俺の名前はイエロー・カラージェイ
カラージェイ家という代々冒険者の家系に生まれた男だ。俺には何人もの兄弟がいるが俺は五男だ。ちなみに歳は24。
突然だが俺は強い!馬鹿みたいに強い親父に鍛えぬかれた結果、A級の冒険者にまで上り詰めた!
親父にはお前はもう立派な冒険者だ、その力で世の魔物達を倒し、世界に平和をもたらすのだ。と言われた。
ようし、存分に力を振るってやろうじゃないか!
俺はさっそく酒場にやってきた。
強い魔物の情報を仕入れる為だ。
俺はとりあえずカクテルを注文してマスターに魔物の情報を聞いてみた。
「マスター、魔物の情報をくれ。できるだけ強い奴がいい。そいつを倒して俺の実力を世界中に知らしめるんだ。」
「今ある魔物情報はこれだよ。」
ここの酒場にはよく魔物やお宝など色々な情報が集まる。それをマスターが資料にまとめて管理しているのだ。
俺はマスターに渡された魔物情報の資料に目を通す。うーん…どれもこれも弱そうな魔物ばかりだ。
俺が出る幕じゃない。
ペラリとページを捲ると赤文字で“危険”と書かれた項目があった。
『危険、北の山岳で激しい稲妻が目撃された。凶暴な魔物“雷獣”がいると思われる。一般人は近づくべからず。』
「これだ!」
これこそ俺の初めての魔物退治にふさわしい相手だ!俺が資料を見て目を輝かせていると、だんまりだったマスターが声をかけてきた。
「お兄さん、そいつはやめときな。雷獣って言ったらおそろしい魔物って事で有名だ。それでなくとも北の山岳は素人には登れない。それよりこっちにしたらどうだ?」
マスターが指差したのは洞窟のゴブリン退治だった。
「冗談じゃない。ゴブリンなんかじゃあ俺の相手をするのに役不足だ。それにおそろしいって事で有名なら、そいつを倒した時、俺の知名度はいっきにうなぎ登りって事だろ?」
「まあそうなるが…。だが行ってもし殺されたとしても俺は知らないからな。」
「このイエロー様が殺される?ふん、そんな事、天地がひっくり返ってもあり得ないね。」
俺は酒代をマスターに払うと装備を整えて北の山岳へと向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ここが北の山岳か…」
それは山岳と言うよりはもはや絶壁だった。
足場は悪く上の方には雲がかかっている。
「しかし!こんなものイエロー様にはどうってことないのだ!」
俺は僅かな足場を踏み台にして次から次へと山岳を登っていく。足場を踏み外す事なんてあり得ない。
しばらく登っていくと、頂上の方からゴロゴロビリビリと雷鳴が響きだした。
「いよいよおでましか…!」
俺は最後にピョンと高く飛び、雲を突き破り山岳のてっぺんにたどり着いた。
「雷獣よ!出てこい!このイエロー様が相手だ!」
「んふぅ
#9825;んふぅ
#9825;…え?」
ちょうど山岳のてっぺん。そこにある小さな洞穴の中に奴がいた。恐らくあそこが奴の住みかだ。
どこから集めたのか布団や家具などが置いてある。
奴はお昼寝中だったのか布団の上に寝っ転がっていた。
「え?え?男の子?こんな場所に…ふふふ♪やったわ…獲物ゲット…
#9825;」
ぱっと見は綺麗な青いロングヘアーに黒い紫色の着物が似合う美しい女性…しかしその頭には魔物であると証明するがごとく獣の耳が生えており、さらに全身にはバチバチと雷を纏っている
「ふふ、強気だな。だが雷獣!貴様は今から倒されるのだ!このエリート冒険者、イエロー様によって!」
「ふふん、強気なのは貴方でしょ?いいわ。人間なんぞ、私の前ではただのチンポでしか無いって事を教えてあげる♪」
「下品な奴だ…!」
俺が剣を構えると雷獣からの攻撃が始まった。
「ほぉら!私の雷に撃たれて痺れちゃいなさい!」
雷獣が身に纏っていた雷をバリバリと放電してきた!俺はそれを剣で受け流す。
「そおい!」
「あら?なかなかやるのね。でもこれはどうかしら?うふーん
#9825;」
「!!」
次の雷が飛んできた!俺はまたも剣で受け流す。
「嘘!?ただの人間がそれを受け流す!?」
「ははは!それがお前の全力かあ?」
「ふん、いいわ。私の本気を見せてあげる。それっ♪」
「うおっ!?」
雷獣はおもむろに自分が着ていた着物をはだけさせてその大きな胸を露出させた。さらにその胸を自分でむにむにと揉み出したではないか。
なんだ?!こっちの集中力を削ぐ作戦か?
「あぁん
#9825;おっぱい…気持ちいいん
#9825;」
「うおおっ!?」
電気の威力が上がった!?雷獣のまわりを大量の電気が帯びている。
「ほら見て♪私の乳首…もうこんなにビンビンなの♪あぁん
#9825;乳首摘まむと気持ちいいー
#9825;」
「ぐっ!!」
電気の数が多すぎる!剣だけでは受けきれな
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