ユストとシェミリが住む地域では、親魔物領となってから新しく作られた施設がいくつかある。魔物娘だけが通う女子小学校もそのうちの1つである。
「(それでね。私の友達の白澤がそこで働いてるんだけど、今度の授業にどうしても若いカップルの協力が必要なんだって。報酬も弾むらしいし、良かったら協力してくれないかしら〜)」
産婦人科の美人(←やはり重要)女医であるレイラの頼みに応じたユストたちは特別講師として、その日の授業に参加したのであった。
ーーーーーーーーーー
「というわけで、今日は特別にユストさんとシェミリさんの二人に来てもらいました。皆さん、挨拶をしましょう」
「「「こんにちはー!!!」」」
「「こ、こんにちは……」」
美しい白髪の獣人である白澤のメイユイに促されて、元気よく挨拶する魔物娘の子供たち。対するユストとシェミリはというと、顔を真っ赤にしておずおずと返事をするのがやっとだった。
そのような反応も無理はないだろう。何せ彼らは、肌着のみの姿で大勢の魔物の子たちの前に立たされているのだ。
「それでは今日の保健の授業は、男の人の体の仕組みと、セックスのやり方を勉強します」
「(あぁ……レイラさんに授業の内容をちゃんと問いただしておくべきだったなぁ……)」
そう、ユストとシェミリは今日、子供たちの前で性交をする羽目になったのである。
「それでは早速始めるとしましょう。ユストさん、服を全部脱いでもらえますでしょうか」
「は、はい……」
ユストは子供たちの期待の視線に晒される中、おずおずとした動きでシャツとパンツを脱ぎ捨てる。
「うわぁ……これが本物のおちんちん……」
「わー! かわいー
#9829; 」
男性の体の構造に興味津々の魔物の子たちは、ユストのペニスに熱い視線を注ぐ。性器を子供たちの純真な眼差しの前に晒してしまったユストの顔面は、沸騰しそうなほどに熱くなっていた。
「男性とセックスする際には、まずペニスを勃起させる必要があります。シェミリさん、始めてくださってもよろしいですか?」
「わ、分かりました……」
ユスト同様深く赤面しているものの、どこか期待している感じもあるシェミリ。
「じゃあユストさん、後ろからしちゃいますね……」
そう言うとシェミリはユストの体を背中からぎゅっと抱きしめ、少年のペニスに手を伸ばした。
「あっ、姉……ちゃん……」
少女の柔らかい指が緊張で縮み上がった竿を、優しくも不規則な動きで這いまわっていく。感じるポイントを知り尽くした的確な動きに、ユストは思わず小さな喘ぎ声を漏らした。
「わっ、わっ、大きくなってる!?」
「すごーい! 風船みたい!」
ふにゃふにゃだったペニスが元気よく膨らんでいく姿を目の当たりにした魔物の子供たちは、目を輝かせて歓声をあげる。
「男性が女性に対して興奮すると、このようにペニスに血が流れ込むことで固く、大きくなります。これが『勃起』という現象です」
「あうぅ……」
自身の生理現象をメイユイに淡々と解説されるユスト。死んでしまいそうな恥ずかしさの中でも、シェミリの細指は容赦なくペニスを可愛がっていた。
「ユストさん、すごく大きくなってる……」
シェミリはユストの耳元で囁くと、カリ首を巻き込みながら指先で、亀頭をくにくにと弄び始めた。
「うくっ? ね、姉ちゃん、だめぇ……!」
敏感な部分を刺激され、腰全体に甘い刺激の電流が走る。
ユストは天使の優しくも激しい手淫に崩れ落ちそうになるが、シェミリが彼の背中にしっかりと抱きつくことで彼の体を支えている。
しかしそうすると彼女の柔らかくてすべすべな膨らみが背中に押し付けられるため、ユストはますます興奮するのであった。
「あっ、おちんちんから何か出てきた!」
「おしっこ?」
「いいえ、あれはカウパー氏腺液です。男性が快感を感じた時に出てくる液体です」
シェミリは先端から滲み出てきた先走り汁を指に絡め、淫らな水音を立ててユストのペニスを責め立てていく。
「子供たちに見られながらこんなに感じて……ユストさんは変態です……」
「い、言わないでぇ……あぁ……」
火照った顔でユストの羞恥心を煽り立て、少年の耳を甘噛みするシェミリ。ペニスから腰にかけての甘い疼きが少しずつ大きくなっていき、とうとう陰嚢がきゅっとすぼまった。
「ユストさんの陰嚢が縮み上がったのが分かりましたか? 今のが射精の瞬間が近い合図です。しっかり見ておくように」
メイユイが言うまでもなく、真っ赤な顔で瞼を閉じ、口を結んで耐えようとするユストの表情は、射精間近の少年のそれだった。
このままでは子供たちの目の前で欲情の証しを吹き出してしまうーー。ユストの理性がそれを避けようと少しでも快楽に耐えよ
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