3駅目 目を覚ますと地獄

日没を迎えて暗くなり始めた頃、ミリアとミルは寒さに耐えながら目を閉じてぐっすりと眠っていた。その表情は二人とも寒さを感じていないかのように幸せそうな顔をしている。

「はうぅっ!可愛い子見つけちゃったよぉ・・・////・・どおしよぉ・・」
とある茂みから、一人の少女がミルを見て顔を赤くして悶々としていた。その事をミル達はもちろん知る由も無かった。そして少女は見る見るうちにミルに近づいて行った。その表情は獣そのものだった。

「はあうぅ♪お持ち帰りぃぃぃ〜〜っ♪」
そう言って興奮し切った少女は、鼻息も荒いままに足元のミリアを弾き飛ばすとそのまま眠っているミルを担ぎあげて元来た道を走って行った。彼女はアマゾネスと呼ばれるサキュバス種だと、ミルは目を覚ましてから気付く事になる。

「うぅ・・・痛いわよっ!なにして・・・・・ミル・・?」
頭に走った激痛と共に目を覚ましたミリアは、そこに居るであろうはずだったのに居なかったミルを呼んだ。しかし、もちろんミルから返事は帰ってこない。そして時間を追うごとにミリアの顔色は顔面蒼白になっていった。

「ミル〜〜〜っ!何処に居るのぉ〜〜〜っ!出てきてよぉ〜〜〜!」
暫くした後に不安感に駆られて走り出したミリアは、ミルの名を叫びながら少しずつ前進していっていた。一方その頃、ミルを誘拐した少女は自分の集落へと帰り付いていた。

「ただいまぁ!今日ね、ついにお婿さんを連れて来たの♪」
「おぉ!やるじゃないか!それじゃ、今から祭りの時間だね!盛大にヤッちゃいなよ?ネスの初めてをあげる男なんだ。頑張らなきゃこいつにも失礼だろ?」
「はぁい♪それじゃ、私の夫になる人の紹介・・・をしたいんだけれど、この子、サイクロプスかなんかの薬を飲んで寝てるみたい・・」
ネスと呼ばれた少女が、ミルを集落につれて帰って来るとそこには他にも数人のアマゾネスの女性たちが火の周りに集まって雑談を繰り広げていた。そこで一人のアマゾネスの女性がネスの業績に感心して声を上げた。そして、周りに居た女性たちに声を掛けると祭りはすぐさま始まった。これがミルを迎え入れる祭りだと聞くと聞こえはいいが、真実は単なる公開SEXなのである。

「さぁ!祭りも盛り上がって来たんだ!そろそろおっぱじめな♪」
「はいっ!マルネス教官♪」
マルネスが祭りの具合を見計らってネスにアドバイスをした。そして元気よく返事を返したネスは、舞台の上にあがって抱いていたミルを床に降ろした。そして、ネスは少し恥ずかしがりながらも着ている服を脱ぎ捨てた。そして、全裸の状態でミルの服を脱がしたネスは、ミルを起こそうと顔を何度か引っ叩いた。するとミルは簡単に起きた。何故か?横から大量の女性の歓声が聞こえて来たからだ。どうやら他のアマゾネス達は顔を打ったのを「絶対服従させるための止めの平手打ち」と勘違いしているようだった。

「痛い痛いっ!痛いじゃないk・・かぁあぁっぁっ!」
「んあぁっ!ジュプジュプ言って・・痛ぁぁぁっ!」
顔を何度も叩かれて痛い事を訴えたミルだったが、その頃にはミルの見知らぬ少女が自分の肉棒をいつの間にか勃起させて膣に捻じ込んだところだった。その為、ミルは言葉を言いきる直前で体の快楽に体を震わせて狂気乱舞した。一方のネスは、ミルのイチモツを自分の膣内に迎え入れて軽々と処女膜を引き裂いて奥へと打ち込んだ。その時の衝撃から少しだけ弱音を呟いたネスだったがそこからは痛みも感じなくなったので激しく腰を上下に動かし始めた。

「ふあっ・・・はあぁっ・・・きもち・・んっ・・いいっ!」
「うあっ・・・うぐっ・・・・は・・激しすぎっ・・」
パチュンパチュンと音を鳴らして嫌らしく腰を上下しているネス。その表情は快感を貪って顔の形が変化していそうなほどだった。所謂「アヘ顔」?そしてミルはネスの好き勝手な動きで腰に多大な負荷が伴った上に、快感から何度もネスの膣中に射精しそうになって、寸前で思いとどまっての繰り返しを続けていた。

「はぁ・・・はやくぅ・・・私のなかにぃぃぃっ!貴方の精子ィィィっ・・吐き出してよぉぉ・・ぬぐっ・・・あぁんっ・・・」
「やっ・・・無理言わない・・・でっ・・・ぐっ・・・出そう・・嫌だ・・うあぁ・・・嫌だよ・・・出したくない・・出したくないよぉ・・」
顔が崩壊して完全に快楽を貪るようになってしまったネス。その腰づかいは更に激しさを増していっている。何度もミルの精液を要求しているが、ミルは一向に吐き出したりはしない。その内に顔を手で押さえて泣き出してしまった。その間もネスはお構いなしに激しく腰を打ち付ける。その度にミルとネスの接合部からは淫猥な音が響いてアマゾネス達を鼓舞させ、二人の体にとてつも無く大きな快感が電気の様に走り回っている。

「んあっ・・君
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