「完全に薬が効いているみたいだね、お姉さん」
「うう……子供の癖に……」
真夜中の親魔物領の町外れの倉庫で、奇妙な光景が繰り広げられていた。
全身から力が抜け落ちたセイレーンの娘の周りを、6,7人程度のローブを身に纏った男が取り囲んでいる。
奇妙なのはその男達の風貌で、全員が全く同じ容姿を持っており、しかも彼らはセイレーンの娘の腰辺りぐらいまでしか背が伸びていない、体つきも華奢な少年なのだ。
この親魔物領の港町では数週間前から、魔物娘が複数人の男性に乱暴されるという事件が連続して起きていた。被害にあった魔物娘は怪我や精神的な外傷も受けておらず、妙なことに被害後も日が暮れてから人気のない道を彷徨くような、不用心な行動を続けていた。
町に住むお節介焼きのセイレーンのルリはこの奇妙な事件の真相を掴むべく、敢えて夜の街を見廻りする、いわゆる囮捜査を始めた。
周囲に眼を光らせていると、一人の真っ黒なローブを身に付けた可愛らしい少年に助けを求められた。
「女の人が複数の男に迫られている」
やっと尻尾を掴んだと思ったルリは
少年に連れられて人気の無い放棄された倉庫の中に侵入した。
真っ暗な倉庫の暗闇からいきなり薬品のようなものを顔面に吹き掛けられ、後は冒頭の展開の通りである。
「私を動けなくしてどうするつもり?」
「やだなぁ、お姉さんだって察してるでしょ?」
その通りだった。少年はどう見ても分身薬を服用していた。精と魔力の分離症状を引き起こし、同じ姿の分身を作り出すこの薬は、感覚を混乱させ、理性や思考を鈍らせる効能がある。実際に少年の呼吸は荒く、頬には赤みが差しており、ルリ自身もこれから何をされるかは薄々感づいていた。
「大丈夫。乱暴な真似はしないから」
少年達の内の一人がそう言ってルリの背後に回ると、胸を覆う肌着を取り外して、小ぶりなおっぱいを揉み始めた。
「お姉さんのおっぱい、ちっちゃくて可愛いね」
「よ、余計なお世話よ!」
顔を真っ赤にして叫ぶルリにも構わず、少年達は彼女の肢体に群がり始めた。
ほの暗い倉庫の中に、身体中を小さな舌が這い回る、淫靡な水音が響く。
「(うう……///)」
ルリは恥ずかしいやらくすぐったいやら、気持ちいいやらで微かに身を捩るが、先程吹き掛けられた痺れ薬の効果で、少年達を振り払うこともできない。少なくとも彼女自身はそう考えていた。
「(一応痺れ薬は効いてるんだけど、完全に動けなくなるほどでもないから、本当に嫌だったら、逃げられるんだけどな……)」
少年達は首筋はおろか腋の下から、太股、鱗に覆われた足の裏、耳の穴、臍まで小さな可愛らしい舌でペロペロとなめ回している。
「お姉さんの髪、凄く良い匂い……」
「えっ、あっ、ありがとう……ひゃんっ、乳首はダメ!」
背後から胸を責めている少年は、恍惚の表情でルリの髪に顔を埋めながら、ツンと勃った乳首をつまみ上げる。
「腋の下は結構臭うよ。シャワーちゃんと浴びてる?」
「浴びてるわよこの変態!」
ルリは腋を舐める少年に対して湯だった様な顔で罵った。
耳を責めていた少年が立ち上がると、ローブの裾から年相応のサイズのぺニスを取り出して、ルリの目の前に差し出す。
「お姉さん、ペロペロして……」
母親に甘えるような声でおねだりする少年のぺニスは、過去に何度か女性と交わっているらしく、皮はしっかりと向けていた。だが、所詮は子供。先端は敏感そうな桃色で、サイズも一息で口の中に収められる程度のものだ。
「もう、このスケベ……」
ルリは文句を言いながらも少年のぺニスを口の中に迎え入れてあげた。
くちゅ、くちゅ、ちゅ……
少年のぺニスを口の中で可愛がっている間にも、ルリの体は少年達の舌で責め立てられている。ルリは体の芯が熱くなっていくのを感じながら、顔を前後に動かしていく。
「あっ、気持ちいい……こんなの、すぐに出ちゃう……」
少年の限界はすぐに訪れた。ぺニスを這い回る舌の感触に緩みきった少年の表情がふと苦しそうな物へと変わると、か細い喘ぎ声と共に、ルリの口の中に生暖かい液体が注ぎ込まれる。
「ふん、そんな敏感ちんちんで私を輪姦しようなんて十年早いわよ」
「なんだとー」
口の端から白濁液を垂らし、得意気に微笑むルリの姿にむっときたのか、少年の一人が手早くスカートの中に手を突っ込んで下着を脱がせると、そのまま彼女の秘部を舐め始めた。
「もうぬるぬるじゃん。お姉さん、ちんちん舐めて興奮しちゃったの?」
「ち、ちがーーふぁ……
#9829;」
「お姉さん、僕のも舐めて……」
先程とは反対側から差し出された小振りのぺニスも仕方なくくわえてあげるルリ。空いている片方の翼で、先程口の中で果ててしまった少年
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