ある戦乙女の軌跡

俺は、ジョー。今日トレーニングを終えたらいきなり白い鎧をきた女形訪ねてきた

ジョー「あんたは?」

???『私はヴァルキリーのエフィ、貴方は私の主に選ばれました』

ジョー「主神、か」

エフィ『はい』

ジョー「ハッ、お前は主神の傀儡か」

エフィ『?』

ジョー「そんなに魔物を滅ぼしたいなら自分が最前線に出るべきだろう?なにもしない神様に従う義理も理由もない」

エフィ『こちらにも、理由があるのですよ…』

ジョー「生憎だが、断る」

エフィ『…』

ジョー「主神の走狗に成るのは御免だ、俺が戦技を鍛えているのは主神の走狗になるためではない」

エフィ『…』

ジョー「もっと魔物の事を知ってから考えを出す方がいい」

エフィ『?』

ジョー「偏った見方では暴走する」

エフィ『…』

ジョー「そんなに魔物を滅ぼしたいなら自分が最前線にでなくてもこの世界ごと滅ぼせばいい、この世界を作った神様ならそれくらいできるだろうよ?」

エフィ『…』

ジョー「なにか言ったらどうだ?」

エフィ『私は…』

エフィは自分の事を話した、実力こそあるが精神的なもので落ちこぼれであること、そして魔物の事を知ろうとしていることを

ジョー「なら自分で感じてみたらいい」

エフィ『良いのですか?』

ジョー「邪魔をしないならな」

それから数年の月日が流れ、エフィは手紙を残して消えてしまった

ジョー「…」

そのまま手紙を読む。エフィの手紙にはこう書いてあった












私は主から呼び出された、私は帰らなければならない。もう会うことは難しいでしょうが貴方との日々は私の考えを固めるのに十分なものを与えてくれました、本当に感謝しています。

とあった

ジョー「…?」

外に出ると、羽根の欠片が落ちている

ジョー「もしかして…」

その欠片が落ちているところまでいくとまた欠片が落ちている

ジョー「これは、道標…」

そのまま辿っていくと真っ白なハート型の両手で抱えられるほどの大きさのものが落ちていた

ジョー「これは…」

そのまま手に取ると、俺は上に引っ張られる感覚と共に上に飛んでいく





















ジョー「ここは…」

引っ張られた感覚が終わると、真っ白な階段があるところにきていた

ジョー「あれは…!」

階段の先にエフィがいる、話を聞かなければ…

ジョー「!!」

そのまま階段を駆け上がっていく

ジョー「エフィ!!」

エフィ『ジョー!?なぜここに…』

そのまま走っていくと、エフィが振り向いた。が…

ジョー「がっっっっっっ!!!!」

俺のあばら骨のしたから腹に駆けて槍が突き抜けていた

???『侵入者は排除します』

エフィ『どう言うことですか!?ここにジョーがたどり着いたら…』

???『裏切り者との約束など守るわけがないでしょう…』

ジョー「どうやら、自分ではなにもしない神様か…無能が…」

エフィ『!!』

その瞬間、エフィは俺に駆け寄り抱き抱えた

エフィ『ごめんなさい…』

ジョー「…」

エフィ『私が戻らなければこんなことには…』

ジョー「いや、悪いのは奴だろう。魔物でも大概の約束は守る」

エフィ『やはり…』

俺が回復魔法で傷を塞いでいるとどんどんエフィの眼が据わっていく

エフィ『…』

主神に殺意の眼を向けている

ジョー「??」

エフィ『滅ぼすべき悪は主神、貴方です…!!』

ジョー「!!」

エフィからものすごい殺意が出てきている

エフィ『!!』

そのままエフィは俺を突き刺した天使の顔面に拳をめり込ませて首を思い切り捻り投げ飛ばす

???『裏切り者だ!殺せ!』

エフィ『!!』

そのまま槍をもって突っ込んできた他の天使の槍を剣で柄の部分を切り落とし、その切り落とした部分を首元に投げつける

???『か…ひゅ…』

そんなことが続きあっという間に天使たちは殆ど最低戦闘不能になった

ジョー「…」

エフィ『…』

そのまま真っ暗な眼で主神に迫る

ジョー「俺としても、怒りはある」

何とか内蔵の回復がおわり立ち上がる

ジョー「こんなんだから魔物に勝てないんだよ!!」

そのまま走り間合いを詰め主神の顔に拳をめり込ませる

主神『んぐぉ!!』

ジョー「攻撃したということは、だ。攻撃される覚悟があってのものだよな?」

そのまま何度も拳をめり込ませる

主神『こんな…ことをして…』

ジョー「神様は殴られらのもはじめてか?えぇ??」

さらに首をつかんで持ち上げ、このまま鳩尾に渾身の拳を叩きつける

主神『!!』

ジョー「やらせると思うか?」

反撃しようとしたのでそのまま片腕を掴んで地面に叩きつける

ジョー「っ…」

内蔵の傷は塞いだが血が止
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