「おやあんたは確か……ルーナサウラさん、だっけか?」
この声は、ドワーフのパーシュテさん? どうして? ここは男湯のはずなのに。
「う、うむ。そちらはパーシュテ殿だったな。貴女も風呂か」
「そりゃあね。こうして素っ裸で来てるんだからさ!」
アハハと豪快に笑うパーシュテさんに、
「そ、そうだな。わたしとしたことが……ハハ、ハハハ……」
サーラが引きつり気味に笑う。
つられてお腹の筋肉が動き、僕にその振動を伝える。
――僕は今、サーラに正面から抱きついている。さっきの対面座位みたいな恰好で。……というか、その、陰茎が膣に入りっぱなしだから、まさしく対面座位そのものなんだけれど。
パーシュテさんは洗い場で体を洗い、そのまま湯船に入ってきたみたい。
ちゃぷん、という音が耳に届いた。
「ところであんた、どうして湯船の中で翼なんて広げてるんだい? それも、後ろじゃなくて前に」
パーシュテさんの言う通り、サーラは前面に翼を広げ、正面から抱きつく僕を包み込むようにしてる。
お陰で、僕の体は深紅の翼ですっぽり覆われ、周りからは見えないはず。
「ん? うん、それは、まあ……わたしはこれでも元貴族でな。例え相手が女性であろうと慎みを忘れず、みだりに肌を晒すなと親から厳しく育てられているのだ。不作法だが、許して欲しい」
サーラの胸に顔を埋めてるから、心臓の音もよく聞こえる。緊張でドキドキしてるのが丸聞こえだよ。きっと僕の心臓もこんな風に早鐘を打ってると思う。
「へぇ? そりゃ、貴族ってぇのはそういう風に育てられるんだねぇ。ああ、いいよ。こんだけ広い風呂だ。ちっとばっかし翼を伸ばしたって、あたしも誰もケチはつけないさ」
「恩に着る……ッん」
頭を下げたんだろう。サーラの体が僕の方へ傾いで、つまり、体が動いたから、結合部分も少しズレて。
ぐちゅり♪
と、陰茎とツブツブおまんことが擦れ合ってしまった。
その淫らな摩擦に、僕は口を引き結んで声を堪えたけれど、会話の途中だったサーラはそうじゃなかったみたい。少し変な声になっちゃった。
「ん? どうしたのさ?」
「いや、ウん! んっ、んっ。のどの調子が悪いようだ」
「風邪かい?」
「そうかもしれん。良く温まっていくとしよう」
「そうしなよ。しかし、あんたドラゴンだろ? そんな強い魔物でも、風邪なんてひくんだねぇ」
「うっ、その」
きゅん♪
サーラの緊張は全身の筋肉を強ばらせ、そしてそれは、膣のお肉もそうだった。収縮した膣肉に陰茎が締め上げられる。
内臓ってね、本当に軟らかいんだ。
プニプニでプルンプルンの弾力があって、けれど筋肉でもあるからいっぱい伸び縮みするし、つまり、キュウキュウに狭まってキツキツに締め付けるってこと。それも、ただ締め付けるんじゃなくって、ピッタリ張り付きながらもグニョグニョとウネウネと揉みほぐしてくる。
しかもサーラのおまんこはツブツブの肉突起がびっしりで、高性能なブラシみたいに丁寧にしつこくゴシゴシしてくるから――。
「んぅ……」
その刺激に、思わず声が漏れてしまい、サーラにしがみつきながら必死で堪える。
「んぁん
hearts;」
「どど、どうしたのさ急にっ、変な声出して!?」
「へ? あ、ああいや、ね、熱でもあるのかな? はは、頭がボーッとして、ふわふわして心地良くてな」
「そうなのかい? 体を温めるのもいいけど、ほどほどにして上がりなよ? 逆効果になるかもしれないしね」
「あ、ああ。そうさせてもらう」
サーラはなんとか話しを誤魔化して、乗り切ってくれた。
だけど、こうして汗まみれの裸体に抱きついて、しかも周囲を翼で覆い尽くされていると、女の子の甘い体臭に包まれてしまって……。
ぴくん♪
「くっ? ウん
hearts; げほっ、おっほん!」
勝手におちんちんが反応してしまい、サーラの中を刺激してしまう。とっさに誤魔化してはくれたんだけど。
ざわ
hearts; ざわ
hearts; ぞわり
hearts;
膣内のツブツブ達が総動員で蠢き、僕の陰茎をゴシゴシと擦り始めた。その動きはまだやんわりとしたものだったけど……それでもう充分に気持ちが良いんだ。
「ッ? 〜〜〜っ」
僕は胸の谷間に必死に顔を埋め、柔肌に口を押し付けて声の漏れるのを抑える。
サーラもそれを助けてくれて、僕の頭を抱え込んで、胸へとかき抱く。
あうぅ……。こんな、大好きな女の子と裸で抱き合って、あそこも繋がり合ってるのに、動くことも喋ることもできないなんて、地獄だよぉ。
けれど、サーラは必死に堪えてくれてる。情けない僕の醜態を、パーシュテさんから隠してくれてる。だから僕は頑張って耐えないと。
サーラの気持ちを裏切らないように。
「風邪、
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