夜も更け、食事も入浴も済ませたユストは暖炉の前のロッキングチェアに座って、本を読もうとしていた。
「……」
だが、中々文字に集中することが出来ない。なにせ、さっきから彼の股間の男の象徴が脈を打ってそそり立っているのだから。
「(……多分……あのうなぎだろうな……)」
数時間前に彼は、シェミリに殆ど生に近い状態のあのうなぎ(シェミリ曰く『最近知った本来の調理法』らしい)を食べさせられたのだ。
「んん……外は寒いです」
小屋の戸が軋む音が響き、そのシェミリが手を擦り合わせながら中へと入ってきた。
「冬の星座が見えると思ったのですが……とても外にいられるような寒さではありませんね」
「そう。お姉ちゃんも暖炉に当たりなよ」
毛布で股間のテントを隠しつつ話しかけてくるユストに、シェミリは悪戯っぽい笑みを浮かべて近づく。
「いいえ、むしろ私は……ユストさんに温めてほしいです♪」
言うが早いかユストの体をぎゅっと抱き締め、元気な逸物をやんわりと撫であげる。
「くあっ……!」
彼の切ない悲鳴に興奮したのか、シェミリは抱きついたまま有無を言わさず彼を立たせると、その勢いで近くのベッドへと一緒に倒れこんだ。
「お、お姉ちゃん……」
「今夜も一杯、エッチなことしましょうね……♪」
体が冷えないように分厚い毛布を二人で被り、抱き締め合うことで互いの体を温め合う。冷たかったベッドも、毛布もやがて二人の体温で温度が上がり、ユストとシェミリはほっこりとした温かさに包まれた。
「えと……その……」
顔を真っ赤にして呟くユスト。
シェミリの着ている薄桃色のパジャマはアラクネの糸で作られたもので、服としての機能を十分に発揮しながらも、布を挟んだ少女の柔かな肌の質感を伝えることが出来る。
そうでなくとも、何度も経験しているとはいえ、思春期がようやく始まったような年頃のユストにとって、美少女とベッドの中で抱き合うというシチュエーションは刺激的すぎるのだ。
「好きにしてくださいね……♪」
そのことを知ってか知らずか、シェミリは自身の肉体を誇示するかのように体を擦り付けてくる。
「う、うん……」
ユストは微かに震える手でシェミリのパジャマのボタンを外し、シャツを捲り上げると、少女のささやかな膨らみの先端に吸い付いた。
「あん……♪」
片方の指で空いている方の胸を揉み上げつつ、もう片方の指を少女の股間に潜り込ませる。
くちゅ……
「あ……ふぅ……♪」
少女のそこは既に愛液で濡れそぼっており、少年の指を容易く飲み込んだ。
股間から伝わる痺れるような快楽に、少女の口から甘く官能的な吐息が漏れだす。
「あく……上手ですよ、ユストさん♪」
夢中で自分の乳首に吸い付いてくる少年の頭を、少女は優しく撫で上げる。
「ふあ……ああん、ユストさん……」
シェミリの瑞々しい肉体は少年の愛撫に敏感に反応し、確実に高められていった。
「あっ、だめ……きちゃいますよ……あっ……あんっ……!」
シェミリの体が小刻みに震えだすと、彼女はユストの顔をその胸にしっかりと抱き締め、純白の翼を限界まで大きく広げる。
「あああっ……! ん……くぅ……」
そのまま若い肉体を切なく震えさせて絶頂するシェミリ。
暫くの間、彼女は肩で息をして快楽の余韻に浸っていた。
「はぁ、はぁ……ふふ、気持ち良かったですよ、ユストさん」
少女はにっこりと笑ってユストの額にキスをすると、彼の股間で暴れださんばかりのペニスを取り出した。
「お姉ちゃん、僕……僕、もう……!」
少年の我慢の限界が近いことを悟り、パジャマのズボンをするりと脱いでその場に仰向けになるシェミリ。
「いいですよ……一杯中に出してくださいね♪」
その言葉を聞いたユストは若さに任せて獣のようにシェミリに覆いかぶさり、いつもより更に大きく勃起したペニスを彼女の性器にねじ込んだ。
「うあ……ああっ!?」
が、限界まで興奮に達したペニスは、挿入時の快楽にとても耐えられるものではなく、少女の膣内で暴発してしまったのだった。
「あ……あ……はぁ……」
射精の快楽で少年の体からはみるみる力が抜けていき、そのままどさりと天使の少女の上に倒れこんでしまう。
「ご……ごめん、お姉ちゃん……」
ユストはシェミリの膣にとくとくと濃厚な精液を漏らしながら、涙目で彼女に謝った。
「大丈夫ですよ……でも、そんなに気持ち良かったですか?」
シェミリは悪戯っぽく微笑み、ユストの唇にキスをする。
「それじゃあ、今度は私が上になりますね♪」
その言葉と同時にシェミリはユストを抱き締めると、体の位置を上下反対にして、彼の上半身を純白
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