========[六日目]========
「ふぁ〜……おはようございます……」
「おはよう……」
やはり昨日の事があったせいか、いつもどおりにした挨拶もなんだかぎこちない。
それと…なんだか体調が悪いのか…私自身あまり頭が回って無いし…なんだか下腹部にむずかゆしさというか…昨日寝る時に感じていた疼きを感じる…
「ふぅ……朝ご飯、ありますね……」
「そうね……お粥…いや雑炊のようね……」
とりあえずどこか気だるさを感じながら、これまたいつもどおり置かれていた今日の朝ご飯の雑炊を食べる事にした。
「「いただきます……」」
「……」
「……」
やはり気まずくて会話が出来ない……
私も先生も終始無言のまま雑炊を食べ続けた。
「「……ごちそうさまでした」」
そのまま一言も会話する事無く食べ終えてしまった。
「……ねえ咲希ちゃん……」
「……はい……なんですか?」
食べ終わってしばらく経ってから、ようやく先生が口を開いた。
「やっぱり…幻滅してる?」
「だからそんな事無いですって……そりゃあ驚きはしましたけど……」
「そう……ありがとうね!」
やっぱり昨日見られた事を気にしているらしく、また私に確認してきた。
だから私はまたすぐに幻滅まではしていないと、先生に安心してもらえるよう言った。
その為か先生は少し元気になったようだ。
「今日こそ何か進展があるといいわね」
「そうですね…いい加減なんでこんな状況になっているのか知りたいですし、家に帰れたら最高なんですけどね」
昨日までと変わらない感じで、また私達はお話を始めた。
…………
………
……
…
「ん〜〜……この変な感じは何だろ?」
「そうそう……ねえ咲希ちゃん、咲希ちゃんはオナニーした事……」
「無いです」
「……そうよね……」
そのまま何も変わった事が起きる事無く時間が過ぎて行き、お昼ご飯を食べ終わってしばらく経ってからだ。
朝から…性格には昨日の夜から感じる下腹部の疼きに疑問を持っていたら崎本先生が唐突にとんでも無い事を聞いてきた。
いくらなんでもあるわけがない。だから私は即答した。
それは先生もわかっていたようで、やっぱりなって顔をしている。
「なんでそんな事いきなり聞いてきたのですか?」
「それは……」
それにしても唐突過ぎる質問である。
答えがわかっているのに何故聞いたのだろうかと思い、先生に尋ねたら……
「教えてあげようかと思って」
「…………は?」
なんかとんでもない事を言ってきた気がする。
気のせいだろうか?
「え…ちょっと崎本先生?今なんと……」
「だから…咲希ちゃんにオナニーの仕方を教えてあげようかなって」
聞き間違いかと思って聞きなおしたのだが、やっぱり聞き間違いではなかったようだ。
いきなり先生は何を言い出すのだろうか?
「えっと……何故?」
「だって咲希ちゃん…さっきから性欲が溢れかえりそうになってるんじゃない?」
「……………………は?」
先生の質問の意味を聞いたのだが…私の性欲が溢れかえりそうになっているからと答えられた。
よく意味がわからないのでもう一度聞き直そうとしたのだが、先生は私のほうに近付いてきて…
「えっと…どうしmって崎本先生!?な、何するんですか!?なんでスカートを、やめて下さい!!」
「いいから!えいっ!!」
「きゃっ!な、なんですかもぉ〜!!」
いきなり私の穿いている制服のスカートに手を掛けて捲り上げてきた。
突然の行動に必死に抵抗したが…やはり相手は魔物、あっという間に下着が丸見え状態になってしまった。
恥ずかしくて先生に文句を言いながら、どうにかして下半身を隠そうとしたのだが…
「ちょっとやめて…下さ………え?」
「ほら咲希ちゃん……これ見て……」
捲り上がった自分のスカート越しに見えた自分の下着……
何故か…丁度股間の辺りが筋に沿って広がる様に濡れていた。
「な、なんで……」
「私はサキュバスだからこういうのは気付くのよ」
「い、いや…それもですけどそうじゃなくて…」
何故私の下着は濡れているのだろうか……
あまり自覚したくは無いが、おそらく自分の陰唇から出ている液体で濡れているのだろう…
でも…なんでそんな状態になっているのだろうか?
別に私はやましい事を考えていたわけでもなければ、エッチな事をしていたわけでもないのに……
「さあ…それは私にもわからないわ…ただ咲希ちゃんがさっきからむず痒そうにしていたからね…」
「そんな……ひうっ!?さ、崎本先生?何やって……」
「だから…私がこの疼きを解消する方法を教えてあげるね」
疑問を抱いていた私に、先生が突然下着の上から綺麗な指で私の陰唇を触ってきた。
不意打ち
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