俺は 青山 凱
凱「ああ、その日は空けてある。」
俺はこのシーズン、12月の下旬始めの土日に手伝いを頼まれるのだ
???『ありがとう』
凱「なら、また明日」
そう話していたのが金曜の夜だ
凱「なら、いくか…」
クリスマス会の準備、やることはプレゼントの菓子袋を梱包したりすることだ
凱「待たせたか?」
???『いいえ。なら始めましょうか』
彼女は沙雪、ホワイトホーンという魔物だ
沙雪『悪いわね…』
凱「いや、空けるもなにも昨日で派遣切れた」
沙雪『なるほど…』
とりあえず彼女の家で菓子袋を作り、リボンなどで梱包していく
凱「…」
沙雪『…』
凱「よし、これでプレゼントの梱包は終わったか?」
沙雪『えぇ、終わったわ。公民館に持っていきましょう…♪』
凱「ああ、そうだな。」
そのまま彼女にプレゼントをつけて自分も担ぐ
沙雪『なら、行きましょうか』
凱「そうだな…」
外は雪が積もっている…
凱「いつからだろうな…」
沙雪『???』
凱「雪が嫌いになったのは」
沙雪『なるほどねぇ…』
彼女がひっこしてきたのもこんな雪が積もった冬の日だった
凱「多分高校からかな、通学に時間かかるようになったから」
沙雪『まあ、近くの会社に就職しないと遅くても社会人でそうなるわね…』
凱「まあ、そうだよな…」
沙雪『…着いたわね、しまっておきましょう』
倉庫にしまって鍵をかけ、そのまま帰り道に鍵を返した
凱「腹減ったな…帰りに何か買っていくか…」
沙雪『うちに来たらいいわ、何か作るから』
凱「良いのか?」
沙雪『えぇ、行きましょう♪』
毎年こんなこと言ってる気がすると思う…
沙雪『〜♪♪』
彼女の家で彼女は早速料理を始めた
凱「…」
思えば、彼女とこうして近くに居るのも久しぶりだなと思う
沙雪『できたわよ♪』
彼女はフランスパンサンドイッチとチキンステーキを用意してくれた
凱「お、きたきた」
沙雪『なら、食べましょうか』
凱「ああ。」
沙雪『いただきます』
凱「いただきます」
味付けもちょうどいい、美味しい…
凱「んん、美味しい」
沙雪『良かった…♪』
彼女は穏やかに笑う
凱「ごちそうさまでした」
沙雪『お粗末さまでした…♪』
なぜかご機嫌だ…
凱「なら、帰るかな…」
沙雪『…』
凱「???」
沙雪『剴、貴方は恋人とか居ないの?』
凱「居たら手伝いに来てない」
沙雪『まあそうよね…』
凱「沙雪も独り身なんだよな…多分」
沙雪『えぇ…』
凱「…」
沙雪『…』
そのまま彼女は部屋に行った
凱「…??」
沙雪『…
#9825;』
彼女はサンタクロースの格好をして来た
凱「…」
沙雪『まだ早いけど…クリスマスプレゼント、受け取ってくれる?』
凱「まあ、このシーズンで未婚な魔物の家に上がった地点である程度想定はしていたが…」
沙雪『…』
凱「俺でいいのか?」
沙雪『もちろん』
凱「なら、よろしく頼む…」
沙雪『…
#9825;
#9825;』
そのままサンタ服の前を開いて頭を抱き抱えられた
凱「いつから?」
沙雪『三年目ね…』
凱「そうか…」
今年で八年目になる、良くそこまで我慢できたもんだ…
沙雪『ねぇ…』
部谷に暖房が弱くしかついていないのもあるが彼女は暖かくて柔らかい…
凱「??」
沙雪『まだ夕方前だけど…
#9825;』
凱「まあ、魔物ならそうしたくなるよな…」
納得しながら頷く
沙雪『なら…
#9825;
#9825;
#9825;』
そのまま風呂場へ向かう
凱「ここの風呂場広いな…」
沙雪『まあ、ね…
#9825;
#9825;』
凱「…」
そのまま広い浴槽に浸かる
凱「お、柚子だ」
沙雪『私はともかく、貴方はあったまらないと風邪引いちゃうしね…』
凱「彼女の気遣い、染みる…」
沙雪『…
#9825;
#9825;
#9825;』
そのまま正面で向き合う体勢に変わる
沙雪『んちゅぅ…
#9825;
#9825;
#9825;
#9825;
#9825;』
そのままじっくりと深く舌が絡み付いてくる
凱「んん…」
暖かくて柔らかい感触が直に来る
沙雪『なら、身体を洗って上がりましょうか
#9825;』
凱「ああ…」
そのまま椅子に座り俺は頭を洗われる
沙雪『痒いところ、ない?』
凱「大丈夫だ」
身体を洗い終え、次は彼女の番だ
凱「なら、まずは下半身からやるぞ」
沙雪『えぇ』
そのまま石鹸をつけて泡立てて洗う
凱「なら、流すぞ?」
沙雪『大丈夫よ』
そのままシャワーで洗い流す
凱「角があるとどうしたらいいんだこれ」
沙雪『冬に
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