次の日の朝…やっぱり大陸が変わると何かが違うのか、微妙にだが体の疲労がここになって出てきた気がする…
俺はとてつもない疲労感を全身で味わいながらもロビーに出てきて朝食を取る事にした訳だが、ロビーにいるモンスターラグーンの彼女達がきれいに俺の今日の朝飯の分以上の飯を各自、がつがつと食べてくれちゃっている…
あのペースで食べ続けたらあっという間に食糧がそこを尽きるぞ…?
俺が真剣にそのことを考えたときだった…
「あ…デメトリオー!ちょっといい?」
レベッカが俺のことを呼ぶ…?珍しいこともあるんだな…
そう思いながら俺はのんびりとレベッカの元に向かって行った。
「何だいレベッカ?俺に何かようか?」
「ごめんデメトリオ…食料底をついちゃってさぁ…」
「はぁ?」
今、こいつなんて言った…?食糧が底をついたってそう言ったのか…?
一瞬だが、俺の回りで時間が停止したのを俺は肌で感じ取った…
「食料が底をついたって…そんなの冗談じゃないぞ!?まだ数日分は残っていたはずだろ!?」
「いや…張り切って作りすぎちゃって…ごめんね〜?」
……こ、こいつ…いや、今になって終わったことを追求しても埒が明かないか…
俺はこのタイミングで変に悟ったのだった…
また俺の財布から金が飛ぶんだろ…?わかってるよそのくらい…
そして朝飯をラグーンメンバーのみんなが食べ終わるのを乾パンを食べながら見ていた俺…
正直、この乾パン凄く硬いとか俺は絶対に文句は言わないぜ…?
「…はぁ…」
「…どうしたのデメトリオ…?」
「メリィ…もう少しラグーンメンバーのみんなに食べるのを自重してくれないかと言ってくれないか?このままじゃ俺の宿の金庫の金、全部吹き飛んでしまうぜ…」
「……まぁ、いいじゃない」
「いいじゃないって言うけど…君達、性別は女性の癖に食べる量が多すぎるんだよ!?」
「…そんなに怒らなくてもいいじゃないの…乳酸菌ちゃんと取ってる?」
……確かに、変に金のことになって一瞬だが理性がなくなったな…
この点については反省しないと…
などと思いながら俺はメリィの近くから離れ、このラグーンメンバーの中でも頼りに出来そうなジュンコさんに特定の銀貨を与えて買い物に行ってきてもらうことにした…
こっちは面倒だけど、船の素材集めの時間だぜ…
「みんな…もう用意はいいわね?じゃあ、各自ゾーネが作った船の設計書を配るから目を通して置きなさい…」
などとメリィが言って、横の方から設計書が配られてくる…
そして、俺の近くに回ってくるであろう設計書を俺が受け取ろうとすると引っ込めて取れないようにするルタ…
「…いいよそんなの、早く渡せって…」
「なによぉー…今回テンション下がってんじゃないのー…あたいもまだ眠いからあんたのこと言えないけど…」
いや、そんな事する奴も昔友達でいたんだけどさ…
結論的に諭してやると九割は普通にプリントを渡してくれるんだ…
それを実践しただけってやつかな?
設計図は異常に細かく書かれていた…でも、この字…魔物語学の授業をサボっていた俺には全然理解できないじゃないか!!
なんだよコレ!?
結果的に内容を理解することが出来なかった俺は、ただ一応形だけ合わせるために、わかったふりをしたわけだけど…
そして話も終わり…いよいよ俺も動かないといけないという時間になり、俺は何もわかっていない状況で動くことになった…
仕方が無い、誰か他のメンバーと一緒に行動しておくか…
いくらかは気も楽になりそうだしな?
でも…今頃だと他のメンバーはもうほとんど出発してるよなぁ…
俺はそう思いながら辺りをきょろきょろと見回すが、やっぱりほとんどのメンバーは出発して残っているのはスカニとリーネとレベッカとリバティーの4人、各自のんびりと準備をしているのが伺えるといったところか…?
など冷静に状況を見極めた振りをしながら俺は4人の下に近づいていった…
「なぁ…みんなはこれからどうするつもりなんだ?」
俺がそういう風に聞くと、全員自分のことに手が一杯のようで視線をちらりとこっちに向けただけで…他には何も無かった…
いや…俺は何かあると思っていたさ!!何か台詞があって、その後で進展があると期待もしていたさ!!
……まぁ、会話なんて無かったわけだけどな…?
そしてそれからまた少し時間が経ったときだった…
微妙にだが俺は運よく残っていたメンバーになんとか仲間に引き入れてもらっていた…
いやぁ…一時は本当にどうなることかと思ったけど、案外切り抜けることが出来るものなんだな…
そして俺たちはリバティーに宿の留守番を任せると宿を後にした…
リバティー…いくら働きたくないとはいえ、怠惰なやつだよまったく…
そして、宿を後にした俺たちが目指した場所は奉行所…クエストを受けることが出来る場所だ…
も
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