62 デモンスタワー 4階

俺達がデモンスタワーに戻ってからしばらくの間…凄く俺たちは静かに進んでいたんだよ!!
で、今は俺一人だけが静かな状況なんだよ!!
毎回毎回…どうして俺には話題がないんだ!?
だが、毎回思っていると同時に、この心の叫びがモンスターラグーンのメンバーに伝わることは無いって事も分かってるから何も言わないけどな?

そうして、さらに数分後の事だ…一人で自分の宿屋の行く末を案じている時、目の前に一人男性と女性のペアを発見したんだ!!
むっ!?こ、これは…久方ぶりの嫉妬パワーの予感がするぞ!?
いやな?もう男女のペアって地点で嫉妬オーラが沸きあがってくるよな…
それに、俺のように標準よりちょい下(?)あたりにいる俺みたいな奴がその女性の近くにいるって状況なら、俺はまだこのような感情を抱かなかっただろうな…
だがしかし…残念なことに、男はIKEMENだったんだよ!!
まったく…デモンスタワーに戻ったと思って早々これかよ…
ん?待てよ…デモンスタワーに男って居たの!?居るわけ無いよな?
だって…いたらアセロラが俺を交渉対象に選んだりなんてしないだろ?

俺は心の中でその結論を導き出すと、そのとたん、ある現実が浮かびあがってきたんだよ!!
あのペア…二人だけでこの塔まで来たって言うのか!?
絶対に冒険者だろ…?だったら、ここまでは旅をしてきたってことになるよな?
……いや、きっとあの男の方も俺みたいに女性に守られてここまで来たに違いないよな?きっとそうだ!!うん!!
俺がそう思いながら歩いていると、向こうもこっちに気がついたみたいなんだ…しかも、結構警戒している感じがするんだが…

そうして俺達がその二人の近くに来たとき、向こうの方から話しかけてきたんだよ!!
話しかけてきたのは男性の方ではなく、女性の方だけどな?

「あの〜…あなた達も旅の方なんですか?」
「…そうよ?」
「そうなんですか〜…私、てっきりこの塔のほかの魔物さんの集団かと思っちゃって…あっ!?私はラーナっていいます!!で、こちらが兄さんのデュマ…ちょっと無口だけど、優しい兄なので…」

ラーナさんがそういった後、デュマさんが一瞬だけ頷くと俺たちは各自、自己紹介を始めたんだよ!!
そして、ルタの説明が終わった後、俺たちはどうしてここに来たのか…その世間話を始めたんだ。
いや…情報を知りえておくことは…大切なことだぜ?
俺も宿屋時代にやってたからよーくわかるんだ…
世の中には本人から聞いたほうが正しいことってのもあるわけだし…
ま、まぁ…情報が違う時も少なからずはあったけど…少しはいいだろ?

「私と兄さんがここにきたのは…シャイって名前のヴァンパイアを追いかけてなの…兄さんが教団をやめるきっかけになった女性で…性格はちょっとえらそうだけど、内心では優しい部分があるというか…とにかく、その人を探しているの!!噂で、この塔を越えたのを見たって聞いて…」
「そうなの…私達は、メガロス帝国に行く途中なのよ。メガロス帝国に国の国民が多数拉致されて…それを取り返しに動いているのよ…私の独断でね?」
「えぇっ!?独断でですか!?め、メガロス帝国って…私も噂でしか聞いたことが無いんですが、物凄い文明が進んだ国だとか…でも、メガロス帝国が国民を拉致したって話…新聞で読みましたけど、噂では事前に話し合いが行われていたりもしたとか…ま、まぁ…あくまで噂ですけどね?」

えっと、これはメリィとラーナさんとの話し合いになる予感がするな…
なんて俺は思いつつ壁際の端っこに移動したんだ…
え?だって…俺が話すことなんて何もないだろ?こうやって、話が聞こえる場所にいてのんびりしているのがもっとも良い方法だと…俺は思うぜ?
そして、俺がそう思っていると、なんと…隣にデュマさんがやってきたんだよ!
そして、俺と同じように聞き耳を立てる…だと!?
く、くそっ!!い、イケメンでしかも強そうで髪の毛ロン毛の男め…
な、中々やるな…
そう思いながら、俺はまたメリィたちが話すのを聞き始めたんだよ…
え?俺はデュマさんの事が嫌いなのかって?違うかな…
な、なんていうか、嫉妬補正が40%をオーバーする人物は苦手なんだよなぁ…ちなみに嫉妬補正ってのは右にある赤色のゲージな?小説だから見えないと思うけど…一応、言っておくぜ!!

「そういえば…メガロス帝国といえば、面白い噂があるんですよ!!」
「…面白い噂?」
「はい…実は、メガロス帝国は別名、人生の墓場って呼ばれているらしいんですよ!恋に破れた男が行くところとか、恋人に裏切られた男がいく場所とか…しかも、まだ幼い孤児を引き取って兵士に鍛えてるって噂も…でも、実際に行って出てきた者は任務に行く時の兵士の姿だけらしいです!!大きな壁があったり、空には何か謎のバリアが張り巡らされている
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