25.ONE AND DOUBLE

「また・・・出りゅぅぅぅ・・・
hearts;」
「出しちゃえ、へんたいシロ君♪」
「おっぱいに吐き出せ、大好きで変態なシロ♪」
「ふわぁぁぁぁぁ・・・
hearts;」

男のロマン、3P。
巨乳の魔物娘二人からの、甘々罵り責め付きダブルパイズリ。
何度精を放ったか等、一分たりとも覚えていない。

「おっぱいの中ドロドロ。よく出るねー」
「早漏気味だけど量と連射性能は凄いからな、シロのチンコは」

シロの名誉の為に付記しておくと、彼は別に早漏でも遅漏でもない。
ただ、二人の性技が素晴らし過ぎるだけである。

「さて、まだまだ出そうですが・・・ここで一つ、問題があります」
「どうした? ・・・まさか、またシロがヤバい事に・・・」
「ううん。いや、それもある意味そうだけど、これは普通に一過性のものだから。
 ちゃんと休めば問題なし。で、何かっていうと、何と言いますかね・・・」

そこまで言ってから、シロの陰茎に押し当て続けていた胸を離した。
そうして、亀頭を指でつまみ。

「おまんこ、したくなっちゃった」

これまでと同じ、軽い調子で。
しかし、切なさの混じった声で、ポツリと呟いた。

「・・・早く言えよ。アタシもだったから」

シロは十分、気持ちいい思いをしたが、
メイとエトナは、これまで一度もオーガズムに達していない。
そのような動きが無かったのだから、当然と言えば当然の事だが。

「そして、ここにおちんちんがあります。とことん搾りましたが、ガッチガチです。
 挿れたら物凄く気持ちよさそうな、美味しそうなおちんちんです」
「・・・だな」

「さて問題です。この場にある、セックスに使える穴と棒の数は、どちらの方が多いでしょうか。
 なお、お尻の穴はカウントせず、私はふたなりになる手段を持っていないものとします」

何度見ても、何度数えても、結果は変わらない。
ここにいるのは、少年が一人と、魔物娘が二人。

「どこをどうしたって、チンコ突っ込んでもらえるのはどっちか一人、だな」
「ご名答ー。・・・私もプロだけどさ、正直、こんなちっちゃい子のとんでもない怒張とか、
 今すぐにでも襲いたくてしょうがないです」
「その気持ちは非常によく分かる。知ってるか? 日に日に大きくなってるんだぜ、コレ」
「さっすが子供。成長著しい訳ですね。おかげで最高にアンバランスで背徳的な魅力が・・・
 ・・・あぁもう面倒くさい! どうする!? どうするエトナ!?」

サキュバスとしての本能が、娼婦としてのプロ意識をいとも容易く超えた瞬間だった。
今すぐにでも逆レイプを敢行したい所ではあるが、目の前のオーガの存在がそれを止める。
性欲以上に、命の危機を感じるからだ。

「本当ならシロに決めてもらいたいところだが・・・」
「・・・肝心のシロ君は」

「ふぁぁぁぁぁ・・・・・・
hearts;」

脳への酸素の供給が低下し、ぼんやり夢心地。普段の聡明さはその辺に転がっている。
彼に問いかけた所で、涎を垂らす口からまともな返答は来るとは到底思えない。

「うん、何聞いても『ののしってほちぃでちゅー(意訳)』とか言いかねない」
「Sかと思ったらMもイケた。まさかのリバーシブル。一粒で二度おいしい」
「ホントいい男の子捕まえたよエトナは。・・・んじゃ、もうこうしませんか」

右手を握り、人差し指と中指を出した後、全ての指を開く。
非常に古典的ながら、平等で、かつ手早く勝敗が決まる方法。

「・・・恨みっこなしな」
「エトナこそ。勝ったらダメって言ってもヤるからね」
「それじゃ、行くか」

お互いの目を見つめ、相手の思考を読み取り。



「「最初はグー! じゃんけんポン!」」



拳を包もうとした紙を、ハサミが切り裂いた。

「・・・っ、しゃーっ!」
「うわああああぁぁぁぁ・・・」

エトナはチョキ、メイはパーを出し、一発で勝敗が決まった。
先にシロを犯す権利を得たのは、エトナ。

「悪いな。それじゃ、先にヤらせてもらうぜ」
「後でちゃんと交代してよ? ・・・それじゃ、私はシロ君のタマタマでもいじってよっかな」

負けた以上仕方ない、という消極的な気持ちからの行動だったが、陰嚢に触れた瞬間、
頬が緩む感覚は否定できない。
男を襲い、精を奪うサキュバスとしての本能は、しっかりと働いている。

「・・・可愛いなー。この中でせっせと赤ちゃん汁作っちゃって。
 私も後で搾ってあげるから、何時ものようにお姉さんに気持ちよくしてもらうんだぞ」

さわさわと撫でたり、ふにふにと揉んだりして、性感を上げる。
生唾を飲み込みながら、美しい指先で玉袋を弄んだ。



「シロ、挿れるぞー?」
「ふぁ・・・ひぃ・・・」
(返事なんだろうか。それっぽくはあるけど)

騎乗位の体勢をとり、スタ
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