そして今、俺達は若干緑が残っているが、一面がほとんど砂ばかりのこの場所にモンスターラグーンのメンバーといるわけだぜ!!
え?船旅の説明はどうしたって?
おいおい…忘れたのかい?俺はパッと移動を選んだんだぜ!?
だから…多分航海はしたんだけど、そのときの記憶を忘れてしまったんだよ!
多分な…?
「……それにしても、熱そうだなぁ…最近まで冬だったって言うのに…」
それに…俺、砂漠って嫌いなんだよなぁ…だって、砂は服の間に入ってくるし、口の中はじゃりじゃりするし…日射は強いし…
など、嫌な部分をあげればきりが無いんだが…一番の決め手はそう…
この砂漠のうわさはフェルス興国にも届いていてさ…
時の砂漠フルーレって名前の砂漠で、年に何回か物凄い砂塵の大竜巻が発生するらしいんだ!なんて危険…
それに、この砂漠には多くの考古学者が来ていて、多くの古代建築が眠っているらしいんだけどまだ未開の地も多いらしいんだ!!今、俺達がいる場所は小さな町になっておりまだ安全だけど、一歩足を踏みいれれば野生の魔物の女性達はいるし、考古学者の護衛の方々にも柄の悪い人も多くいるって話なんだ。
で…メリィは今日…どうするつもりなんだ?
まさか…今日出発するつもりじゃないだろうな…
なんて思いながらメリィのところに行ってメリィに聞いてみたんだ。
「メリィ…今日はどうするつもりなんだ?ま、まさか…行くって事はないよな?」
「…行くわよ?当然」
……ふ、俺はこんな気はしていたんだ!!
墓場の時だってそう…一体何を急いでいるのか、メリィはその場にとどまるって事を知らないしな…
で、俺が引きつった顔でメリィを見ている時だった…
「あの〜…らくだはいかがですか〜?早いですよ〜」
いきなり俺はサングラスをつけた不思議な女の子に話しかけられたわけだが…
か、金が欲しいのか!?お、俺のような何のとりえも無い男から金を脅し取るつもりなのか!?
「ちょっと、こっちの方に来ていただけませんか?」
そう言って俺は人ごみから離れた場所に半ば強引に連れて行かれたんだ…
ふっ…ジパングでも散々お金をぶんどられてきたのに…ここに来ても、早々俺のお金を狙う女の子が…
よし…俺は決めたぞ!!
これからは分捕られてもいいほうの財布と、ダメな財布を両方作って持っていこう!!そうすれば…俺の宿の経営が悪くなることはないし…
そう決まれば、俺がやることは一つ…
この女の子にお金を渡してすばやく開放してもらおうじゃないか!
それが…もっとも効率的な方法…だろ?
俺はそう決断し、財布の中から銀貨を10枚出してこう言ったんだ!!
「頼む…これで俺のことを開放してください!俺のようなひょろくて人間の男の屑のような存在を狙うよりも、他のお金を持っている人を狙ったほうがいいですよ?」
「え…あの…その…私は決してそういうつもりじゃなくて、らくだをレンタルいたしますのでそれを借りていかないのかと…」
……あれ?俺ってまさか勘違いしているのか?
俺はてっきりお金を無理やり脅し取ろうとしている類の方かと…
そ、それにしても…らくだって言ったよな?
いや…レンタルしてもしも砂漠のどこかでらくだとはぐれたりしたら申し訳ないし…今回は断らせてもらおう…
常に物事はもっとも悪い方向を考えないといけないしな!!
「えっと…今回は遠慮します…では、一緒に来た人たちとはぐれてはいけませんので俺はコレで…」
俺はそう言って立ち去ろうとしたんだけど…
どうしてかこの子…俺の服を掴んで離そうとしないんだよ!
まてよ…もしかしたら、らくだの方が嘘の話だったって可能性があったんじゃないのか!?
もしそうだったとしたら、俺をここまで引き止めることも納得が…
俺がそう深く考え始めていたときだった。
「あれ?スージーじゃねえか!?また客引きでもやって怪しまれているのか?」
「ドルゴさん…怪しいというのは酷いですよ…私は精一杯やっているんですから…」
奥の方から人当たりのよさそうなおじさんが近づきざまにこういってきたんだ。
それにしても…あの怪しい女の子スージーって名前だったのか…
で、このおじさんがドルゴさん…かぁ…
「悪いな…スージーの奴、しつこかっただろ?」
「いえ…別に…」
まぁ、俺の勘違いだって可能性も捨てきれないわけだから…そこまで言うのも悪いって俺は思ったんだ。
とにかく、俺は今すぐこの場から離れたいんだよ!!
これから先に砂漠越えが待っているというのに…このようなところで必要以上に疲れることをする必要が無いんだよ!!
で、それ以上ここにいる必要も無いと判断した俺は、そっとその場所から去ろうとしたんだが…
どうしてこういったタイミングで毎回俺は逃げられなくなるのか…
半空気状態の俺はやはり、絶妙なタイミングでドルゴって人に話
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