その四  巫女さんと手伝い

ど深夜の心神町。夫を手にした魔物たちが濃厚な愛の営みを続けているころ。
心神町の一角で・・・。

くちゅくちゅくちゅ・・・。

「んはっ、はぁっ・・・」

窓を完全に締め切り、照明を完全に落とした真っ暗な部屋の中で。
卑猥な水音が響いていた。

「うあぁぁぁぁっ♪っもう、らめっ、らめでしゅぅうううううう♪っ、
いがっ、いがしぇてぇぇぇぇっぇ♪」

「んっ・・・、くふっ・・・、はぁっ・・・」

ノートパソコンの目の前に座り、大音量でヘッドフォンから、
AVの音を垂れ流す。
秘所を卑猥な水音でいっぱいにし、はぁはぁと荒い息づかいをしながら
画面いっぱいに映し出された痴態を食い入るように見つめる。

「ごしゅじんしゃまぁあぁぁっ♪、おねがいれしゅっっ♪、街中でぇっ♪
露出してぇぇぇっ♪、もうイってしまいしょうなぁぁぁ♪だめだめマンコにぃっ♪っ、どろどろじゃぁめんっ♪、いっぱいくだしゃぁぁい♪っ」

「はぁっ、はぁっ・・・ご主人様っ♪・・・私もっ♪、私もイキますっ♪」

露出し首輪で繋がれた魔物娘と若い男が、小汚い路地裏で恥も外聞なく、くんずほぐれつまぐわう姿があった。
画面の向こうに写る男女が絶頂を迎えようとするのとほぼ同じくして、
秘所を弄るスピードを早くする。そして・・・。

くちゅくちゅくちゅくちゅっ・・・。

「あっ♪あっ♪あっ♪いぐっうぅっ♪いぎますぅっ♪」

「あっはっっ、・・・うぁっ♪・・いっく・・・いくぅぅぅっ♪」

びくびくと、身体をのけぞらせる画面の女性と同時に、
身体を振るわせながら絶頂いたる。

「はぁっ、はぁっ・・・」

ヘッドフォンをはずし、肩で息をしながら余韻に浸る
そっと手の平を見る。そこには透明な液体が糸を引いていた。

「・・・はぁっ、また・・・やってしまった・・・」

虚脱感を感じながら、今度は秘所を見る。
そこは、ぐっしょりと濡れており、そこからむんわりと魔物特有な
いやらしい匂いがたちのぼっていた。

「うう・・・、また、掃除するのしかない・・・」

とりあえず窓を開けて、それから雑巾で拭く。そうしてリセ○ッシュをふりかけて・・・。

「はぁ・・・、なんでこんな・・・毎日毎日オナニーばかり・・・中学生じゃあるまいし・・・」

男さえ捕まえられれば済む話、しかし・・・。
今更何を・・・。自虐的にならなくても、こんな女の所に婿など来るはずが無いのだ・・・。
そうだいつまでだって・・・。





「おおぉ〜、何だか久しぶりにきたけど、広いなぁ・・・」

鳥居を潜ると、そこには玉じゃりが敷き詰められた広々とした境内だった。
心神町の中で一番広さを誇るこの神社。名を東雲神社。
確か子沢山の神様が祭られているそうだから、子供の欲しい魔物たちからすると、ご利益のある神社だ。
心神町に中では一番大きな神社だけあって、境内の中はとても綺麗に掃除され
本殿の方は、昔より色あせたが美しい。

「・・・五年かぁ・・・」

時代の流れを感じる。
この町を出て、都会で職に就き、両親が農家の跡継ぎとして自分を呼び戻すまで。
その5年間に色々なものが変わっていてるのが分かる。
この神社もその中の一つだ。
昔は無かった緩やかな歩道が神社の裏手の道にあった。
きっと参拝に来た妊婦や、ご老体のためのものだろう。

「変わらないなぁと思っていても、変わるとこは変わってるよなぁ・・・。」

そう思うと、自分がだいぶ老けたかのように感じた。
と言うか老けたのだろう。
さあて、ざっと見回るか。早めに帰らないと、親父にかみなりを落されるだろうし・・・。
そんなことを考えながら歩いていると、お守り売りの売店が目に留まった。
神社に来たんだ、お守りぐらい買っておこう。
そんなことを考えながら売店に向かう。生憎巫女の姿が見えないようだ。
目の保養に良いだろうにと思ったが、いないなら仕方がない。
鮮やかな色をした様々なお守りや、干支の動物たちを模した可愛らしい鈴なんが棚の中に陳列していた。

「そうだなぁ・・・」

安産祈願のお守りは当然のこと、交通安全、商売繁盛、健康祈願など定番な物が揃っている。
淫行祈願なんてのもあるが、いったいなのためにあるのやら・・・。

「お決まりですか?」

ふと、凛々しい声が聞こえた。
棚の中を覗いていたので首を下げたまんまだから誰が話しかけてきたがわからない。
ゆっくりと視線を持ってゆくと、そこには・・・。

「・・・いいんちょ?」
「・・・浅井・・・君・・・??」

巫女服を着た、昔の友人が立っていた。








蒼井椿、高校時代の友人で、クラスは3年間一緒。ほぼ同じ確率で隣か、その近くに座っていた。
種族はアオオニと呼ばれるオーガ属の一種だ。
性格は魔物にしては理性的で凛々しく、クラスの委員長として3
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