虫編

アラクネ(娘)「わーい!ママのおなか乗れちゃう!おっきー!」
「そういやそこって腹だったんだな…。人間基準で考えるから尻って認識だったよ。」

腹と尻がごっちゃになる



デビルバグ「げほっ!ごほっ!い、息が苦しい…。」
「嘘だろ!?バルサン焚いてから1時間は換気したぜ!?」

虫対策グッズは苦手



マンティス「………………………………まずい。」
「やっぱ有機野菜じゃなきゃダメなのか…。もっと稼がないとなあ。」

野菜の味にはうるさい



大百足「あ、足が痛いですー…。」
「ん?どこだよ。見てやるよ。」
大百足「えっと、左側です。」
「…いっぱいあるけど。」
大百足「あっ、上から13本目です!」

脚が多いとややこしい



ジャイアントアント「ただいまー。疲れたからやらせてー。」
モスマン「エッチしよ!いますぐしよ!」
ウシオニ「も、もう10分も我慢したんだ…いいだろ?いや、お前の許可がなくても襲わせてもらうぞ!」
デビルバグ「男がいる!やることは一つ…!」

他の種族に比べて本能と行動が直結しているのが多い



ホーネット「…。(プルプル)」
「気持ちは嬉しいけど苦手なら無理にする必要はないよ。これからもコンロは俺が触るからさ。」
ホーネット「う…。ありがとう。」

やっぱり火は怖いようだ



モスマン「ほわー。ひかりー…。」
「ああああ!そっち行くな!向こうでやってんのキャンプファイアーだぞ!」

でも燃えてると近づきたくなっちゃう



ハニービー「うわあああああん!ハッチー!!!」
「あーあーもう、涙と鼻水ですごいことになってんぞ。ほら、ティッシュ。」
ハニービー「あ、ありがとう…。(ちーん)」
「まあ確かにみつばちハッチは感動するけど、前見たフランダースの犬でもそこまで泣いてなかったじゃんか…。」

虫が主人公だとより感情移入する



ベルゼブブ「よっしゃ、ついに完成したぞ虫統一パーティ!」
「レア度高いモンスターをバンバン入れようとするから苦労したぜ…。主にメンバー集めを任された俺が。」
ベルゼブブ「何言ってんのよ。虫統一パーティの構想はこれの他にもあるんだから、引き続きメンバー集め頼むわよ。」
「ええええぇぇー……。」

モンスターを仲間にできるゲームでは虫系を中心にしたがる



ギルタブリル「フフフ…本当に脚で締め付けられるの好きね。もう少し力を強めてあげようかしら?(ギリギリ」
「ひぎい…。」

たくさんの硬い脚で締め付けられるって癖になるね



ホーネット「さ、寒くて死にそう…。」
「だから留守番するか?って聞いたのに…。ほら、俺の上着貸してやるよ。」

冬はどうしてもダメらしい



「そういや蜘蛛って自分の巣に間違って引っかからないのか?」
アラクネ「蜘蛛の糸にはいくつか種類があって、その中でも巣作りに使われる糸には粘着性のある糸とそうでない糸があるわ。粘着性のある糸を横糸、ない糸を縦糸にして巣を作るの。蜘蛛は縦糸しか通路として使わないから、自分の巣に引っかかることはないのよ。」
「へえー、知らなかった…。」

虫の生態にはやたら詳しい



「お前鶏肉好きだよなあ。そんなにおいしいか?」
マンティス「…………………………………敵討ち。」

虫<鳥の構図をどうにかしたい



「虫の癖に蚊には容赦しないよな、お前。なんでだ?」
ギルタブリル「あなたの体に針を刺していいのは私だけなの。」

夫に寄ってくる虫はリアル虫でも容赦なし



「(ブーン)」
「…。」
「(ブーン)」
「…………。」
「(ブーン)」
「………………だーうっせえ!(バシッ)」
ハニービー「あいたっ!なになに!?急に叩いてくるから起きちゃったよ!」
「あ、お前だったのか…。」

夜中に羽音をさせるのは勘弁してください



ケプリ「あー、またタオルがボロボロ…。」
アラクネ「ばかねえ、だから足はブラシで洗わないとダメなのよ。」

虫の部分を洗うにはブラシが必須



「くそっ、人間の力じゃ押し倒せねえ…。」
ジョロウグモ「ふふ、無理やりしたいならインキュバスになってからですよ…。」

6本足、8本足の安定感は異常



「あ、Gがいる。……いいやめんどくせえ。」
ウシオニ「お、なんだお前、成長したじゃないか。私と出会ったころなんか『きゃあああああ!Gが!Gが!』って私の体をよじ登ろうと…。」
「黒歴史を思い出させないでえええええ!」

虫耐性はすさまじく上がる



アラクネ「なんで世間の人気はカブトムシや蝶に集まってるのよ…。もっと蜘蛛や蠅や百足に注目しなさいよ!」
ウシオニ「そのメンツを想像すると毒々しいんだよな…。」
マンティス「悪者っぽい…。」
モスマン「でも人気欲しいよ。」
大百足「蛾はモスラになった
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