とある夫婦のあま〜い物語

・・・あの洞窟でのリサとの出逢いから半年が経った。





かつてトレジャーハンターだった男、「ロイ」は親魔物領にある自分の故郷へと帰り、トレジャーハンターを辞めて、街の警備部隊へ入隊した。


“入隊した”というよりも、手を繋ぎながら戻ってきたロイとリサを門前で出迎えてくれた、ご近所で警備隊長のミノタウロスのアキラに「嫁さん貰ったんならまともな職に就きやがれッ!」

と、“強制的に部隊に入隊させられた”と言った方が正しい訳だが。


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「で、最近どうなんだ?嫁さんとはうまくいってるのか?」


いつもの仕事の帰り道、いつものようにアキラと世間話をしていた。


・・・・と言っても、その内容はもっぱらリサの話ばかりだが。



「ええ、そりゃもう最高ですよ。この前なんて家に帰ったらいきなり裸エプロンで出迎えてくれましたし。まぁ、流石にあの時は理性がぶっ飛びそうでしたけどね」


「けっ、相変わらずラブラブじゃねぇか?えぇ?コノヤロ〜♪」


ハッハッハと笑いながらバシバシと背中を叩いてくるアキラ。


「痛ッ、ちょ、痛いですよアキラさん!それに、アキラさんだってもう旦那さんが居るじゃないですか!」


「まぁ、それもそうなんだけどな。でも、まさかお前がドラゴンを嫁にして帰ってくるなんて思わなかったぜ・・・。人は見かけによらねぇなぁ・・・」


「あ、あはは・・・」


よほど意外だったのだろう。彼女のみならず、街の住人のほとんどが同じような反応だったのだから・・・。





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「んじゃ、今日はゆっくり休めよ。・・・・・・あ、明日が非番だからって羽目を外しすぎるなよ?・・・もし、寝坊なんてしたら、アタシの“アレ”が炸裂するからな?」


・・・・一度、味わった事があるのだが、“アレ”は恐ろしい。その腕で頭を思いっきりホールドされ、オマケに彼女はその巨乳を俺の顔面に押し付けてくるのでまさに”天国と地獄”だ。



「わ、わかってますよ。じゃ、おやすみなさい」


「あぁ、おやすみ」



−こうして、アキラと別れ、足早に家へと急ぐのであった。



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「ふぅ・・・今日も疲れたな。さぁて、早く帰って飯だ、飯!」


ちなみに今、ロイとリサが住んでいる家は、“ある事情”によって一般家庭より若干大きい家である。
その“ある事情”とは、リサが集めていた宝物(金貨等の通貨以外)を全て売却したからである。


売却して店を出た後、その理由を聞いてみたら・・・


『だって、私は貴方が一緒に居てくれたらそれで良いんだもん♪あ、金貨とかは貯金したいから残すけどね♪』


・・・なんて照れ笑いして尻尾を左右に振りながら言うもんだから、往来のど真ん中なのもお構いなしに抱きつきそうになったのを必死に堪えていたのはココだけの話。




ガチャ・・・


「ただいま〜」


「おかえりなさい、アナタ♪」

いつも身に着けているピンクのエプロンで手を拭いながら、笑顔で出迎えてくれるリサ。



・・・あぁ、その笑顔、ホント癒されるなぁ〜。


「ご飯にする?お風呂にする?それとも・・・・わ・た・し?」


そしてこの定番のネタ。彼女曰く、結婚したらやってみたかったらしい。


・・・あぁ、可愛いなコンチクショウ。


「じゃあ、リサを・・・って言いたいところだけど、腹減ってるから、飯頼むわ」


「は〜い♪じゃあ、ご飯は出来てるから、すぐに用意するね」





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今日の夕食は愛情たっぷりのクリームシチューだった。うん、やっぱりリサの手料理は最高だ。


「ふぅ、ご馳走様でした」


「はい、お粗末さまでした。あ、お風呂の用意も出来てるから、もう少ししたら入っちゃってね」


そういって、リサは食器を流しへ運び、洗い始めた。



「サンキュー。ほんと、いつもありがとうな」


「いいの。気にしないで。全部アナタの為だから・・・////」


こちらを見ずに洗い物を続けるリサ。だが、その顔はきっと赤くなっているに違いない。その証拠に尻尾が嬉しそうに左右に揺れている。


「リサ・・・」


ロイは立ち上がって、リサを後ろから抱きしめた。


「きゃっ・・・・待って、まだお皿、洗い終わってな・・・・・んむっ・・・・・」


リサをこちらに振り向かせ、キスをした。その時見た顔は、やはり真っ赤になっていた。


「んっ・・・・・」


「んっ・・・っと・・・さてと!俺、風呂に入ってくるわ
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