ヤマナシは自然が多い所だった。トウキョウに比べればずっと故郷に近い自然環境だった。2時間位デンシャに乗ってた甲斐がある、ここなら彼氏はともかく作詞は出来そうだ。
正直な所、飛んでいけばもっと早く着いたのだが、デンシャに乗りたかった。だって気になるじゃん、魔界にはデンシャなんて無いんだから。それに人がいっぱい乗ってるから、彼氏候補もいるかな?なんて思ってたけど収穫なし、物珍しい目で見られただけだった。
ヤマナシでも、特に自然が多い所にボクはたどり着いた。そこは線路や道路はあるが、他はボクの故郷に似た所だった、便利なものであるのはジドウハンバイキぐらいだろうか?
とりあえず、ボクはジドウハンバイキで飲み物を買って休憩することにした。ボクがジドウハンバイキの前で休憩していると、一人の男性がこっちに歩いてきた、おそらくこの町に住んでる人だろう。
年は16〜18の間ぐらいで身長はボクより数センチ高いくらい、何か寂しい感じがした。それが彼の第一印象だった。ボクは彼に声をかけた。別に声なんてかけなくても良かったのに、声をかけなきゃいけない気がした。
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