スライムコアに手を伸ばして《ダークスライム》

俺の名前はバイオレット・カラージェイ
カラージェイ家という代々冒険者の家系に生まれた男だ。俺には何人もの兄弟がいるが俺は十九男だ。ちなみに歳は19。

今日俺はとある魔界近くにある村に呼び出されていた。
俺の目の前には白く長い髭を生やした、いかにもって感じの村長さんがいる。
村長さんは重々しく髭で隠れた口を開く。

「この村の近くの平原で…ダークスライムを遠くから見たと言う者がいてな…」
「ダークスライム…ですか?」

うむ、と村長は続ける。

「普通のスライムならばそこまでの危険性はないかと思われるんじゃが…ダークスライムは人を自分と同じダークスライムにしてしまうと聞く…それに高い魔力も持つと言う。村の者達は怖がって夜も寝られない。そこで魔物退治の専門であるカラージェイ家の君に来てもらったんじゃ。」

うちは魔物退治専門じゃなくて単なる冒険者の家系なんだけど…。父さんがいつも魔物ぶっ殺す!とか物騒な事を口癖のように言ってるから噂がおかしな方向に広まったのかな?
しかしダークスライムか…
魔物退治なんてやった事ないけど、村の人達を怖がらせるのは困りものだな。

「元々この村は田舎じゃろ?我々もそろそろこの村を捨て、新しい土地に移ろうと思っている。だから我々が村を移るまでの間の時間稼ぎさえしてくれればいいんじゃが…」
「分かりました村長。俺がそのダークスライム。退治いたします。」
「おお!やってくれるか。」

ダークなんて大層な名前がついてるが所詮はスライム。兄さん達に色々な魔法を教えてもらった俺ならきっと大丈夫だ。
その日は村長の家に泊めてもらい、俺は朝早くにダークスライムを退治しに村を出た。
目指すはダークスライムが目撃されたという平原だ。

「うわ…普通にいるし…」

村からそこそこ離れた平原にやつはいた。
紫色の粘液状の体。遠目だから分からないが人の形をとっているみたいだ。
俺なりにダークスライムの事を少し調べてみた。
普通のスライムとは違いダークスライムは弱点がハッキリとしている。“スライムコア”だ。ここを叩けば俺の勝利となるはずだ。
俺はこっそりとダークスライムに近づいていく。

「あれがダークスライムか…うわ…裸だ…」

スライムだから当たり前だと思うがやつは裸だった。小さな体に大きな胸、そして顔のような物がついた触手が数本伸びている。胸の奥にスライムコアが見える。コアにも触手と同じような顔があるな。

「ダークスライム!いざ尋常に勝負だ!」
「ふえ?」

俺はダークスライムの目の前に立った。
正々堂々戦うのが俺の流儀だ。

「あ♪男の子だ。襲っちゃおっと♪」
「襲われてたまるか!いくぞ!」

ダークスライムがぬぬぬっと近づいてきた。
ダークスライムの心臓の部分、つまりにスライムコアに向けて俺は魔法を放った!

「喰らえ!」
「きゃあっ!危ないなぁもう。」

ダークスライムも魔法を使い、俺の魔法を相殺する。流石高い魔力を持つと言われるダークスライム。一筋縄じゃいかないみたいだ。
俺はさらに連続して魔法を放つ。それをダークスライムは全て相殺してくる。

「んもう!こうなったら私も得意魔法使っちゃうから!えいっ
#9825;」
「ぐ…これは…!」

誘惑の魔法だ。
俺はそれを何とか魔法で治す。だが一度勃起した股間はすぐにはおさまらない…
ただでさえ誘惑の魔法なんてなくてもダークスライムのやつ、物凄くエロい体つきをしてるんだ。しかも全裸。
俺は股間の膨らみを隠しながら魔法で攻撃していく。

「んもう!私の誘惑の魔法から逃れるなんて!」
「魔物なんぞに欲情するバイオレット様ではないぞ!」
「へぇ〜バイオレットくんて言うんだ。かっこいい名前だね♪」
「戯言はここまでだ!」

俺はさらに魔法で攻撃していく。ダークスライムはそれを回避しながら誘惑の魔法をかけてくる。
俺もそれは回避するが、ダークスライムは魔法をかけてくる時に何故かエロいポーズをするんだ。
主にその小さな体に大きくポヨンとくっついている胸を強調したようなポーズで思わずドキドキしてしまう。

「くそっもうこれ以上魔法は使えない…!」

数十分にもわたる魔法での攻防にて
俺は魔法の使いすぎでついに魔法力が切れてしまった。
それを見たダークスライムはニヤリと笑って近づいてくる。
舐めやがって!魔法はもう使えないが物理で殴れば問題なかろう。近づいてくるダークスライムに、俺は飛びかかった!

「うおおおおおお!!」
「ひゃっゃあん!?
#9825;
#9825;」

俺はダークスライムの爆乳を思いっきり掴んだ!

「おおおっ!とどけぇえ!!」
「ちょ…ちょっと…
#9825;やあん
#9825;おっぱいの中に…
#9825;手が…
#9825;」

俺の手がダークスライムの
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