オークちゃんとしんせつ設計のゲームを使って勝負したら…

俺は、黒田 元也。ゲーム好きのサークルに入っている短大生だ

元也「お、ついに発売か…明日買いに行こうかな」

今日の授業が終わり明日に備えて帰ろうとしていると…

???『みーつけた』

元也「??」

そこにいたのは確か名字は川上という魔物でオークと言う魔物だったはずだ…

元也「俺に何か用か?」

???『念のため、あたしは川上恭子。あんたをあたしのものにしにきた』

元也「随分堂々とした人攫いか痴女だな…」

恭子『あたしに倒されるかおとなしく来るか、どっちがいい?』

元也「そうだな…勝ち負けはゲームで決めないか?」

恭子『ゲーム?』

元也「ああ、俺の出したお題のゲームをクリアできたならって話だ。」

恭子『ふーん、良いよ。どんなゲーム?』

元也「少しまってな」

そのまま売店でUSBメモリを一つ買い手持ちのノートパソコンでゲームをいくつか落とす

元也「3つゲームをいれてきた、明日の今の時間までに一つ目をどの難易度でも良いからクリアしてきてくれ」

恭子『忘れるなよ!?』

元也「ああ。」

俺が渡したゲームは

I wanna be the guy

I wanna be the love trap

I wanna be the tas

の3つだ、まあ二つ目まではなんとかできても3つ目はまず無理だろうと思う

元也「さて、と」

とりあえず明日の午前中は休みなので発売されるゲームを買って授業に向かうことにしよう






元也「お、来たな」

恭子『…』

彼女は目の下にクマを作っている…

元也「で、勝てたか?」

恭子『なんなんだよあのゲーム…』

元也「しんせつ設計のゲームだが」

恭子『勝てるかあんなもん!!』

元也「まだやるかい?」

恭子『やり方はわかった、次こそ勝つ!!』

元也「なら、次は二つ目のゲームをやったらいい、それで勝てたなら一つ目に再挑戦してもいい、俺の用意したゲームのうち一本でも勝てたら続行可で二本勝てたらお前の言うことを聞こう」

恭子『よーし…!!』

元也「まあ、土日挟むし次の月曜まで期間を延長しよう」

恭子『その余裕を後悔させてやる!!』

元也「まあ、今日は授業終わったら帰ったら寝ることをすすめる」

そう言いそのまま授業に向かい終わったので帰る

元也「さて…」

恭子『…』

元也「クリア、出来てないみたいだな」

恭子『どこが親切なゲームなんだよ!!あんなもん出来るか!!』

元也「何か勘違いしてないか?」

恭子『??』

元也「しんせつとは言ったが親切とは言ってないぞ?」

恭子『???』

元也「心を折ると書いて心折だ」

恭子『納得した…心を折る心折なら当てはまる…』

元也「まあ、勝てんかったなら俺の勝ちでいいか?」

恭子『…ゲームはまだ最後のが残ってる』

元也「ほう」

恭子『最後のゲームに使う日で…』

元也「まあいいか、なら1つ目をhard以上でクリアしたならお前の勝ちで良いよ」

恭子『よし…!!』

そのまま俺は帰る、彼女はどこまでやれるのか…









元也「お、居たか」

恭子『だめだったー…!!』

元也「そうか」

恭子『でも、お前はあれクリアできるのか?』

元也「三つ目以外なら」

恭子『信じらんねー…』

元也「なら、見せてやろうか」

恭子『ああ、見せてくれ』

元也「なら、おとなしく見てろよ?」

そのままUSBメモリを受け取り、一つ目のやつから始める

元也「…」

そのままのらりくらり避けて当てて進んでいく

恭子『信じらんねー…』

元也「よっ、と」

恭子『!?』

ボスがすぐに沈んだことに驚いている

元也「よし、後は…」

そのまま進めていきシューティングのところにつく

恭子『え!?死んでるのになんで進んでるんだ!?』

元也「これは公式タイムアタックでも使われてるバグ技の一つだ、もちろんこれを使わないルールもある」

恭子『マジか…』

元也「よし、ラスボスだな…」

なんとかギリギリでラスボスも倒す…

元也「時間は…まあこんなものか…」

タイムアタックのランキングに乗らないがそれなりには早いといったところだ…

恭子『ホントにクリアした…』

元也「これでいいか?」

恭子『…』

彼女は縮こまるように頷く

恭子『あたしの敗けだ…完敗だ…』

元也「まあ、君たちの習性を利用させて貰ったがあまりにもえげつないかもしれなかったな…」

恭子『まあ、自分が勝てるから出した話なんだろうけど…』

元也「まあ、な」

さすがに三つ目のやつは勝てる気がしない

元也「三つ目はある意味卑怯だしな」

恭子『???』

元也「乱数いじらないと勝てない仕様になっている」

恭子『えぇ…』

元也「こ
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