そんなに嘘は言ってなかった後編

『あー、研究員全員に連絡をする。幹部殿はお帰りになられた。なので各自緊張を解いて自分の愛しの妻たちと好きにしてていいぞー!』

放送室についた俺は早速館内アナウンスで幹部殿が帰ったことを皆に伝えた。
俺も嫁さんを待たせると機嫌が悪くなるので早く戻る事にする。

さて、この放送を聞いた皆はどうするのかな……


========[ケース1]========


所長のアナウンスであの幹部が帰ったという事を知った。
ちゃんと妻にも所長の声が聞こえたのだろう。
ガラス板の向こうで作業を中断し、すごく不機嫌な顔をしている妻の顔が見えた。
早く行かないと余計に不機嫌になってしまうので急いで目に見えない扉から妻の元へ向かう事にした。



「なあ、今度あのムカつくブタ野郎がきたときにこれわざと暴走させて本当に蒸し焼きにしていいか?」
「…確かにムカついたけどそれだけはやめて。確実に目をつけられちゃうから…」

部屋の中に入った瞬間、やはり不機嫌だった妻からなんとも物騒な発言がとんできた。
本当に蒸し焼きになんかしたら所長のこの作戦が一瞬でパーになる。
そうしたら俺達はこの反魔物領のど真ん中からどこか遠くまで逃げ出さなければならない。
はっきりいって不可能に近いので我慢してもらわなければ。

「だってよー、アタイの旦那の事を生きている価値無いなんて言いやがったんだぞ!しかも本人の前で!」
「まああの幹部は俺がその旦那だって気付いてないからな…」

あのときは目の前で生きる価値なしと言われてムカついたので殴りにかかろうかと思った。
何とかこらえて話を続けたけど少し怒りが言葉に出てしまった。気付かれなかったので良かったが。

「しっかしまあ『旦那はもう捕虜じゃない』ねぇ…くくっ、確かに間違っちゃあいないけどな!」
「報告で嘘はついちゃだめでしょ。まあほんの少しだけ嘘は混ざってはいたけど」

実際に俺は捕虜じゃなくてここの研究員だ。嘘は一切ついていない。
どうやら上手く勘違いしてくれたようであの幹部は気持ち悪い笑みを浮かべていた。

ちなみに、少しの嘘も報告そのものには関わらない事だけだ。

「そうだな、このガラス板、外側からの声は聞こえるようになってるのに音を通さないなんて言ったもんな!」
「しかし本当にお前の技術は凄いな。こんなガラス板までつくっちまうなんて!」
「えっへん!」

褒めたら嬉しそうに腰に手を当ててのけ反った。その姿は反則的なまでにかわいい。

「ところで、これはいつ出来あがるの?」
「ん?この『魔力回路式可動サウナマシーン』のことか?」
「うん、なんのために可動かはよく分からないけどその『魔力回路式可動サウナマシーン』のこと」
「そうだな…あと少しで完成ってところだが、その前に栄養補給しなくちゃな!」

妻の顔がにまっとした。

「えっ!?うわあ!!」

そしてその体型に似合わない強い力で俺は押し倒された。
そのまま俺の上に乗っかり、ズボンに手を掛けてきた。

「栄養補給って…ただヤりたいだけだろ?」
「む…なんだ、嫌なのか?」
「いや、そうじゃないけど…素直に言えばいいのに…」

指摘されて恥ずかしいのか、妻の顔が赤くなっていった。

それと同時に表情が悪戯でも思いついたかの様な笑顔になった。
これはちょっとまずいかも…

「ふんっ…そう言う事を言うんだったら手加減はしないからな!」
「な!?ちょっ!?…うあっ!!」

その笑顔を浮かべたままズボンを下着ごと一気にずり下ろして、その小さな手で俺のペニスをくにくにと握ってきた。
ドワーフならではの繊細な指使いがもたらす気持ちよさによって、あっという間に俺のペニスは数倍に膨れ上がった。

「ほぉ〜、いつもよりも早く大きくなったじゃないか。そんなに気持ちいいか?」
「うっ…すごくね…ああっ!」
「ははっ!嬉しい事言ってくれるねえ♪じゃあこのままアタイの手の中に出しちまいな!」

そう言うとペニスを握っている手を激しく上下に、感じるところを刺激しながら動かしてきた。
もう一方の手は溢れ出る我慢汁を亀頭全体に塗りたくっている。
その容赦ない攻めに俺は耐えられなかった。

「あっ、もっ、でる!あ、うああ!」

限界が来た俺は、ペニスから精液を妻の手の中に勢いよく噴射した。
妻はそれを小さな手で溢さないように溜めている。

「お、いつもよりも量が多いじゃないか!そんなに良かったのか?」
「お、おう…は、激しすぎ…」
「はは、どれ、味の方はっと…ちゅる…んく…こくん!」

手のひらから溢れんばかりの精液をちゅるちゅると音を立てながらおいしそうに飲み始めた。
舌も使って手の中の精液を一滴も残さないようにしている。
見た感じでは幼い少女が自分の精液を舐めているように見え、俺は背徳感とともにさらに
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