〜しばらくは、メリィを主人公としてお楽しみください〜
……ふぅ、この町でも少しはメンバーの候補を集めることが出来たからよかったわね…
私はそう心でつぶやきながら、【ナイト=ファミリー】に戻ってきたところなんだけど…
正直、この町の女性って胸が大きい人が多いのよねぇ…羨ましい…
はっ…なんでも無いわ…それより…デメトリオは寝ずに過ごしているのかしら?
私はそう思いながらデメトリオの部屋に行ってみる…けど…
私が中に入ると、デメトリオは部屋の中にいなかったのよ…
えっと…?まさかあいつ、勝手に外出とかしたってことなの?
……デメトリオの癖に生意気よ…
まったく、こっちがデメトリオの身を心配して寝るなって言ったのに、外出してるってどういうことなのよ…
え?なんで寝たらダメなのかって?そりゃあ…この町の住人は全て相手が寝ている間にいろいろやってくる人たちばかりだし…
金持ち連中は何を考えているかわからないから…念入りに言っておいたのよ…
まぁいいわ…明日になったら出発するんだし…私も寝るかな…
そう思って私は、自分の部屋に戻って眠りについたのだった…
「リーダー…デメトリオがまだ戻ってきていないんですけど…」
私はぐっすりとサリィを愛でる夢を見ていた所を、リーネとジャンヌに起こされたんだけど…
デメトリオ…まだ戻ってきていないの?
……これは…少しおかしい気がするわね…
私はこの瞬間、嫌な予感を肌で感じ取り、早速デメトリオを探すようにチェルシーとククリに頼み込んで自分の部屋でありとあらゆる可能性を考え始めたんだけど…
「……考えられる要因はたくさんあるけど…」
そう言いながら、メモに自分の考えを書いていく…
【 メモ
@ デメトリオが私たちから逃げた…
A この町の誰かに拉致された…
B 遊びに行ってまだ帰ってこない…
C 実は戻ってきているけど、自分の部屋で眠っていない…
】
考えられるのはこの4つ…だけど…
うーん…@とBは無いわね…よく考えたら…
まず、自分の私物…武器をゾーネに預けたまま逃げるというのは考えられないこと…さすがに、武器も持たないまま今までの道のりを戻っていくほどの勇気はデメトリオには無いわ…
これによって@という可能性は消えたわ…
次にBが消えた理由だけど、デメトリオは結構真面目な男なのよ…
結構サリィに連れられてハイネの宿に行ったけど、デメトリオが仕事中にサボったのを見たことは少ないから…
それに、外出しても1時間経たないうちに基本的には戻ってくるし…
デメトリオの持っている資金から考えても…買い物にいって少々のお菓子でも買ってきたら帰ってくるだろうし…
今、帰ってきていないのは怪しいのよ…
むぅ…じゃあ、残ったのはAとCだけど…
私は凄く真剣に考えてみた…デメトリオの為に物事を考えるのもおかしい気もするんだけど…デメトリオのことをサリィが好きなんだから…仕方ないわ…
デメトリオをメガロス帝国に無理やりにでも連れて行って、サリィをかっこよく助けて、サリィに告白する勇気を与えるまでは…面倒みてあげるわよ…
……ちょっと待ちなさいよ…Cの可能性だけど…
デメトリオに他の部屋で寝る勇気なんて、よく考えたら無いわよ…!?
デメトリオは自分に起こる性行為の機会でさえ変なポリシーで捨てる男なんだから…自分の部屋以外で寝ることは…ありえない!!
Cも消えたとしたら…Aしか考えられないわね…
その結論が導き出されると、私にできることはただ一つ…チェルシーとククリが帰ってくることを待っておくことしか出来なかった…
帰ってきた二人の報告によると…デメトリオは今、この町でも一番の大金持ちのエヴァリン邸にいるらしいのよ…
早速助けに行くつもりだったけど…よく考えたら、一番の金持ちの家に防犯対策もせずに行くのは無謀ね…
といっても、今から装置を作っていたら、メガロス帝国につくの…遅れてしまうし…
そうね…作戦会議を開くとしましょうか…
〜ここで、デメトリオのストーリーのスタートぉ!!〜
「……ふわぁ〜〜…ね、眠い…今何時なんだ?」
結局、地下だから現在の時間がわからず、いつ…なにが起こるのかわからない状況でびくびくしながら待っていたわけだから、今眠くて仕方が無い…
それに、物音一つしないこの空間で、床に寝そべってゴロゴロする以外にすることが無い状況ってのは…結構つらいぜ…
え?床で寝てしまえばいいじゃないかって?
だから…寝たら、俺のポリシーである性行為は愛するもの同士でやるってのが終わる瞬間が近づいてしまうって…そんな気がしないか!?
眠くても…怖くて寝れないんだよぉ!!
俺だって…もう数時間は絶対に経過しているだろうけど…その間、必死で暇を潰したわけだし…もうそろそろ後ろの壁が崩れたりとかし
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