ヤッホー、吉田 孝一(よしだ こういち)だよ!
今日は僕の告白からのスーパーブッ飛び展開なお話だよ!
僕には好きな人がいた。彼女の名は若葉 楓(わかば かえで)さん。彼女はキキーモラという種族の魔物娘。彼女とは小学生の時に親しかった。まあ彼女は“若葉コーポレーション”という幼児向け家具とかに関する、巷じゃ有名な企業の、いわゆる社長令嬢。まあ元々僕はそーゆーのとか全然気にしない質だったし、彼女も気兼ねなく接することができるととても嬉しがってた。
中学に進学してからは離ればなれになった。
……そして現在、僕は逢魔学園高等部2年生、彼女は如月女学院高等部2年生。
僕はそんな如月女学院近くに来ていた……。
僕
「(くぅ〜ッ、めちゃんこ緊張キタキタキタキタァァァァァァァァ……ハッ、楓さんッッ!!相変わらずギガントカワユスッ
#9825;
#9825;)」
「(今日は……僕の一世一代のイベントォゥ、そう、告ッ…白ッ!だッ!!)」
そして僕は勢いよく飛び出したッッ!!!さあッいざ行かんッ我が新たなるステージ、未知なる境地へッ!!!!
僕
「楓さんッ!!!」
楓さん
「!!?」
僕
「その、僕のこと、お、覚えてますか!?」
楓さん
「えと、吉田くん!?久しぶり〜!…ってどうしたの?」
僕
「(さあいざ行かん、一世一代の我がイベント……!!!)」
「楓さん!僕、僕……」
楓さん
「?」
僕
「僕ッッ、か、楓さんがッ好ッ好きですッ……その、もし楓さんがよろしければッ、ぼ、僕とッ、付ッ、付き合って下さい!!!」
楓さん
「!!! ………」
僕
「(こ、これは……どうなんだ!?まあそりゃイキナリこれだしそりゃするわな、フリーズ)」
楓さん
「その……わ、私も、その吉田くんが…好、好、好きです。」
僕
「マジっすか!!?」
楓さん
「えっと、その、恥ずかしくて最後、小声になっちゃったけど……ちゃんと聴こえてたのね…!!」
僕
「ハイッッ!!!」
楓さんの友人(サキュバス)
「楓ェェ〜、やったね楓、やったね☆」
楓さんの友人(雷獣)
「楓のことォちゃァんと幸せにしろよォォ〜?(茶化す)」
楓さん
amp;僕
「「………/////」」
……………………
そしてなんと、即、楓さんに「家に来ない?」と言われた!正直心臓が飛び出そうなドキドキだった…!!
もちろん答えはYES一択のみ、いざッ楓さんの親父さんに挨拶ゥッッ!!!
…そういえば楓さんの親父さんは小学生の頃に授業参観で来たのを何回か見かけた。しっかりとしたスーツ、しかし……こんな言い方はあれだが「見た目の割にはかなりフランクな人」という印象だった。
楓さん
「ただいま〜!」
楓さんパパ
「お帰りィ〜、楓〜
#9825;」
(楓さんにすぐハグする楓さんパパ)
楓さん
「もお〜、パパったら〜(^_^;」
僕
「その、は、初めましてッお嬢さんに告白しましたッッよ、吉田 孝一という者ですッッ!!!」
楓さんパパ
「あ〜君が吉田くんダネ〜! 楓から君のことはよく聴かせてもらったよ〜!」
「いや〜もお〜、楓はしょっちゅうみんなからネェ〜、いわゆる“高嶺の花”扱いされてもお〜イヤイヤ言ってたんだけど、でも君の話をしてる時の楓はも〜ホント活き活きしてるッ☆そんな君に私もいつか個人的にお礼を
#9825;って思ってたんだけど、まさか楓のことをず〜っと想い続けてくれていて〜しかも告白まで……嗚呼ッッもおパパすっごく嬉しいよォォォ〜( >Д<;)!!!」
僕
「か、楓さんの親父さん、思いの外フランクだった(?)………!!」
楓さん
「も〜パパったら〜、恥ずかしいよお(///о///)」
僕
「(というか楓さんの親父さんってこんな人だっけ!!!?)」
そしてお茶を頂いた…とても美味しかった!
一瞬どこのお茶か知りたいと思ったが、それよりも楓さんに告白できたこと、そして楓さんに家に招待されて、親父さんに挨拶もして(まあほとんど親父さんの素直な感動を聴かされまくったが)、という嬉しさと興奮と緊張が勝った……………今日は一世一代の大勝負、どころか更に先へ行った…!!
そして…
(楓さんの部屋にて…)
僕
「あの今更ですけど……」
楓さん
「?」
僕
「(マジで今更)僕のどんなトコが気に入ったんですか?」
楓さん
「パパも言ってたけど、私小学校では高嶺の花扱いされるか、妬まれるかだったけど…でも…」
僕
「でも?」
楓さん
「吉田くんはごく普通に、当たり前のように、普通に接してくれた。それが凄く嬉しかったの
#9825;」
僕
「あざっす」
楓さん
「だからね……」
そこで僕の意識は途切れた……。
僕
「……」
楓さん
「吉田くん
#9825; 起きた
#9825;?」
な
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