後編

「ブツブツブツブツブツ」

自分のクラスの自分の席で花菱 千華は考えていた
先日、通学路で密かに想いを寄せている幼馴染の田鹿 明から
『今度一切自分に近寄るな』と言われてから明から露骨に避けられる
完全に無視、如何足掻いても、無視
そのせいで精神的に不安定になって来ている

「何で明は私を無視するのよ何で何で」
「あ、あのー・・・ビッシー?( ̄_ ̄ i)」
「・・・楽太郎?何の用?」
「ちょいとお話をね・・・時間有る?(; ̄ー ̄A」
「明にアンタと付き合ってると勘違いされたら困る」
「いや、そう言わないでよアッキーの話なんだからさ(;´Д`A ```」
「明の?なら行く」

―屋上―

「何で屋上に・・・」
「屋上は色々都合が良いんだよ( ̄ー ̄;
で本題なんだけど、アッキーと喧嘩でもしたの?(; ̄ー ̄)」
「喧嘩なんてしてない!!明が一方的に怒ってるだけなの!!」
「アッキーが一方的に?イマイチイメージ湧かないけど・・・(゜Д゜;)」
「私は何もしていない筈なのに明が一方的に自分に近寄るなって・・・」

千華は涙を流しながら言葉を紡ぐ

「・・・・・本題に入るよ「(ーヘー;)
君がそんな状態になってるからアッキーが何かしたんじゃないかって
君のクラスの連中が明をボコろうとしているスクリュードライバー!!(((((( -_-)=)=)=)=[]二)*
流石にそれは不味いだろうと思い
君達の喧嘩を仲裁しようかと思って来た次第ですオチャイル?( ̄ー ̄)_旦~~」
「~~旦_(-ω- ) ドモドモ・・・でも仲裁出来るの?」
「大丈夫だよ!!( ̄∇ ̄)ノ・タブン、エキサイトしたらあたしが止めるし( ̄∇ ̄)ノ・タブン」
「タブンッテナンダヨ、それで仲裁って具体的に何をするの」
「アッキーが君への不満と今回の件の原因を述べ
君が原因を謝罪し不満解消へ努力すれば許してもらえるさ く( ̄△ ̄)ノ」
「そ、それで大丈夫?明は許してくれる?」
「許さないよ」
「・・・・・え?」
「・・・・・ゑ?(; ̄Д ̄)」

話をしていた2人の後ろから声が聞こえた

「あ、アッキー!!い、一体何時から!?(`□´/)/ 」
「『喧嘩なんてしてない!!』ってそいつが言った所から」
「・・・・・聞いていたなら話は早い( ̄д ̄)
君のビッシーに対する不満を」
「そいつへの不満は全てだ」
「・・・す、全て?」
「存在その物が許せない」
「・・・えーっと・・・マジで何したビッシー(; ̄Д ̄)」
「な、何が不満だって言うのよ!!」
「だから、お前がこの世に存在している事自体が許せない」
「そんなの答えになってないよ!!」
「お前・・・バレて無いと思った?仮にも幼馴染だぞ?
まぁ僕も言われるまで全然気付いて無かったけどさ」
「言われた!?誰に!?」
「千華に」
「私に!?」
「お前じゃない、千華に言われた」
「・・・如何言う意味?」
「惚けるのはもう止せ、もう何もかも分かっているんだよ」
「だから何の話!?」
「お前・・・成り済ましてるだけだろ」
「それって一体何の話!?」
「・・・もう良い」
「え?」
「もう良いと言ってるだろうっ!!誤魔化しは止せっ!!
一体お前は誰なんだっ!!何で千華の格好をしているっ!!」
「え?え?え?」
「( ̄_ ̄ )。o0○・・・何となく話の内容が掴めた・・・様な気がする(-_-)」
「え?本当!?」
「アッキー、1つだけ質問良いかな( ~д~)」
「構わないよ」
「貴方の彼女は誰ですか( ̄ー ̄)」
「花菱 千華です」
「わ、私!?」
「お前じゃねぇよ!!」
「・・・ど、同姓同名の他人?」
「いや、お前千華じゃないだろ?」
「え?」
「だーかーら」
「はいストッープ( ̄▽ ̄)乂」

明と千華の間に入った楽太郎

「話の内容は何となく分かった(  ̄口 ̄)ノ
アッキーはさっさと帰った帰った(  ̄口 ̄)ノ」
「・・・・・」

黙って立ち去る明

「・・・・・ドッペルゲンガーだッ!!○ ̄□ ̄)=○」
「・・・何が?」
「いや、だから・・・・・ドッペルゲンガーだッ!!○ ̄□ ̄)=○」
「・・・・・ドッペルって・・・もう1人の自分的な?」
「そう!!それ!!( ̄ー ̄)そのドッペルゲンガーがアッキーの彼女と言う事だッ!!○ ̄□ ̄)=○
でそのドッペルゲンガーが『自分が本物で今学校に来ているのがドッペルゲンガー』とか
そう言う事をアッキーに言っているんだッ!!○ ̄□ ̄)=○」
「いやドッペルなのてこの世に居る訳」
「じゃあ君の姿形をして尚且つアッキーが『この子は千華だな』
と思うだけの証拠を知っている誰かで、良いよ( ̄。 ̄)」
「・・・そんな奴が居る?」
「アッキーの事が好き過ぎる奴、或いは本当に君のドッペルゲンガーなら・・・( ̄― ̄
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