ユストとシェミリはベッドの上で向き合って座り、お互いそわそわした様子で、二人の間に置かれた棒状の器具を見つめていた。
「これが……いわゆる『電マ』というものなんですね……」
そう言ったシェミリが持ち手の部分を握りしめると、肉体の表面を帯びている微弱な魔力に反応した電マの先端が、小刻みに震え始める。恥ずかしい思いを押し殺し、天使と少年が二人でアダルトショップに突入して手に入れた「戦利品」が、この「初心者向け」のマッサージ器である。
「その……ユストさんどうぞ」
シェミリは頬を赤らめて、そのいやらしい形状のおもちゃをユストに手渡す。
「ええと……取り敢えず、肩から始めようか」
天使の少女と同様に赤面しつつも、少年は背後からシェミリの肩に、振動するマッサージ器を押し当てた。
「んっ……そこ、気持ち良いです……」
ユストが肩から背中にかけて電マを当てていくと、シェミリは満足気なため息をついて、純白の翼をはためかせた。どうやら、翼の付け根の筋肉の凝りがほぐれて、気持ち良いらしい。だが、これではただの健康器具としての使い方でしかない。
「姉ちゃん、前向いて……」
シェミリが言われた通りにユストに向き直ると、少年は彼女のワンピースの上から小さな膨らみにマッサージ器を押し当てた。
「ひゃあっ!?」
乳首が擦れる感触に、反射的に声をあげて電マを払いのけるシェミリ。
「あっ、ごめん姉ちゃん! 痛かった?」
「痛くはないんですけど……その、くすぐったくて……おっぱいにはもう少し優しくしてください」
ユストが電マを胸に、今度は軽く触れるような感じで当てると、シェミリは色っぽいため息を吐きながら目を閉じた。
「はぁん……これ、くすぐったいけど……なんか……エッチな気分になっちゃいます……」
シェミリの顔がじんわりと熱を帯びていき、太股をもじもじと擦り合わせ始める。乳首を刺激されて性感が高まっていく天使の様子を目の当たりにして、少年のぺニスもむくむくと膨らんできた。
「あぁ……これ、癖になりそうです……」
すっかり発情してしまったシェミリは体をピンク色に染めながら、ベッドの上で仰向けに倒れ込む。電マの振動でワンピースの肩紐がずり落ちてしまい、可愛らしく勃起した桜色の乳首が露になった。
ユストは興奮で胸をドキドキさせながら電マをスカートの中に潜り込ませて、パンツの上から彼女の秘部に振動を押し当てた。
「えっ、あっ、そこは! ……そこはぁ……
#9829;」
最初こそ強すぎる刺激に驚いたものの、すぐに下半身を電気の様に走り回る快感に目を閉じて酔いしれるシェミリ。
胸は完全に露出し、口からはだらしなく涎を垂らし、太股には愛液がつたっている。彼女の腰は電マに股間を押し付けるような形で卑猥なダンスを踊っていた。
少年がスカートを捲り上げると、電マを押し当てている部分がぐっしょりと湿って黒ずんだ、白のパンティが姿を現した。布地の上から指を押し当てると、布ごと膣内に飲み込むほど濡れている。このまま刺激を与え続ければすぐにでもアクメに達するのは明らかだ。
ユストは電マを強く握りしめて振動を最大まで上げると、下着越しに淫らな香りを放つシェミリのアソコに強く押し付けた。
「ひゃうんっ!? やぁっ、はうっ……強すぎ……!」
予告なしに襲いかかってきた強烈な刺激に、シェミリは目を見開いてじたばたともがき、強すぎる快感から逃れようとする。だが、興奮の余り理性を忘れた少年に下半身を固定されていては、それも叶わない。
「むぐぐ……あうぅぅぅぅ……! 私、おかしくなっちゃいますうぅぅぅ!」
最初こそ両手で口を塞いでいた彼女だったが、やがて矯声を抑えようとする理性すら強すぎる快楽刺激に飲み込まれていき、首を振りながらあられもない悲鳴を上げることしかできなくなっていく。
「ふぁぁぁっっ!! だめっ! イきますっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
そして、いとも容易く彼女の我慢は食い破られた。顔を真っ赤にして甘い叫び声を上げると同時に、絶頂を迎えた少女の秘部から、大量の愛液が勢いよく噴出する。パンティの端から溢れていく液体が、シーツに大きな染みを作っていった。
「あ……はう……あぁ……あ……」
ユストが電マを止めても、シェミリの肉体の痙攣は収まらない。頭の中は絶頂の余韻でとろとろに溶けており、じっとりとした湿り気と熱を帯びた肉体は、蠱惑的な匂いを漂わせる。パンティから染み出す愛液の量は尋常ではなく、ベッドの上はまるで失禁したような有り様となっていた。
「ね……姉ちゃん……」
「ふえぇ?」
ユストの呟きに呂律の回らない舌で応えたシェミリは、愛する少年が血走った目で自身のぐちょぐちょになった下着をずり下ろしていることに気
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