ボクは彼にこの町に住んでいるのか聞いた。
彼は首を縦にふり頷いた。
なんか反応が薄い……
ボクは自身が魔物だって事も伝えた。
彼はそんなこと見れば分かると言った。
もしかして、ボクは嫌われてる?
ボクは最後に今日は泊まる場所を決めてなく、彼の家に泊まれるかを聞いた。どうせ無理だろうし、これで断られれば諦めるつもりだった。
しかし彼はボクの予想に反して、少し考えた後にそれは俺だけじゃ決められないからついて来いって言った。
まさか、いけるのか?期待していいのか?そう考えながら僕は彼についていった。
彼の家は大きかった、ってか家が二軒繋がってた。
彼曰く、ド田舎でちょっとお金に余裕があるから、だとか。
そんなことよりも問題は彼の家に泊まれるかどうかだ、もしも彼の両親が魔物嫌いだったらどうしようなどの不安が沸いてくる。
そんなことを思っていると家から彼の母親らしい人が出てきて、笑顔でボクを家に招いてくれた。
結果的に言えばボクを泊まらせてくれるとの事だった、うれしかった。
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