#447実験報告
#447の肉体片の実験記録
承認 国王
監査 大臣グデラス、大臣マラカス、騎士団長アルフレード
計画責任者:王室専属魔術会第ニ室長レフ
#447肉片を扱う全ての研究者は次の形式で
この実験記録に結果を追記してください
実験対象:
手順:
結果:
注:
実験対象:#447を何に使ったか
手順:#447を如何使ったか
結果:結果どうなったか
注:何か書いておく事が有れば書いておく
#1
実験対象:私の[削除済み]
手順:[削除済み]
結果:監査した者全員から止められた
注:最初からマジで何やってんだテメェ!!-大臣マラカス
無許可の者が勝手に報告書を読んだ際に爆笑させる事で周囲に
報告書を読んでいる事を察知させ
情報漏洩を防ぐ狙いが有ったのですが・・・-第二室長レフ
レフの言い訳に一瞬納得しかけた自分を殴りたい-騎士団長アルフレード
#2
実験対象:適当な囚人
手順:食わせてみた
結果:今までで最高の食い物と評価しました
注:貧乏人の最高は当てにならん、もっと身分が高い奴に食わせろ
後、味覚が鋭く、食レポが出来る者-大臣グデラス
了解しました-第二室長レフ
#3
実験対象:宮廷料理人料理長アーネスト
手順:食わせてみた
結果:さわやかな味わいの高級なゼリーの味がするが
それでいて微かに上品な肉の脂を感じた
一見合わなそうだが不思議を調和している、是非作り方を知りたいと話していた
注:なるほど異界の者の肉ですか・・・ゴーレム女は料理の腕が良かったですが
こちらは食材とは・・・是非調理してみたいですね-料理長アーネスト
やらせてみるか-大臣グデラス
#4
実験対象:宮廷料理人料理長アーネスト
手順:焼かせてみた
結果:急激に膨らみ始め危険を感じ、即座に中止した
検査の結果、内部が気化し熱膨張を起こしていると判明した
注:で、味は?-料理長アーネスト
味は兎も角としてあのまま熱し続けたらどうなるんでしょうか?-騎士団長アルフレード
恐らく水蒸気爆発を起こすと思う-第二室長レフ
後日の#477の行動からレフ室長の意見が正しいと判明しました
#5
実験対象:宮廷料理人料理長アーネスト
手順:湯煎させてみた
結果:蕩けて液状になった、液状になった#477肉片は
何にでも混ざる物質である事が判明した
注:シロップの代替には少々さわやかさが強いですね
ですが何か、例えばミントと混ぜてソースにすると良さそうです-料理長アーネスト
急激に熱すると膨張し、ゆっくり熱すると溶けるか、面白いな
ちょっと他にも色々と混ぜてみようか-第二室長レフ
#6
実験対象:更に取り分けた宮廷正式採用照明用油
手順:油と湯煎し液状化した#447を良く混ぜた
爆発の危険を考え全ての作業を囚人に行わせる
結果:懸念に反してゆっくりと青い炎を灯し、通常より長い時間炎が灯り続けた
注:おお、これは良いじゃないか、照明代の大幅な節約になる-大臣マラカス
特に危険な兆候も無し、正式採用に踏み切っても良いと思います-第二室長レフ
#7
実験対象:試作品-500
試作品-500は魔力回復を目的とした薬品で
キーパー第五室長が開発を指揮しました
結果として魔力回復効果は目標の70%でした
それでも即時の魔力回復効果を備えた事で成功と思われましたが
味が最悪で悪臭を放ち、腹痛を訴える下級の魔法使いが続出
腹痛を訴えた者は魔力を胃から取り込み切れず腹痛になったと推測されました
手順:液状化した#447と混ぜた
結果:液状化した#447が再びゼリー状になり、悪臭が消えたが体積が■■倍以上になった
アーネストに食わせた結果、普通の薬程度の苦さになったと報告
検査の結果、全体として魔力回復効果が試作品単体に比べ300%増しになったが
摂食するには量が多過ぎる
注:とは言え、俺はこれを魔術会の正式装備に採用したいですよ
魔力の速攻回復はあまりにもデカい、確かに体積はデカいし食い難く苦いが
あの悪魔の薬に比べればあまりにも素晴らしい-第二室長レフ
これを再度湯煎してみるのは如何でしょうか
全ての食品にこれを混ぜ込めば魔力回復しつつ食事が出来る-料理長アーネスト
湯煎した結果溶けませんでした
#8
実験対象:宮廷料理人料理長アーネスト
手順:任せてみた
結果:彼の料理人としての感性に全て託した結果
少し冷やしてそのまま食べるのが一番旨いと言う結論に達した
注:食べ物系はこれで終了、良いね-第二室長レフ
このままだと#447食レポ報告書になってしまう-大臣グデラス
次点としては凍らせるのもおススメです、シャリシャリした触感が癖になる
ですが調理せずにあまり手を加えないのが至高とは・・・
前回のゴーレム女の時も感じ
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