…朝を迎えて、俺がみんながいた場所に行くと、みんなはすでに起きていたんだよ。
いやぁ…複雑な心境だぜ…まったく…
みんなが寝ている間に俺がどれだけ酷い目に会ったかを考えると、納得いかないのは…なぜだろうな?
俺はみんなに夜あった出来事を忠実に報告したんだが…誰も信じてくれた様子はないのが凄く引っかかる…
それでもみんなは一応俺のことを信用してくれたようで、依頼人に依頼が終わったことを告げると俺たちは宿に戻ってきたんだ!!
今、俺のテンションはハイテンションってやつさ!!
きっと今日は依頼を受ける必要は無いから、楽に出来るんだろ!?
俺がそう思って宿の扉を開けようとしたときだった…
「あ!!メリィさん…外出してたんですか…これ、今日の依頼です」
…紅緒!!どうしてこのタイミングで来るんだ!?それに…
なんでメリィには丁寧に話しかけるんだ!?俺なんか呼び捨てにされているのに!!
こ、これが…扱いの差って奴なのか…?
世の中って、結構厳しいんだなぁ…納得いかないけど…
俺は凄く小さなことにこだわっていたが、良く考えると俺の考えていることはさほど重要では無いってことに気がついたんだ!!
今、一番大事なことは仕事があるのか無いのかだよ!!
もしもあったとしたら…俺は愛しの宿に戻ることも出来ずに依頼に行かなければ行けない気が…
いや、ここに断言しよう!!俺は依頼に行くことになるってなぁ!!
メリィは紅緒から依頼書を受け取ると、じっくりと読み始めたわけだな…?
いや、いいよ別にそこまで真剣に読まなくても!!
むしろ、読まないで…その依頼書を破って捨ててくれ!!
俺は本気でそう願い…オーラをメリィに送っていたわけだ…
届けぇ!!この思い!!
「……面白そうな依頼じゃない…いいわ、みんなで受けましょう…場所もこの染木町からそこまで遠いって事じゃないみたいだし…」
…お、俺の思いは届かなかったかぁ…
俺は凄く落ち込んだが…ずっと落ち込んでばかりもいられないって事で、俺はメリィから依頼書を受け取ったんだぜ…
それにしても…俺の思いが…って、え?もういいって…?
そ、そこまで言わなくても…なぁ?
俺は非常に自分がちっぽけな存在のような気がしたので、その気を紛らわすために依頼書に目を通してみたんだ。
〜〜〜依頼〜〜〜
依頼者:セイーダ・ヴィレッジアップ
内容:護衛
今回、今年も春が来たので、祭りの会場まで護衛してくれる人待ってます!
できれば強くて、役に立つ人材にお願いしますね。
大人数で来ていただいたら、依頼の成功率は上がるし、俺の商品の安全も確保できますしね?
で、万が一商品が盗まれたら護衛失敗って事で
、商品代は払ってくださいねー?
だって…護衛任務に失敗したんですから…ねぇ〜?
まぁ、とりあえずお願いします!!
祭り会場で掘り出し物も見つけることができるかも知れませんし…ねぇ?
報酬:ここはやっぱり交渉で決めるべきでしょう?
備考:交渉に失敗しても…金額は変更しませんからね?
〜〜〜〜〜〜〜〜
一つ…俺が第一印象で思ったことだけど…
この依頼を出した奴…性格がひねくれてるよなぁ…
しかも、なんか嫌な表現つかっているしなぁ…
はっきりというと、俺は苦手なタイプの人種かも知れないぜ…?
俺は今回の依頼は最大限注意しながら受けることをここに決めたのだった…
で、依頼人がいるっていう場所までみんなと一緒に来たわけだが…
ま、まさか…あそこにいる夫婦じゃないだろうな?
でも…荷物持ってるぞ…?
俺はしばらくの間、頭の中で討論を繰り返し、その結果あることに気がついたんだ!!
あの人が100%確実に依頼人だってことになぁ!!
え?決定打…?それは当然、メリィが何の疑いも無くその人たちの方に向かったから…だよなぁ…やっぱり…
ま、また夫婦かよ…お、俺、夫婦とかカップルなどの方々に会うと嫉妬してしまうってこれまでにも何度も言ってきているのに…なぁ?
などと思いながらも、俺もその人たちのところにいったわけだぜ…
「…ん?あんたらが今回の依頼人?」
「…そうですが、セイーダさんですか?」
「あぁ!こっちが妻のパンナコッタって言うんだ。今日はよろしく」
「今日は…よろしくお願いします〜!」
……早速夫婦間の仲がいいって事を自慢してこなくていいから!!
なんて思ってしまう俺は確かにそこにいた…
だ、だめだ…今日は眠ってないから余計に強くそう感じてしまうぜ…
…で、早速護衛任務が始まったわけだな?
まぁ、ここまでにも結構話があったりしたんだけど…
夫婦間のラブラブな感じが描写されている話も結構あって…
悔しいからスキップさせてもらおう!!
え?勝手なことをするなって言いたいのかい?
悔しいからいいんだよ!!
もはや、自分でもわけがわからないこ
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