俺は氷堂 夜路(ひょうどう よるみち)、逢魔学園高等部2年生、剣道部所属。これは少し前に、俺の身に起こった事件である………
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〜氷堂 夜路、失踪する…!!之譚〜
吉田
「夜路〜、帰ろうぜ!」
夜路
「おう、いいぜ! 今日は部活も風紀委員会も無いしな! んじゃ、帰ろうか!」
三浪
「じゃあイオン行って、ゲーセンで遊ぶ?」
夜路
「イイね!」
小野
「早速行くか。」
校庭で……
夜路
「で、ゲーセン行ったあとどこ行く?」
吉田
「そうだな〜、本屋とか。」
小野
「俺は新作CDとかチェックしてみるかな。」
三浪
「俺もなんか買うかな〜。」
吉田
「夜路は買いたいのあったっkって夜路?」
三浪
「え?」
小野
「え?」
三浪
「夜路? 夜路!?」
吉田
「夜路!? どこだ夜路!!?」
小野
「さっきまで一緒だったんだぞ!? どこ行った、夜路!?」
マリアさん
「あら皆さん。」
景華
「どうした、お主ら?」
(事情説明中…)
景華
「なにィ!!?」
マリアさん
「夜路さんが消えた!!?」
吉田
「そうなんだよ!」
三浪
「どうする小野!?」
小野
「どうするつったって…」
吉田
「小野、三浪! ほら、僕が作ったアレ使おう!! 夜路を探すぞ!!」
三浪
amp;小野
「「おう!!!」」
景華
「私は夜路の家に連絡する!」
吉田
「景華ちゃん! まずは落ち着いて、そんでなんか上手いこと言っといて!!」
景華
「分かった!」
マリアさん
「私はキャサリン先生に連絡します! もしもの時のためにお力を、いつでも借りられるように!」
吉田
「分かった二人共! お願い!!」
「よし! 僕の自作魔道具…まさかキャサリン先生の授業がここで役に立つとはね……!!」
ということで↓
吉田:自作の魔道具で小野
amp;三浪のサポート
小野:吉田印の魔道具でこっくりさん的なダウジング的なので夜路捜索
三浪:吉田印の魔道具で某ビデオテープの巻き戻し的なことができるスタンド的なので夜路捜索
ということになった。
吉田
「どお、二人共?」
三浪
「クソッ! この覆面のヤツに夜路が『校舎の』影に引きずり込まれて、消えるトコまではイケるが…これ以上は無理だ! 影に引きずり込まれてくトコで…まるでフィルムが切り取られたみたいに……追跡出来ないッッ!!」
小野
「こっちもダメだ! コインが学園近くを行ったり来たりするばかりだ!!」
景華
「そんな、夜路……どうして………」
マリアさん
「ダメです! 大学での講義中なのか…通じません!!」
小野
「くっ…」
紫苑
「おっ、ヤッホ〜みんn…って、なんかシリアスな雰囲気……」
三浪
「ぬお! …びっくりした〜!」
(事情を説明中)
紫苑
「ええ
#12336;
#12336;
#12336;、夜路くんが消えたァァァーーーーーーー!!?」
小野
「ああ、そんで吉田が作った魔道具を使って三浪と一緒に探してるが…見つからないんだよ……」
紫苑
「そんな…」
逢河
「斬鬼先輩、吉田先輩、小野先輩、三浪先輩、猫崎先輩、どうしました?」
賀川
amp;日野
「「どうも。」」
景華
「逢河、賀川に日野も…実はだな……」
(再び事情説明中)
逢河
amp;賀川
amp;日野
「「「ええェェェーーーーーーー!? 氷堂先輩が消えたァァァーーーーーーー!!?」」」
景華
「そういうことだ。吉田達が必死に探してはいるが…見つからないのだ……!!」
賀川
「……吉田先輩、小野先輩、三浪先輩! 氷堂先輩はどこで消えたんですか?」
吉田
「え…」
小野
「そうだ、賀川! そういえばお前、魔力を『匂い』として認識できるんだったな!!」
賀川
「はい!!」
三浪
「そうか! 賀川の嗅覚なら……!!」
小野
「あるいは……いや、見つけられるかも!!」
景華
「そうか! 賀川の嗅覚と小野のダウジングを組み合わせれば……!!」
マリアさん
「私は引き続きキャサリン先生に連絡します!!」
景華
「頼む、マリア殿!!」
マリアさん
「はい!!」
紫苑
「それなら私だって………う
#12336;
#12336;ん、キタ! こっち…っぽい!!(尻尾が某妖怪アンテナよろしく逆L字にピンとなる)」
日野
「………( ゚Д゚)」
賀川
「なんですか、『こっち…っぽい!!』って!? 氷堂先輩がどこにいるか分からないって時にふざけないでくれますか!!?」
紫苑
「私だって真剣にやってるもん!! 時に直感がモノ言う時だってあるじゃん!!」
賀川
「猫崎先輩がそーゆーこと言ったら信用性0なんですけど!!」
紫苑
「何よその言い草!? ホントに真剣なんだもん!
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