「うぉおおおっ!?」
ゆ、夢か…いやはや…すさまじい夢を見たぜ…
え?『どんな夢を見たか聞きたくないけど…どうしてもって言うから聞いてあげるんだからね!!』って?
そこまで変にツンデレっぽくしなくてもいいじゃないか…
などと、言ってもいないであろう読者諸君にこう告げて、今現在見た夢の内容を話そうとしている俺は確かにそこにいた…
大丈夫!!身振り手振りで表現してみるからさ!!
俺が今日もまたいつもと似たような変な夢を見るのかと思って、眠りについてから多分しばらくしたときだろう…いきなり、見ていた夢が変わったんだよ!
気がつくと俺は良くわからない平原に立っていたんだ…
そして、小さい女の子がこっちに向かって手招きをしていたんだよ…
俺はそのことに関しては一切突っ込まず、まるで当然のようにその子のところに歩いて行ったんだ…
すると…いきなり小さかったはずの女の子が大人の女性になり、その後俺の体の大きさが…まるで小人にでもなったかのように縮んだんだよ!!
そして、小さかった女の子は今ではすばらしい巨乳の持ち主に…!!
ここまでは良かった…性格に言えば、その谷間の間に挟まれる瞬間までは…まるで天国にいるかのような夢だったわけだよ…
だが、さすがは俺が見た夢…一筋縄ではいかなかったんだ…
胸の間に挟まれた俺は容赦なくその女性の胸に押しつぶされ、呼吸が出来なくなったわけですね…?
で…頑張ったが運悪く力尽きた…と、そこで夢は終わったと思っていたんだ!
だが、気がつくと俺は廃墟が立ち並ぶ場所にいて、ふと空を見上げたんだ…
すると、空を覆うほどの巨大で隕石のような胸が降って来たんだよ!!
で、悲鳴を上げたってのが…俺の夢さ!!
実は…凄く内容をカットしてるけど…まぁ、あながち伝わったと思うぜ…
だが、夢だったとはいえ、俺は胸が大きいとこんな恐ろしいことが起こりうるという事実に気付くことが出来たんだ!!
しばらくは、胸が大きい女性は遠慮したいぜ…
そしていつもと同じように食事をして、今日は珍しく久しぶりにジャグリングをしてみたんだ!!
まぁ、どうでもいいことだけどね?
それにしても、今日は依頼が届くのが遅いなぁ…
いつもなら1時間くらい前には依頼を持ってきている紅緒が今日はまだ来ていないんだよ…まさか、まさか昨日の件で仕事が楽になったからってまだ酒を飲んでいたりしないだろうなぁ…
そう思っていると、いきなりまたもや宿の扉が乱暴に開けられたんだ!!
扉の金具が壊れたらどうするんだ!?や、やめてくれよ…
俺の宿の扉を思いっきりすさまじい勢いで開いたのは…奉行所三人組みの一人…マスカットだったんだよ!!
あれ…?紅緒さんは…どうしたんだ?
「あの…紅緒さんは…?」
俺は思わず聞いてみたわけだけど…このとき、ジャグリングに使っていたコップが全部半壊したんだ…
コップなんか、ジャグリングに使用しなければ良かった…
俺がちりとりの中に割れたコップの破片を入れているときにマスカットが俺に向かっていってきたんだけど…
「紅緒なら、今日は飲んでるから来ないよ…で、これが依頼書ね?じゃ…」
そう言って容赦なく扉を思いっきり閉めてマスカットさんは帰ってしまったんだよ…
その瞬間、俺の扉を支えていた金具の留め金が吹き飛ぶ始末…
だ、だからゆっくりと閉めて欲しかったんだよ…
俺が必死に金具を修正している間にメリィは依頼書にちらっと目を通すと、興味もなさそうに自分の部屋に戻っていったんだよ…
せめて、手伝ってくれるとうれしかったぜ…本気で…
誰も…誰も手伝ってくれなかったんだ!!
俺の手伝いをして飛んでいったネジ一本とってくるのがそこまで嫌か皆!?
俺は非常に言いたいことができたが…これ以上精神的にストレスを溜めるのは身体によくない…よな?
そして…扉の修理が終わってから、俺は割れたコップの破片を念入りに掃除すると、机の上にナイフで止められた依頼書に目を向けたんだ。
最近、俺の扱いが目に見えて酷くなってきているが…こんな俺でも主人公って事を忘れているんじゃないのか?
今までだって…俺が戦闘中にどれだけ主人公らしいことをしてきたか…
読者のみんななら、わかってくれるよな?な!?
で、肝心の依頼書の内容だが…
〜〜〜依頼〜〜〜
依頼者:蔓木 葡萄(つるき ぶどう)
内容:温泉宿大清掃計画
『今回は、私の依頼を受けていただき…ありがとうございます
今回、築30年記念、蔓木温泉の大清掃の時期がやってきましたので…
依頼を受けてくれた方…当宿に泊まりに来てくださった方も手伝っていただけるようなので…
よろしくお願いします!!仕事が終わった際は皆さん、温泉も用意しておりますので!』
報酬:温泉数回無料券 温泉葡萄饅頭
〜〜〜〜〜〜〜〜
これだよ!!俺はこう
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