「あひぃ……」
「ふぅ……。さて、ドナルド・アンダーソンを探しに行くか。」
焦点の合わなくなったサキュバスをおいて、妙にツヤツヤとしたスネークは再びダクトに入り込む。
CALL!CALL!
「なんだもう、うるさいなぁ……大佐?」
「スネエエエク!返事をせんかこの馬鹿者おおおおおおおおおお!」
「わ!びっくりした!」
無線から聞こえる大佐の怒号に、スネークは思わず身を竦める。
「やっと出おったか!スネーク!聞きたいことがある!」
「なんだ?」
「お主がさっき見つけたサキュバスじゃが、」
「ああ、美味しく頂いた。」
「そんな事はどうでも良い!どんな娘じゃった!?」
「そうだなあ、赤髪で」
「ふむ」
「黒いタンクトップ着てて」
「……ふむ」
「ああ、お尻が魅力的だった。」
「……………」
「感度もなかなかで……、大佐、どうした?羨ましさの余りに言葉もないか?ん?」
「………じゃ。」
「んあ?」
ボソリ、と呟く大佐。
「そいつはワシの姪じゃああアアア!!」
無線の向こうでバキッ!と何かを殴りつけたような音が聞こえた。
「貴様が、貴様なんぞが、あの子の処女を……!!」
「だ、大丈夫だ。クリとか乳首をを弄くっただけで、膜は破ってない。」
「そう言う問題じゃねぇんだよこの淫乱女ああああ!」
「何だとおおおお!淫乱で何が悪い!」
売り言葉に買い言葉で、スネークも大声で怒鳴る。
大佐と言えば、ロリにはふさわしくないような形相で無線機に怒鳴っている。
その様子はまるで般若の様である。
「ワシの我慢にも限度がある! もうお主には任せておけん! ワシが出撃する!!お主はもう帰れ!!」
「やかましい!もうあんたのテクニックじゃ若い女の子達は満足させられん!自重しろロリババァ!!」
「ロ、ロ、ロロリババァじゃとおお!?」
もはや元の話題とは全く関係ない内容で言い争う二人。
その様子を見て、メイ・リンが涙目で見つめている。
「ふぇぇ……二人とも怖い……」
「ちょ、ちょっと!二人ともやめなさいよ!メイ・リンが怖がってるじゃない!」
「あっ!す、すまんメイ・リン!大声を出して、驚かせてしまったかの!?」
「(今だ!)任務に戻る!」
「あ!待て貴様あああ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「(さて……大佐の姪はとりあえず置いといて、アンダーソンを救出しなければ)」
ガコン!
アンダーソンが居る独房に入り込むために、ダクトの金網を外してズルリ、と独房の中に入り込む。
「だ、誰!?」
「大丈夫だ、敵じゃない。あんたを救助しにきた。(男か……)」
独房に入っていたのは、まだ若い青年のようだった。
「あぁ、助けに来t」
「あー、はいはい。じゃ、次いきますか。(……男かあァ……チッ)」
「ええー!?ちょ、なんか反応が冷たいような」
「あー、はいはい。(男には興味なんかないんだよねー)」
「いや、あの」
「あー、はいはい。(ケネス・ベイカーは女の子だといいなー)」
「あ、ちょっと待っ……あぶ!」
足が絡んだのか、床に倒れ込むアンダーソン。
「何やってんですか?(はぁ……野郎のドジなんて見ても何にも楽しくな……!?)」
転んだアンダーソンの足下を見ると、触手のような物がうごめいていた。
「あいたたた……」
「その足……!?あんた、スキュラだったのか!?」
「あ、あ、やだ、見ないで……!」
「(ぐふっ、かわいい)それにしても、なんで男装なんか?」
「あの、その、騙そうとかって思ってたんじゃなくて、あの、あの、ごめんなさい……」
「いや、かわいいからゆるs……ゴホン、まあいいや。じゃ、行こうか!さあ!手を!」
「あ、ありがとう……。え?あの、どこへ……」
「うん、とりあえず女子トイレに……」
CALL!CALL!
再び鳴り響く無線機に、若干いらついた様子でスネークは応答する。
「なんだうるさい!」
「……なんだとはご挨拶ね、スネーク。アンダーソンさんは見つかった?」
「おぉ、ナオミか。いや、大声を出してしまってすまん。大佐かと思ってな。」
「大佐ならトイレに引きこもってるわ。胃が痛いんですって。メイリンも付き添っているわ。」
「ほぉ。(メイ・リンいないのか……)あ、そうそう。アンダーソンなら見つけたぞ。」
「あら、意外とやるじゃないの。」
「ふふん、まあな!(ドヤッ)」
「まあ、とりあえずは安心ね。それじゃ、ベイカーさんも早く見つけてあげて頂戴。」
「まかせておけ!事が済んだらすぐに行く。」
「え、ちょっと。事ってなn」
ブチッ!
無線をきり、アンダーソンにくるりと向き直る。
「……さて、それじゃあ、アンダーソンさん。こちらに……」
「は、はい……あ!あの、そう言えば、テロリストの兵器については聞かないんですか?」
「そんな物はどうだっていい
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