最終話 魔界にもっとも近い宿屋で(ry

あの長かった旅が終わり、俺の宿屋も元々あった場所にふたたび建ってから早1ヶ月…
俺は今、非常にあることについて悩んでいたんだが…って、どうした?
えっ…?前回の話で出てきた脱出ゲームもどきの答えの数字を教えろって…?
しょうがないなぁ…答えは32591182だ…
おそらく、迷うとしたら5と9のところかな…
…そう、俺がヒントで言ったかどうかは覚えてないけれど、鏡が重要なアイテムだったんだよ!!
そして、本棚に大きく出てきた2の数字と鏡の裏に刻まれた6の数字…あれが騙しだったのさ!!
ヒントの中に、本棚の答えと鏡は二度信じるなってあっただろ?それは、こういう意味だったんだよね…
実は本棚の数字は鏡で反射させると2じゃなく、5に見えるんだよ!!そして、6も裏に彫られていた…
実はあの鏡は鏡面と裏面が回るようになっており、まわすと6が9に変わるんだよ!!
これが鏡を二度信じてはいけないってヒントの答えさ…簡単だったろ?

で、俺の悩みのことなんだけど…

俺がそう言おうとしたとき、2階からナッカーサーが布団を持って降りてきたんだ
まったく…どうしてこうもいいタイミングで現れるか…理解に苦しむぜ…あれか?狙っていたのか!?

「デメトリオー?この布団なんだけどさ…嫁たちの布団は干せたんだが、各部屋夫陣の布団を干すスペース無いんだけど…」
「えぇっ!?仕方が無いな…部屋干しでいいだろ今日はっ!!……今度、ゾーネに頼んで部屋増やしてもらわねぇと…」

……えっ?どうして一ヶ月たっているはずなのに、お前の宿屋にナッカーサーがいるのかって?
それは…とある事情があってさぁ…
あれは、俺がフェルス興国に戻って数日したときだったんだ…それまで、宿屋業を少々休んで、メガロス帝国の連中のうち、泊めてあげることが出来そうな数泊めてあげたんだが、ついに5日前に王様が別の王国再建できそうな場所を見つけたらしくてさ…
そこが…森の中だったんだよね、それで…メガロス帝国の方々は別にそんなのを気にせずに向かったんだけど、ナッカーサーには奥さんが出来たろ?
あの人が虫…駄目みたいなんだよ…それで、困ったことになったとかで…それで、ナッカーサーの奥さんであるミーシャがデメトリオの宿屋に住ませて貰おうって言い始めてさ…
いや、そりゃあ初めは少し抵抗したよ?さすがに何日もは厳しいってさぁ…そしたら、だったら私たちも手伝って生活に支障が無いようにするわって…
それで、居候したって訳さ…いや、別に迷惑って訳じゃないよ?もう、この宿屋も昔に比べて内装も人数も大きく変わっているし…
しいて言うなら、妻陣が食料をハントしにいって、夫陣が家の仕事をするところだろうか?逆じゃないかと…思うんだけどな…
居候といえば…他にも何人か増えてさ…

俺がそうつぶやくと、タイミングよく居候軍団がそろって同じ部屋に集まったんだよ!!

「デメトリオー?野菜、これでよかったよな?」
「あぁ…また数間違えて無いだろうな?ヤマト…肝心なところがぬけているから…」

ヤマト…あいつは、帰り際に一回だけ俺の宿屋で泊まってみたかったようで、俺の宿屋に泊めてやったとき、風呂のところにある装置に感動してさ…
あいつの奥さんが…で、あいつは谷に残りたかったみたいなんだけど、奥さんに連れられて来ちゃったんだよな…
どうでもいいけど、結構料理が美味かったりするんだよな…認めたくねぇけど…

「戻ったぞ?今回は…まぁまぁの収穫だったな…」

ユーマン…彼は本来、海賊だったはずなんだが…どうも海賊って商売は中々にリスクが高いらしくてさ…
それだったら、安定した職について家族を養っていきたいと思っていたみたいなんだ…
で、彼の奥さんとメリィが帰りの旅の時に仲良くなったみたいで…俺の宿屋にメリィの宅配屋が組み込まれるから、それの遠距離宅配サービス兼漁師って立ち居地で俺の宿屋に居候したんだ…
物凄くまじめな男だよ彼は…無口すぎるけど…
あと、俺の宿屋は昔、ある新聞の記事で見た魔女さまがパン屋の二階を借りて宅配サービスを始めました…的な出来事には対応してなかったはずなんだけどな…
世の中って本当に分からないもんだぜ…

「はぁっ…疲れたぜ…っと、ただいま…」
「お疲れ、どこに行っていたんだ?」
「仕事だ仕事、護衛も中々楽じゃないぜ?ほら金だ…」

ドラグーン…こいつは珍しく、俺が宿屋に来ればいいじゃないかって誘ったんだ…
いや、そのときにはすでにナッカーサーとユーマンが来ることが決まっていたからさぁ…
ドラグーンは嫁も一緒の傭兵って奴だから、元々決まった場所に住んでいなかったみたいなんだよ…
それでさ?それだったらこの宿屋を拠点に活動を始めたらいいじゃないかって聞いてみたんだよ…
で、夫婦間で相談した結果、この宿屋に居候し始めた
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