「さて…これが一応俺たちが持ってきた道具と、この建物の中で見つけたものだが…」
そう言ってナッカーサーが俺たちの持ってきた道具を机の上に並べ始めたんだが…
み、みんな…結構色々なものを持ってきていたんだな…
いや…旅に使うかって物もかなりあるけどさ?
「…なぁ、ヤマト…その変な人形はなんだ?不気味なんだけど…」
「ぶ、不気味だって!?いや…俺もいつ持ってきたのかは分からないけど…可愛いと思うよ?」
「分からないって…お前の私物じゃないのかよ!?」
「あぁ…俺の鞄の中に入っていたから…たぶん俺が知らない間に花梨が買ったんだと思うけどね?」
そんな話をドラグーンとヤマトがしているのを聞いて、俺も確かに怖いとは思ったんだ…
だけど、俺にはヤマトの人形よりも気になるものが机の上においてあるのを見つけたんだよ!!
あ…あれは…どこからどうみても…木彫りの人形だよな…
「どうして…お前らはそんなに人形を持ってきてるんだ…?」
「ん…?この木彫りの人形は俺が持ってきたんだ…最近、みんなを木彫りに彫って人形を作るのがブームでさ?」
「へぇ…でもさナッカーサー…この人形は1つしかないようだけど…」
「甘いなデメトリオ…この小さな部分にコレクション要素を入れるのが大人って奴さ…な?ユーマン?」
「……確かに、俺の嫁のアニーたんも骨のアクセサリーで成功しているからな…賢い考えではある」
「…なぁ、こんな話をしている場合なのか?」
……確かに、ヤマトの言うとおりだが…なんか、あいつに言われるとムカッと来るな…
しかし、事実だから仕方が無いよなぁ…
それから、全員が持っている道具の中でホテルの捜索に応用できそうなものだけを分けていったんだ…
でも、ほとんどは俺が持ってきた道具でさ…他のみんなは思っていたより道具を持ってきていなかったんだよなぁ…
「デメトリオ…その懐中電灯さ、俺の持ってきた提灯って奴よりも明かりとしては役に立つんじゃないか?」
「いやぁ…?ヤマトが持ってきたそれのほうが明かりとしては使えると思うんだけど…俺のはつかないから…」
って、ちょっと待てっ!!
あ、あの提灯は…俺の提灯じゃないのか!?俺がジパングで買った…
三年間使われなかった…あれじゃないのか!?
どうしてヤマトが持っているんだよ…?
「お前…それ、俺の買った提灯じゃないのか?」
「えっ…?………そうだよ?」
「どうしてお前が持っているんだよ?それ…」
「…いや、だってさ?前に宿屋内の大掃除をしたろ?そのときに埃を被って俺の部屋のタンスから出てきたから…」
……そういえば、結局どう使ったらいいのか分からなかったから、ヤマトの部屋のタンスに押し込んどいたんだったな…
だ、だって…使い方が分からないんだもん…
「…ごめんな?やっぱりこれ…何かに使えそうだって引っ張り出してきたけど返すよ」
「いや…別にいいけどさ?じゃあ、それを使って捜索をしようか…?」
「俺、これの使い方を知らないんだよな…持ってきたけど…」
や、ヤマト…使い方分からないのに持ってきたのかよ…!?
いや…俺もまったくわからないから何もいえないけどさ…?
「それだったら、デメトリオの懐中電灯をどうにかして使えるようにするしかないだろ?」
「どうするって言ったって…ナッカーサー、これ、音が鳴るだけで光つかないんだぜ?それに、提灯はどうするんだよ?」
「提灯だったら、適当にあそこのあまり捜索では使えそうに無いものの中に入れておけばいいだろ…」
「また…埃を被らせるんですか…?」
ん…?何か言ったか…?いや、気のせいだよな…
この建物の中に来てから、幻聴がよく聞こえるんだよな…
そういえば、昔…聴いたことがある
恐怖から見えもしないものや、聞こえるはずの無い声が聞こえる事が多々あるってさ?
つまり、俺が聞いた幻聴は…恐怖心からくるんだと思う…
いや、まぁ…こんな事は今は…どうでもいいか…
「なぁ…デメトリオ?この懐中電灯、音が鳴るけど…何が入っているんだ?」
「えっ…?いや…まだ見てないけど…」
「だったら、開けるが…いいよな?」
「別にいいけど…テープで補修されているから余り強引にはあけないで…」
ガチャッ…
き、聞いちゃいねぇ…
いや、まぁ…別に綺麗に開いたのなら…文句は無いけどさぁ…
俺がそう思って、ナッカーサーが懐中電灯から何かを取り出すのを見ていたんだが…
懐中電灯の中からカランって音を立てて出てきたのは…鍵か…?
【音がなる懐中電灯】は分解され、【懐中電灯】と【食堂の鍵】になった!
さて…俺たちはこれで明かりを手に入れる事が出来たわけだけど…
これから俺たちはどうすればいいんだろうな…?
正直、明かりは見つかっても、探す場所に検討がつかないんだよな…
それに…あ
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