俺は佐野光。
特に勉学や運動ができるわけでもないし見た目に個性があるわけでもない、普通の黒髪に黒い目をしたどこにでもいる男だと思う。
来年は就職しなければならないがこのご時世、なかなか就職は難しい。今もバイトをしていて今日はシフト的に夜になる前に仕事が終わった。
まだ夜にはなっていないが夜はすぐそこまで来ている、所謂逢魔が時と言う時間だろう…そう思っていると帰り道も半ばを過ぎて商店街にまで来た。すると昨日までは空き店舗だった一角が新しい店が開いていた。
昨日まではなかったよな?と思い興味が湧き店へと入る、どうやらカードショップらしい、しかし見たことのないカードゲームのパックがショーウィンドウに飾られている。
パックを見ると、所謂モンスター娘と呼ばれる類いのキャラクターが描かれている。しかしイラストがどいつもこいつも際どいのが気になるが…
そうしていると店員らしき女性に声をかけられた。俺は「昨日までは空き店舗だった一角が新しいお店になっていたから気になった」と答えると彼女は少しの間自分を見て『なら、このパックはいかがかしら?』とショーウィンドウから1つのパックを出した。
俺はカードゲームなんて久し振りだなと思いせっかくなのでそのパックを買う…値段は税込150円と良心的だ。
パックの包みを捨てるためにここで開封しても良いかと聞くと彼女は快諾してくれたのでゴミ箱の前でパックを開封する…
一枚目のカードはこのカードゲームの世界観が書かれていた。読み終えるとこんな女が居たら俺のところにも彼女とかできるのかね…と次のカードをめくる、二枚目のカードは青紫色の液体らしきものが入った小瓶が描かれたカードで「淫気活性剤」と書いてあった。
店員は『三枚目はキャラクターが確定している』と言うので三枚目のカードをめくる。そこには赤い眼と羽、尻尾にオレンジ色の髪の毛をした女の子が描かれていた、どうやらサキュバスであっていたらしくしかも光っていて角度を変えるとポーズが変わり横向きでこちらを見ているイラストと少し笑みを浮かべて手を伸ばしているイラストの二種類のイラストが描かれている…店員は『SRね、レアリティとしては真ん中よ』と説明をしてくれた。
四枚目のカードは魔方陣が描かれている…なんだこれはと思うと店員は『召喚のカードよ』と使い方を説明してくれた。キャラクターのカードにこのカードを投げ込むか落とすと呼び出せると言うことらしい。
五枚目のカードは所謂宣伝のカードと言うか紙でショーウィンドウにはいっていたパックの名前がいくつか書かれていた。
説明を終えてそのまま俺は家に帰る
帰宅した俺は簡単な食事(カップ麺)を済ませシャワーを浴びて服を着たところで本当に召喚されるのか?と思いつつもやってみるのも面白いか。と部屋の真ん中に彼女のカードを置いてよく狙いカードを某特撮の封印(今回の場合は召喚だが)のノリで投げる。すると部屋の床にまで魔方陣が紫色に光りながら広がっていく…そしてまばゆい光に目が眩む…!!!!
光が収まると、そこにはカードのイラストの女の子がそのまま出てきていたようになっていた。おれは驚きつつも「君は、あのカードの?」と聞くと彼女は『正解♪』とにかっと笑い俺の肩に手を置く。実体化している…本当に召喚できた…と驚きと喜びに放心しかけていると柔らかいものが俺の口に当たる…
放心から戻ってくると彼女の顔がめちゃくちゃ近くに来ている…そのまま俺の口のなかにぽってりとぬめったものが入ってきていることでキスされていることがわかった…
どれくらいの時間がたったか、彼女は口を離して『あたしはレイチェルよ、あなたは?』と聞いてきたので俺は自己紹介をする。彼女は『ヒカル…♪あなたのところに召喚されてよかった♪』と屈託なき笑顔で言う、それから詳しいことを聞くとどうやらあのカードに書かれていた世界は本当にあるらしくいわば異界。そこでは人間の男が希少で旦那探しのプロジェクトがこのカードゲームの正体らしい。
俺は「なるほど…」とゆっくりと彼女の言うことを飲み込んでいく…そうしているうちに彼女はスルスルと服を脱いでいく…
そして脱ぎ終えた後こちらを向く、少し頬に朱がさしている…彼女は『さぁ、楽しみましょう…♪据え膳を食べない真似はしないわよね?』と少し尻を広げて秘所と淡いピンク色の尻穴を見せてくる…俺は「そっちが望んでるなら…」とゆっくりと服を脱ぐ、彼女はその間にアイテムが書いてあったカードのイラストと同じものを用意すると蓋をはずして霧吹きのようなものを取り付け、周りに噴霧した。元々こんな美少女に迫られて興奮を隠せないが彼女の入っていたパックの中身のカードに淫気活性剤と書かれていたの
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