻め入るわよ?」
「了解ですリーダー!!」
リーネがメリィにそう答えている間…俺はメガロス帝国の方を見ていたんだ!
あ、あそこが…人生の終着点と呼ばれている町…かぁ…
どうでもいいことなんだけど、あそこの部分には霧が発生しているんだな…
その霧のおかげで、不気味なイメージが増幅されるぜ…
なんて思っていると…すぐに俺の宿屋が展開されたので、俺はマイ宿屋に戻ったんだ…メリィのことだから…朝早くに行くんだろうしな?
で、宿屋に戻ってからレベッカが作ってきたサラダを食べて風呂から出た時なんだが…メリィが俺の大切な物入れをあさってたんだよ!!
…い、いくらメリィでも、人の持ち物を勝手に漁るってのはよくないと思うぞ!?
「メリィ…それはやめて貰えませんか?さすがにそれはダメですって!な?」
「……デメトリオだったらいいでしょ?」
……むっ…前から思っていたんだが…毎回毎回、デメトリオだからいいってメリィは言うよな?でもさ…それってなんだかおかしくないか?
だ、だってさぁ…フェアじゃないぞ!?くっ…今日こそは言ってやる!!
『よくないですよ!!』ってな!?
「め、メリィ…さすがに俺にもだな…見られたら困るものとかもあるから…」
「黙りなさい!!所詮…私達がいなかったら何も出来なかったくせに…生意気ねぇ?あなたは黙って、言うことだけ聞いていればいいのよ…わかった?」
………もう限界だ……
さすがに、俺はメリィのことが怖くて仕方が無かったから今まで耐えて来たけど…今回はむかついた!!
誰が、『何も出来なかったくせに』だよ!?
俺だって…少しでも実力があれば、少しはモンスターラグーンのメンバーの役にもたてたんだ!!
好きで何も出来なかった訳じゃないんだよ!!
「何も出来なかったっていうけど…俺だって、才能が欲しかったよ!!生まれた時はあまりそんな事は考えていなかったけど、大きくなるにつれて次第にそう思ってきた!!メリィ…俺だって…俺だってなぁ…好きで何も出来なかった訳じゃない!!」
「それは、あなたの努力が足りなかったからでしょ?私には関係ないわ…あなたが何もできなかったのはあなたのせいよ?」
「ど…努力が常に報われるなんて思わないでくれよ!!世の中の人間全員が、努力で上手くいく訳じゃないんだ!!俺のせいで何も出来なかった訳じゃない!これは…神様だよ!!神様のせいで…」
「…そんな事を言っているようでは、あなたは一生そのままね…サリィも、こんな男のどこがいいのか…」
「さ、サリィは関係ないだろ!!それに、メリィは毎回毎回サリィの為に動いているように見えたけど…少しは人生をゆっくりと過ごすべきだ!!」
「……もういいかしら?私はデメトリオに付き合っている時間は無いのよ」
そう言いながら、メリィはそっと俺の部屋から出て行ったんだが…
く、くそ…何だよ…お、おれだって…俺だって好きでこんな弱く…なったわけじゃないのに…
「うぅっ…ひっくっ…うわあぁぁぁぁぁっ!!」
俺は思わず自分が虚しくなり、布団の中にもぐりこんでから枕を抱きながら思いっきり泣いたんだ…
そして、泣きつかれた俺は自分でも気がつかない間に眠っていたんだ…
そして…俺は不意にトイレに行きたくなって目を覚ましたんだが…
時間は夜の3:18分をさしている…かぁ…
俺はトイレで用をたしながら、メリィと若干だが口論した時のことを思い出していたんだ…
な、なんで俺が…あんなに言われないといけないんだ…?
そうだよ!!なんで俺が…決めた…俺は、この宿屋を出て行く!!今から!
……親父や母さんが頑張って経営してきた宿屋を手放すというのはつらい…
だが…俺の人生は俺が決めるべきなんだ!!そして…自分で人生を決めたらきっと強くなれるんだよ!!
………それに、よく考えたら俺はモンスターラグーンのメンバー達からしたら
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