BGM〜某、寄席風演芸番組のテーマ〜
ちゃんちゃかちゃかちゃかすっちゃんちゃん♪
ちゃんちゃかちゃかちゃかすっちゃんちゃん♪
ユリア「あけましておめでとうございます皆様。ようこそクレシス大喜利へ!
私は本日の司会を勤めさせていただきます、
天使亭ユリアでございます。どうぞ、よろしくお願いします♪」
白地の着物を着たエンジェル、ユリアがぺこりと頭を下げる。
ユリア「では、早速大喜利メンバーをご紹介しましょう。順番にどうぞ。」
まずは、赤い着物を着た、赤髪ポニーテールの女性が深々と頭を下げる。
フレイヤ「皆様、あけましておめでとうございます。
えー、以前セラエノの方たちと野球をしていた際に、
どうして野球は『プレイボール』で始めて『ゲームセット』で
終わるんだろうと、ふと思ってしまいまして、
『プレイボール』で始めるなら『セットボール』か『エンドボール』
『ゲームセット』で終わるなら『プレイゲーム』とかになるのでは?
そんなこと考えてたらいつの間にか試合が終わっていました。
ポニ亭フレイヤです、よろしくお願いします。」
ユリア「フレイヤさん……試合中そんなことを真剣に考えてたんですね(汗
でも実にフレイヤさんらしいのではないでしょうか。」
次は、青色の着物を着た琥珀の単眼のサイクロプスが会釈する。
リラ「単眼亭リラ、よろしく。」
ユリア「あ、あの…リラさん。少々簡潔すぎますので、もう少し何か一言を。」
リラ「ごめん。わたし、あまり笑わないかもしれないけど、頑張る。
それと、今年もよろしく。」
ユリア「いえいえ、常に真顔なのも個性ですよ♪」
三人目に、黄色い着物を着た1本尾の稲荷が丁寧にお辞儀をする。
美核「ごきげん妖狐〜、稲荷の立宮亭美核でございます。
最近はなんだかんだで精神的に慌しい日々が続いてたから、
今日は大いにはじけちゃおうと思います!
大喜利に出るって空理に言ったら、すごく楽しみだって言ってくれたんだけど
いざ、本番用の着物が届いて試着してみたら、なんか微妙な表情されました。
『なんでよりによって黄色……いや、なんでもない』って。
むう…何か変かな?この黄色い着物、かわいいと思うのに。」
ユリア「美核さん、世の中には知らないほうがいいこともあるんですよ♪」
美核「?…よくわからないけど…ま、いっか。」
続いて、深緑の着物を着た銀髪赤眼のヴァンパイアが会釈する。
ノワール「どもどもです。私、紅葉亭ノワールは大喜利に人生初チャレンジです!
そして着物にも初チャレンジです!ただ、周りにジパング出身の子が
いませんでしたので、だいぶ苦戦しちゃいましたけど、何とかできました!
ちょっと動きづらいですが、このやさしい着心地がたまりません!」
ユリア「ノワールさん。お言葉ですが、左前に着てますよ。」
ノワール「え?ひ、左前?左前……ってなんですか?」
美核「ノワールさん、ちょっとこちらに。私が直しますから……。」
ノワール「あ、はい。……襟が逆?あ、いや…そこは、ちょっと…はうっ!?」
友華「なんやしらんが、妖しい声だしよるなぁ。」
ステラ「っていうかなにもここで直さなくても…」
美核「ええい動かないの、もうちょっとおとなしく。はい、できた。
左前だと動くときすごい不便だから気をつけてね。」
ノワール「ごめんなさい!気をつけます!」
ユリア「よろしいでしょうか?」
お次は、紫色の着物を着た豊かな胸のピクシーが元気よく挨拶する。
ステラ「やっほーぅ!みんなあけましておめでとう!
今日という今日は私がヒロインだ!みんな私だけに釘付け!
巨乳から溢れる魅力でドギマギ人気の高さで出世街道一直線!
なんたってこれは私だけの特権なんだからね!
ピクシーなにそれおいしいの何て言う人は今すぐ心を入れ替えて
思い起こせば花の蕾が実り始めた冬の終わりに膨れ上がる
期待・欲情渦巻く桜の花道に華麗に且つ前進突撃!
えーっとえーっと…自分でも何言ってんだかわかんなくなっちゃったわよ!
そんなわけで、新年早々やたらとテンションが高い美巨乳ピクシーの
沈黙亭ステラです!よろしくおねがいしまーす!」
ユリア「沈黙亭と言う割には挨拶の口上が凄まじいですね♪
何かいいことあったのでしょうか?」
ステラ「実はさっき引いたおみくじが『大吉』だったの!
今年はきっといい一年になるに違いないわ!」
ユリア「あらあら、それは確かに喜ばしい出来事ですね。」
そして最後に、橙色の着
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