「んっ……」
無理矢理に唇を奪われ、リエルは悔しさに瞳を潤ませる。
「んんっ…… ふぅん……!」
舌を入れ、唇を吸う。
キスから解放すると、顔を背けて目を逸らす。
涙がこぼれ落ちた。
『沼地のリリム』は、リエルだった。
僕を騙して油断させ、隙を突く算段だったらしい。
一緒にいた仲間の裏切りは、この世界において最大のショックを、僕に与えた。
今、夢魔の王女は降伏し、美しき戦利品としてのみ生かされている立場だ。
命乞いを受け入れる代わりに、リエルは姫君から奴隷へとその身を落とした。
裏切られたとしても、僕にリエルを殺(あや)めるという選択はできなかった。
代わりとして、その肢体の全てを夜伽(よとぎ)での慰み者として捧げてもらう。
当然、一晩で赦(ゆる)しはしない。これから毎晩、穢(けが)すつもりだ。
湯浴みを済ませ、香をまぶし、奴隷の衣を纏(まと)い、閨(ねや)に横たわったリエル。
それは、食されるのを待つ料理そのものだった。
穢す前に、乳房(ちぶさ)を弄ぶこととした。
上衣の上から胸の谷間に指を入れ、中にある下着ごと、下へ強く引っ張る。
透ける上衣も、乳房の全てを完全には覆っていないブラも、容易にずらされてしまう。
胸は軽く揺れを見せる。
リエルの胸乳は、空気と視線の前に晒し者とされてしまった。
「な!?」
突然乳房をあらわとされ、彼女は胸を抱くように腕で隠し、体を横に起こして丸くなる。
しばらくはその様子とリエルの肌を眺めていた。
少し経ったあと、やっと反抗に対応し、腕を掴む。
強引に身体から剥がし、手首に腕輪のようなものをかける。
「痛っ!」
鎖の音が鳴る。腕輪は金属の枷で、鎖は寝台の隅から伸びていた。
もう片方の腕、右足、左足……四肢の全てが寝台の隅で鎖に繋がれ、固定される。
「いやっ、いやっ……!」
哀れな奴隷の王女は、寝台に身体をいっぱいに伸ばした格好で、磔と処されてしまった。
「やだぁ……!」
ガチャガチャと鎖を鳴らしても奴隷の立場は変わらず、辱めが止まることはない。
もう、防ぐものも守るものもなく、乳房に手を重ねる。
手のひらに柔らかく温かみのある感触が広がり、枷と鎖は淡い桃色の光を放つ。
もっと触りたい。慾のままに乳房を弄ぶ。
「んふうっ……
hearts;」
唇から夢魔らしい喘ぎ声が漏れ始めた。
更に衝動に駆られ、二度目の接吻をする。
「んっ! んんっ……!」
乳房を弄び続けながら、唇を吸う。
鎖の音が鳴り、桃色の灯火(ともしび)は明瞭になる。
これが夢魔の肌、夢魔の温もりなんだ……
のしかかられて弄ばれるリエルの姿は、狼に捕らえられ、喰われゆく小動物のようであった。
「お願い、許して…… はぅん……
hearts;」
リエルがもがく、鎖は輝き、音が鳴る。
悲鳴と喘ぎ声が混じり合い、区別のつけようがなくなってしまっていた。
僕は、肌の感触に夢中になって、穢すことを忘れてしまっていたことに気付く。
獣慾すらねじ伏せる、ありえない矛盾に愕然とする。これがリリムの快楽なんだ……
下衣に手をかける。秘すべき部分を覆う、紫色の下着に指が触れた。
両端に紐の結び目がある。それをゆっくりとほどく。
下着を奪った。正面を隠す部分以外は、紐のようなものだった。
前垂れをめくり上げるまでもなく、リエルの秘すべき部分があらわにされる。
透ける布地の向こうから、きれいに手入れをされた草原が目に飛び込む。
早速穢そうとして、自分の愚かさに気付く。まず、自分の服を脱がなければ始まらない!
全て脱いで、放り投げた。
皮肉にも、恥ずべき部分のみ剥かれているリエルの方が、服を着ていると言える状態だ。
リエルの顔を見る。反応してリエルが見返す。
僕の視線にこれから起こることを察したのか、リエルは観念し、そっと瞳を閉じた。
逸(はや)る心を抑え、まずは尻に触れる。重みを伴った温もりが手に広がった。
「あぁん……
hearts;」
リエルは手から尻を離そうと、腰を持ち上げる。鎖が鳴った。
尻を少し弄んだあと、ほっそりとした腰の左右を捕らえる。
堅くなっている慾の証、その先端をリエルの草原に触れさせる。
「やさしく、して、ください……」
鎖が音を立て、囚われの姫は略奪の恐怖に身を震わせた。
夢魔であるリエルにも、これは断頭に等しい恐怖なのだろうか。
裏切りの代償として、焦らすことでリエルの恐怖を煽ることにした。
挿(い)れたい感情、堪えがたいそれを堪え、リエルの谷に沿って、逸物を上下させる。
それは戦国時代の処刑で、磔の姫君の眼前で槍を交差させ、見せ付ける行為を連想させた。
「ああん、いやぁ……
hearts;」
嫌悪の声とは裏腹に身体に力は入っておらず、リエルは半ば諦めてしまっている。
それでもこれから始まる略奪に怯えてお
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