28 3人の幼女と狩られる男共

……さて、どうするかなぁ…
今現在…俺はモンスターラグーンの彼女達の船にいて、どうやって戻るかその答えを探していた所だった…
だが、俺はとてつもなく安全で確実に戻ることが出来る方法を見つけ出したんだ!!
「このロープで俺達の船とこの船はつながっている…なら、ここにあった箱を利用して…あの時、食べ物を受け渡しした時と同じことをしたら安全にわたれるじゃないか!」
そう思い、早速大きめで俺が入れる程度の箱を探す俺…
お!?あの木箱とかよさそうじゃないか!!

俺はさっそく考えたとおりの方法でロープを渡る用意をした…
なんと、俺の後ろでは若干だが太陽が昇り始めているところだ…
…一晩越してしまったのか!?嘘だろ!?
と…とにかく、早くもともといた船に戻らないとな…
そう思いながらそっと木箱の中に入って見る…おぉ!?
これはなんと…驚きの安定感じゃないか!!これは…俺が考えていたよりもはるかに有効的な方法だったのか!
「よし…行くぜ!!」

……そして、物凄い時間が流れた…
そうだよ…一つ、重要な事を忘れていたんだ…
俺は、物凄い時間を消費してようやく一つのことに気がついた…
この方法、一人木箱の中で宙ぶらりんになっているだけでは初期位置から移動することが出来ないんだよ!!
しかも…若干波で揺れやがるから微妙に前に進んでいるんだよ!!
じゃあ動いてるじゃねえかとか言うのはやめてくれ!
まぁ、いつかはこのまま待っていれば向こう岸に着くわけだが…それまで俺の乗っているこの木箱…
相棒が壊れないでいてくれる可能性の低さを考えると…
俺は早く向こう岸に進みたいんだよーー!!

「ゼクーー!!アインーー!!ちょっと手伝ってくれーー!!」
俺はゼクとアインが出てくることを祈りつつ大声で何度も奴らのことを呼んでいた…
すると、20回くらい叫んだところでようやく出てきてくれたんだよ…
でも、二人とも結構眠そうな顔つきだ…
「ふぁぁっ…なんだよデメトリオー…」
「アイン…悪いけど、ちょっとロープを引いてくれないか?」
「あぁ…いいけど…」
ゼクは甲板に出てきたと思うと、すぐに樽を抱きながら倒れこみ寝てしまったので…俺はアインの手を借りて無事に船まであと少しというところまで来ることが出来た!

そして、アインが手を伸ばし、俺がその手を掴んだときだった…
バキィッっと若干嫌な予感がする効果音が俺の耳に入ったのは…
「な、何だ…今の不吉な音は…」
「デメトリオ!!木箱の上のロープと交わっている部分が少し折れた!!急げ!」
「くそっ!!うおぉぉっ!!ファイトォーーーー!!」
「イッパーーーーツ!!」
そして、俺はアインと協力して無事に船の方に戻ることが出来た…
こ、今度は俺が相棒の木箱を救ってやる番だ!!

そう思い、即座に後ろを振り向き、相棒に手を差し伸べる…
「くそっ!間に合え!!相棒ーーーー!!」
そして相棒とロープとの接点が無残にぽきりと折れ…相棒が海に落下するかというところで俺はぎりぎり相棒を掴んだ!!
だが…現実はかなり無情なものだった…
バキィッ!!
不気味な音を立てながら俺が掴んだ部分の板がバキっとへし折れ…
そして…相棒がくるくる回転しながら海に落ちていき…水面上で粉々になったところを…
俺はただ…見ていることしか出来なかった…

「うっ…あ…相棒…相棒ぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーー!!」
俺はその後…俺をここまで連れてきてくれた相棒のことを思い出してはこみ上げてくるものを必死に抑えていた…
「デメトリオ…何たかが箱に感情移入しているんだ?馬鹿か?」
「なんだと!!お前…あの木箱が俺を命をかけてここまでつれてきてくれたんだぞ!!どんなことがあったとしても…絶対にそれだけは言ってはいけないだろうが!!」
「そ…そんなに怒るなよ…意味わかんねぇ…」
アインはそう言いながらこの場を後にし…俺は相棒が残した木箱の破片を大切なもの入れの中にある俺の戦友の隣に大切にしまいこんだ。

そしてしばらくして…ゼクもすっかり目を覚まし、俺たちはまたのんびりと船の旅を楽しんでいた…
「デメトリオさん…あと2日航海すれば目的地の港に着きますよ!結構いろいろな出来事が起こりましたけど…無事に着きそうですね!」
「そうだなゼク…本当、いろいろ助かったし、楽しい航海だったぜ!あと二日…よろしくな!」
俺とゼクがそういった会話をしていると、複雑そうな顔をしながらアインがこっちに近づいてくるのが見えた…どうしてあんな顔をしているんだ?
「どうしたアイン?そんな顔して…」
「デメトリオ…結構今日は面倒くさい日になりそうだぜ…?」
「どうしてだ?」
俺はアインが言った面倒くさい日って言葉が凄い気になった俺は、ただなんとなく理由を聞いていた…
まぁ、今の俺たちならどんなことが起こってい
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