「うう、手強いわね……」
セイレーンの少女が今まさに対峙しているのは、勇者の加護を受けた少年だった。
「諦めろ! 僕は勇者だぞ!」
少年の言う通り、一介のセイレーンが勇者を打ち倒すのは難しいだろう。
「こうなったら……色仕掛けよ!」
セイレーンはそう言うと戦闘体勢を解いて、少年に向かって媚びるような目を向けてにじり寄り始めた。
「ねぇん……
#9829; 見逃してぇ
#9829; 私のカラダ、好きにしていいから……
#9829;」
「なっ、な……!」
少年は一瞬赤面してセイレーンの姿に見惚れたが、すぐに首をブンブン振って正気を取り戻す。
「馬鹿を言うな……お前なんかに僕を誘惑できるはずないだろ!」
だが、直後に言った一言が、彼のこの後の運命を決定付けてしまった。
「大体恥ずかしくないのか! そんな小さな胸を強調するみたいな服を着て!」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
「よくも……言ってくれたわね?」
「えっ、……うわ!? なんだ!?」
勇者の少年は驚愕した。何故なら海の方からはセイレーンやハーピー、陸の方からはゴブリンやダークエンジェルといった種族の魔物娘が、群れをなして押し寄せてきたからだ。
「聞こえたわよこのアンチツルペタ!」
「貧乳のどこが悪い!」
「巨乳死すべし慈悲はない!」
いくら勇者といえど、これだけの数で押し切られては抵抗出来るはずがない。
少年はあっという間に魔物娘たちに押し倒されて、聖剣もどこかに放り投げられてしまった。
「こ、これは一体……」
「貴方が貧乳を馬鹿にするような発言をしたから、つるぺた体型の魔物娘たちを怒らせてしまったのよ」
「そんなのあり!?」
余りにも突拍子の無い展開に抗議する少年。しかしセイレーンはお構いなしに少年の下半身に跨がった。
「は、はなせ……!」
「ふふふ……
#9829; 」
「あ……」
少年はセイレーンを突き飛ばそうともがく動きを、途中で止めてしまった。
セイレーンの少女の、体をゆらゆらと揺らしながら胸を覆う布をはだけさせる挑発的な動きに、思わず魅了されたのだ。
「なぁに? 私のここが気になるの? もしかして本当は、私のおっぱいが見たくてしょうがないんじゃないの?」
「ち、違う……!」
セイレーンの煽りに対して、顔を真っ赤にして否定する少年。しかし、肝心の視線が彼女のささやかな膨らみに釘付けになっていては、説得力などあるはずがない。少年の分かりやすい態度には、周りの魔物娘たちもクスクス笑いを抑えられなかった。
「ほぉら、君の大好きなおっぱいだぞ〜♪」
セイレーンはわざとゆっくりな動きで焦らしながら、胸を隠していた布をはらりと脱ぎ捨てる。
健康的な肌色だが控えめな大きさの、膨らみの頂点に顔を見せている、ツンと勃起した桜色の乳首。少女の背徳的な魅力を纏う胸を目の当たりにして、勇者の少年は生唾を飲み込むことしかできなかった。
「どうしたの? 触っていいんだよ
#9829; 」
セイレーンはそう言うと、少年の両腕をとって、彼の手のひらを自身の胸に押し付けた。
「どう? 私のおっぱい、ふにふにで気持ちいいでしょ?」
「あ、あぁ……」
ボリュームこそ無いものの、手のひらを柔らかく押し返してくるようなもちもちの弾力は、彼女の言う通り触っていてとても心地が良い。
自分が勇者であることなど思考の果てへと吹き飛んでしまった少年は、とりつかれたかのようにセイレーンの少女の胸をむにむにと揉みしだいた。
「もう、夢中になっちゃって……可愛いなぁ
#9829; ねぇ。そろそろ脱がしてもいいと思う?」
「やっちゃえやっちゃえ〜〜♪」
見物人の一人であるゴブリンの同意を得たセイレーンは、少年のベルトを翼で器用に外すと、下着ごとズボンをズリ下ろす。
「あはっ
#9829; 包茎おちんちんビンビン……
#9829;」
セイレーンは顔を興奮で上気させながら少年の額にキスをすると、自身の体を彼の下半身の方へと移動させた。
「それじゃあ勇者君のおちんちん、私のおっぱいでいじめちゃうね
#9829;」
「まっ、まってよぉ……」
少年の懇願などお構いなしと言わんばかりにぺニスをくわえこみ、唾液をたっぷりと溜め込んだ口内で舌を動かすことで、包皮をぺりぺりと剥いていく。
「うん。これでおちんちんの準備は大丈夫かな?」
そう言うとセイレーンの少女は可愛らしいピンク色の亀頭を、自身の胸の膨らみに押し付けた。
「あひぃ……! 先っちょいじめないでぇ……!」
皮が剥けたばかりの敏感な粘膜をふにふにの感触で弄ばれ、少年は喘ぎ声をあげながら悶絶する。その情けなくも可愛らしい姿に、周りの魔物娘たちも顔を赤くして見入っていた。
「うふふ……ち
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